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ネーティブスピーカーは全能の神ではない

日本に住んでいる日本語のネーティブスピーカーのみなさん!

例えば、どうして上の文章で

日本“に” とか、日本語“の” とか使っているか?
説明できますか?

特殊トレーニングを受けていない限り、大抵の人は説明できないはずです。子供の頃から、音を聞き真似して身につけた人は尚更そのはず。
逆に言えば、それでも使えるんです。言葉というものは……。

そして、1番上に私が書いた文章でさえも表現方法はいくらでもあります。

ネーティブスピーカーであれば、上の表現を丸々覚え込んで、それしかないとか思わないしなんも考えずすらっと読むでしょう。

そう、それがネーティブスピーカーなんです!

ネーティブは努力しなけりゃ説明できない人が多い。

そして、ネーティブスピーカーとやらもどこに住んでいたか、どんな人生を歩んできたかによって表現方法も言葉のチョイスも変わります。
まさに生き方が反映される。

だから、みんなおんなじ言葉遣いはあり得ません。方言、社会風土は意外と細分化されている。

これは狭い社会で生活してきた人になればなるほど気付きません。どの国でもそうです。

なので、英語も日本語も関係ない。
この事実を案外気付かない人は多いと私は思っている。

でなければ、闇雲に暗記してそれをそのまま使おうとはしない。地域性や関わる場所により言葉や音が変わったりも気にかけるし、使い分けしなければ上手くいかない事実も気付くはずだ。

気づいていれば、全員一律の勉強方法に疑問を抱かず続ける人は少ないと思うからだ。

(まあ、面倒だから無視する人はいそうだけど。英語ネーティブの中に混ざると、後から大変な場合もあるんだけどね…)

私はオーストラリアで英語発祥の地である英国出身の、英語教師に英語を習った経験がある。

正直に言って、彼らの出身地、階級、育ち、経験、職業のバックグランドによって、それぞれ訛りは違うし表現方法や言葉のチョイスは全く違った。

そして、性格が我が強く、尚且つ狭い世間を生きてきた人は、

「この表現は使わない」
「この方が良い表現」
「この言葉は死語」

のようなことを頻繁に言って教え込む。

けれども、違う人に変わると、その否定された表現や語彙を使う人は平気でいる。

そんなものは、人によるのよ。

彼らは英語発祥の地なので、流暢に喋るけど例えば、

「どうして〇〇と言っては変なのか?」

のように質問しても、

「私が使ってこなかったから」
「私が音が不快だから」

としか言えない。

狭い世間を生きてきたネーティブスピーカーは、

「この表現は使わない」
「この方が良い表現」
「この言葉は死語」

とかすぐに言う。

1番強烈だったのは、

「私は英国人!だから、私が辞書よ!」

「あなたたちは、英語喋らない国出身だから、私より下級民族!私の言葉を真似し従いなさい!」

と言った人がいることだ。

本気な顔で平気で言っていた。まあ、正直ものだろうと思うから分かりやすい人だ。

けれども、英語喋らない国は下なのか?

変な思想だなとは思ったし、親しく話すのも真面目に話を聞くのもやめよ!と決めた……。

言っておきたいけど、こういう人は自分の語彙力はないのに、英語圏以外の人が知らないと思い、それを良いことに威張り散らして快感を得てるだけなんだ。

教養がある人は様々な表現を使いこなしている。

こういう教師は、程度が知れるし品格もない差別主義者だ。

日本で、

「この表現は使わない」
「この方が良い表現」
「この言葉は死語」

なんて言ってる人を見ると、あの時のレベル低いバカ英国人を思い出す。

みんなで、読書の話になったことがある。

そのレベル低い教師の愛読書はすごく単純な文章で構成されている、モダンな大衆向け官能小説だった。

なんでそれが分かったかというと、すごく良いと強烈に勧められ、内容も何も知らなかったから好奇心で後から読んでみたからだ……。まあ、そういう層の好みや思想が分かるよねと……。

読んだら驚くほどくだらない低レベルな下品な物で、内容もなかった。しかも構成も良くなかった。

私の感想は、

つまらん。
バカ構成。
時間の無駄。
駄作。
こんなの勧めるなんてイタいな。
あいつ、いちお教師なのに恥ずかしーー

などなどだ 笑

多分、イギリスでは教養ある層からはかなりバカにされる層に属する人物だろうと思う。

英語話せるだけで威張れるなんてお笑いもいいとこだ。

そういう層が、簡単に断定系に

「これが正しい!」

とか簡単にいうんだなと知った。

日本にも、見た感じそういうインチキ英語教師は多いので注意すべきだと思う。

別に英語を話すネーティブスピーカーというだけで、教養があるわけでも品格があるわけでもない。表現力が巧みなわけでも、知識があるわけでも、頭が良いわけでもない……。

日本人の多くは、残念ながら英語を話せる外国人なだけで一種の尊敬を抱いてしまう人は多い。
実際に多くそういう様子を見てきて、私は飽き飽きして幻滅している。

英語圏なら当たり前でしょ。目覚ませよと 笑。

日本で生まれた日本人は日本語を喋る。

しかし、それだけで教養があるか品格があるかは分からない。表現力が巧みなことや、正確な知識があることや、頭が良いと言語だけで保証できるわけでもない……。

それがなぜ英語だと、なぜ一気に騙されるのか?
洗脳なのかな?

英語のネーティブスピーカーなだけで全能の神ではない。

日本語を話したって全能の神ではないでしょう?

ネーティブスピーカーというだけで、全能の神である証明などできないのに、なぜすぐに騙され本質を見れない人が多いのだろう。

こういう異様なコンプレックスや崇拝するその心こそが、英語を使いこなせないことに繋がっている人さえ多いのではないだろうか……

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