なぜ、支援を必要としている子どもに関する事を記事にしようと思ったのか?

毎日お疲れ様です。
保育士のMiikaです。

今日は、なぜ障害を持つ子どもに関する記事を書こうと思ったのか?を書いていきたいと思います。

◎なぜ記事に?


私は短大を卒業してから現在に至るまで、転職はしたものの保育士の仕事をずっとしてきました。
こども園で、発達支援センターで、障害児通所施設で、主に発達障害と呼ばれる支援が必要な子ども達と関わってきました。

障害の程度に差はあれど、支援が必要なお子さんはたくさん居ます。
ですが、支援が必要な子どもが居るところに、
適切な支援(関わり)ができる大人がいるかというと必ずしもそうではないです。

例えば、幼稚園や保育園、こども園の場合。
教諭や保育士は幼児教育や保育に関してはプロですが、障害の知識や関わり方、支援方法などは
「詳しくはわからない」
「クラスにも障害の診断がついている子はいるけど、実際どう支援して行けばいいかわからない」
「お母さんと話し合いながら支援している」
と、具体的な事はわからないという先生方もいます。(全員の先生がそうというわけではありません👍)

これって、一見大きな問題ではないように見えますが、すごーくもったいないと思っています。
子どもが1日の主要な時間を過ごす園で、慣れ親しんだ先生と過ごす、というのは、とても大事な時間です。
専門性を持っている先生が子どもに関わることができれば、最大の療育効果があると思うのです。もちろん、慣れている環境(人も含む)だからこそ子どもに甘えが出て、支援に支障をきたす場合もありますが。


そこで、現場の教諭・保育士・子どもに関わる仕事をされている方に、

  • 障害児への関わり方

  • 障害についてより深い知識

  • 保護者の想い

  • 専門性を持つということ

  • etc…

をぜひ知ってほしい!!
という熱ーい想いを持っています!


また、支援を必要とする子どもさんがいらっしゃる保護者の方に向けてもお伝えしたいと思っています。

なぜなら、
「園で⚪︎⚪︎なところが気になるので、保健センターに相談してみてください」
「園では毎日のように癇癪を起こしています」「集団行動ができなくて困っています」
などと先生に言われる保護者の方がいらっしゃると思いますが、困っているのはその子ども自身であり、保護者です。

保健センターに相談してみたけど、保健師さんに外でたくさん遊ばせてくださいって言われた。
たくさん話しかけてあげてくださいって言われた。
心理士さんに、手先を使う遊びがいいので粘土や折り紙などしてくださいって言われた。

でも。ただこねてるだけでいいの?折り紙ちぎってるだけでいいの?検査では3ヶ月ほどの遅れが見られますって言われたけど、それは異常なの?子どもの事に関して心配なことなんてなかったのに、急に先生から子どもの発達の事を言われてびっくりしている!…
など。

せっかく相談に行ってるのに、逆にモヤモヤして帰ってきたという保護者の方の話を何度か聞いた事があります。

誰かが悪いというわけではなく、保護者も支援者(先生、保健師、心理士など)もそれぞれ役目を全うしているだけなのですが…

保健師さんや心理士さんと保護者の方の間にできた溝を、これからお話していく記事で少しでも埋められるように、保護者の方が子どもに対して少しでも前向きに捉えられるように、書き進めていきたいと思います。


Miika

〜この記事が、必要な方へ届きますように〜

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