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豪州のハロウィン

私は今東京にいるので、渋谷のハロウィンの様子を気にしながら明日の予定を考えています。
大混雑、そんな好きじゃないんですよね。

今日は、私が西オーストラリア州のパースに住んでいた時に感じたハロウィンについて書きます。

ハロウィン近くになると、オレンジ色のでっかいカボチャや限定品がスーパーに並び始めます。
もちろん、ホームパーティーをする人もいます。
ただ、ある程度成長した人が通りに集まってバカ騒ぎするというのは一度も見た事はありません。

郊外に住んでいれば子供が

Trick or Treat!  

「お菓子よこさないと、悪さするぞ!」

と訪問してくることはあると聞いていましたが、私はイーストパースというパース近郊に住んでいたので、ハロウィンとは無縁に何年も過ごしてきました。

あまり特別騒いでる人はいなかった

パースに住んでいる人は、お酒が好きでみんなで飲んで騒ぐのが好きな人も多いです。だから、ハロウィンだから特別に騒ぐということはなく、騒いでたのがたまたまハロウィンだった、とかその程度の感覚の人も多い印象でした。

仮装衣装売ってはいても、そこまで豊富でもなかった。

1番の思い出は、パーティ用品が売っている日本でいえば100円ショップ的な店に入ってレジに並んだら、すごいクオリティーの血を流したゾンビがレジ打ちしてて驚いた経験です。

グロさがすごかった。聞いたところによると、血の再現やアザの作り方傷跡の再現に3時間以上は軽く費やしたと自慢されました笑

だから、まあ凝る人は凝るのだろうけど、街中で見た人はそれくらいでした。

知っておいて損はないと思いますが、日本のお祭り気分のようにただ仮装をして楽しむ人もいるにはいるけど、そんな豪華に行わない。

それは、ハロウィンにはもともと宗教的な意味合いが強く出ていることも影響しているからではないでしょうか。

ハロウィンの起源は古代ケルトに遡り、中には気分悪く思う人もいるのは事実です。オーストラリアは割と、キリスト教の影響がある国でその中でも賛否両論が分かれるのがこのハロウィン。

興味持った人は調べてみて欲しいのは、ハロウィンには割と恐ろしい意味合いもあるということ。

あまり大々的に広場なんかでお祭りすると宗教的観点から批判する人もいそうなので、日本の渋谷のようなものは起こりにくいのではと感じます。

子供達が可愛らしく着飾ったり、コスプレしながらパーティしたり、軽く楽しんでる層は近所や友達同士や家族などでこじんまりと行う。そんな雰囲気でした。

私は人混みや大混雑がそんな好きじゃないのでありがたかったですが、お祭り好きには物足りないのかもな、とも思います。

豪州のハロウィンは日本のお祭りのような雰囲気はあまりないよという話でした。


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