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挨拶って分かち合いたいってことなのかな。

先日、近所のスーパーに買い物へ行った帰り道で、声をかけられました。

「立派なお花ですよね〜」

車が通らない細い道で、急に通りすがりに声をかけられました。
道沿いのどなたかのお宅の庭に咲いている真っ白な大ぶりのお花が、道路側まで顔を出していて、そこに1人の70代くらいの女性の方が立ち止まっているなぁ〜と思って歩いていた時でした。

「綺麗ですね^ ^」

と一言お返事をして私は通り過ぎました。

その女性の方はきっと、自分が感じたことを分かち合いたくて、つい私に声をかけたのでしょう。
素敵だなぁと思った気持ちを分かち合いたくて。

挨拶ってそういう「分かち合いたい」ってことなのかな。
おはようございます!って
お早う御座いますって
朝早いことをお互いに分かち合いたいのかな。
こんにちは
こんばんは
さようなら
ごきげんよう
挨拶って相手がいないと成り立たなくて、一方通行でもなくて、お互いに受け止めあってて。
結局分かち合っているってことなのかなぁ。

その女性の方に急に声をかけられて少し驚きましたが、なんだかその後気持ちがよかったです^ ^
お花をめでて素敵だと思ったことを、私に分けてくれたんだって思ったら、なんか嬉しくなりました^ ^

実家へ帰省して、近所を散歩していると、地元の中学生が挨拶をしてくれます。
見ず知らずの大人に、元気よく、
「こんにちは!」
って言ってくれて、初心に帰った気持ちになりました。
田舎で人が少ないところだからこそ、挨拶を大切にしているんだなぁと。
清々しい気持ちになります。
なんか心の中にあるものを思い出させるというか、仕舞い込んでいたものを急に見つけたような感覚になります。

挨拶に重きがない人もたまにいますが、気持ち良く挨拶することで自分も相手も存在を認め合うような作業なので、やっぱり大切なことなんじゃないかなぁと思いました。

今日もそのお花は咲いていて、綺麗だなぁと思って買い物へ行きました^ ^





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