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子離れするには寂しさをちゃんと感じて受け止めて。

親離れ子離れについて、いつの時代もつきまといますよね。
以前、娘さんが「同棲したい」と言ってきた元同僚の話から思ったことを書きました。

親が子供を心配するのは色んな理由があると思います。

子供が健康であるか、
子供がやりたいことをやっているか、
子供が納得した人生を過ごしているのか、
困っていることはないか、
助けてあげられることはないか、
楽しい日々か、
などなど、心配する理由はたくさんあります^_^
子供への愛から。

しかし、親のエゴからくる心配している風なこともあります。

同級生のお子さんは結婚したけどうちの子はどうなってるのかしら、
勉強しないから塾に通わせているのにこのままで大学にいけるのかしら、
同棲したいと言うけど、社会人だとしても責任持って生活できるのかしら、

など、親の体裁やプライドを保つための心配風なことがあると思います。

子供を信じてあげましょう。
そして自分も信じましょう。
「この子は大丈夫だ」と。

危険なことや命に関わること、人を傷つけることは制する責任が親にはあると思います。
でも子供は親の所有物や代替ではありません。

好みも違うし、意見も違う、考え方や大事にするものも親子でも違いがあります。
お互いを認め合っていくことで、成り立つものです。

私は娘がはいはいを始めた頃、初めて夫の実家へ娘を連れていきました。

その時夫のお母さんが娘のことを、

「なんだろ、この人は!(笑)」

と娘がハイハイが上手くできずにどんどん後ろに下がっていく姿を見て言ったんです。
その時に、
あー、娘は私とは別人格で別の人なんだよなぁ
と感じました。
「この人」とお母さんが言った言葉にハッとしたのです。

当たり前ですが、幼い時から娘とは服の好みも違うし、興味を持つものも違いました。
当たり前ですよね。別人格なんだから。
だから幼稚園に行く前から娘は好きな服を勝手に選んで着ていました。
私は手芸やアロマなど自分で何か制作することに興味がありますが、娘は全く興味なし。
観葉植物の世話は私は普通にできますが、娘は花束をそのままドライフラワーにしてしまうほど無頓着(笑)。
それでも私は悲しくもないしイライラもしません。
娘は娘だからです。

それでも子離れする時々で、自分の中からでてくる寂しさを感じます。娘の成長と引き換えに寂しさがやってくる時があります。

でもきっとそうやって寂しさを感じながら、私の母も私を信じてくれたんだなと思い、娘を信じています。

子供を信じることが子離れには必要になってくると思います^ ^

親離れできていない大人も案外いらっしゃいますよね。え?その年でお母さんにそんなことやらせてるの?ってなこと。
そのお母さんは子供を信じて突き放すことができなかったのかなって思ったり、それに甘んじて親離れできないのかなと思ったり。

本当は親離れしていく子供を親は喜んでいいはず。子供が成長しているんだから。
その成長の機会を、親のエゴ(子離れできない)で潰してしまうのは、自分の願いとは反対のことをしていることになります。
子供の成長を望んでいるのに、子供の成長を邪魔しているんです。
お互いのために良くないですよね。

だから、寂しい気持ちをちゃんと受け止めて、子供の成長を願いましょう。
子供を信じて!

子供の人生は子供のもの
親の人生は親のものです^ ^






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