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恋愛におけるFlirtというコミュニケーションについて

欧米から派生したコミュニケーション方法のひとつとして、Flirt(フラート)というものがあるのを知っていますか?

これは、Oxford language の訳をそのまま書くと、

”behave as though sexually attracted to someone, but playfully rather than with serious intentions.”

となり、意味は

真剣さよりも寧ろ軽い気持ちで、誰かに性的に興味を向かせるように相手に振る舞うこと

となります。

私も、この概念はそんなに最初は良く分かっていなくて“性的な興味から生じる”恋愛感情を自らこのFlirt(フラート)とやらをする事で楽しんでいる男女が沢山いる事をあまり良く理解できませんでした。

だから、相手がただの遊びでFlirt(フラート)とやらをかけてきているだけなのにもしかして付き合いたいのか?とか勘違いした事もあります。今では、私はバカだったなと思っています 笑。

とても、気が合いそうな雰囲気だったらマジの恋愛感情があるかと思うし、ただの遊びでこういう類の事をする人がいるとは実感できませんでした。

こういう文化、正直嫌いです。ただ、ある事は事実なので理解しておいてほしい。

相手が真剣かどうかは、聞かなければ分からないと思ってちょうどいい。

ただこれは、欧米文化では非常に頻繁に起こっている事です。勿論、個人差がありいろんな考えの人がいますから皆が同じではないけれど。

そして、厄介な事にその度合いも個人によって様々です。

分かりやすく敢えてはっきり言いますが、日本では俗にいうやりチンやヤリまんとされるくらいの遊び人レベルの人もいます。でも、それが双方共に合意されていれば別に成り立ってしまうんですよ。付き合っていなくてもね、、

そういう人達は口と口を合わすキスは序の口だしなかにはSEXを軽いスポーツのようにとらえている人さえいます。あまりに性がオープンで驚く人も沢山いました。私にはちょっと軽すぎて信じられなかったですけど 苦笑。

(そういう事もあるんだよという事を知っておいてほしくて、以前私のはてなブログ『猫の手借りて、オーストラリア大解剖。』でそんな記事をたくさん書きました。)

まあ、最初はFlirt(フラート)でも段々本気になり付き合う人もいそうですがそれは運のようなものですよね。”真剣ではない”という前提がある訳なので。

それだから、目の前の誰かがFlirt(フラート)していたら彼らはどうしているかといえば簡単に言えば、”受け入れる””受け入れない”かです。

別に遊びでちょっとドキドキするのもいいなぁと思えば応じるし、いやいやそんな暇ねーよとか思えば断ります。

キスしたくねーよ。SEXしたくねーよ。いやそれどころじゃない、性的な目で見てくんなよ、なんの遊びだよと思えば全力で無視するもしくはそれなりに口に出して拒否します。

これは、Flirt(フラート)の概念を知っていればこその話だと思います。

オーストラリアの女性たちはとても強い人も多く、

「私は、あなたはタイプじゃないからやめて欲しい。」とか、

「他に好きな人がいるから、そんな遊びに付き合ってられないわ」とか、

「今はそんな気分じゃない、他に行って欲しい。」

などなど。。。。

めちゃくちゃハッキリした態度で突き放す人たちさえ今まで見てきました。

おとなしめの人であれば、無言で無視。それ以外の人はハッキリと自己主張している印象。

そして、別に真剣からじゃなくてもいいや試してみればみたいな人達はFlirt(フラート)して遊んでいます。だけど、それはあくまでFlirt(フラート)からのスタートだったと分かっているのでお互いに注意深い”はず”です。まともであればね、、、

だけど、ここら辺の観念が分かっていなければ良い雰囲気だったからそのまま最後までしてしまったけど捨てられたとかいうことになり泣く事になります。

私は、日本人留学生やワーホリが騙されたと言って泣いていたらそれは可哀そうだとは思うけれど、正直言ってこの文化の違いを理解していない事による見解の違いもあるんじゃないかと思うんです。

しっかり意思表示しなければ、向こうが性的に応じて来たから良いと思ったと言われるのがオチだし、実際にそう思っているだけという可能性もある訳です。

実際に応じていると思っている場合は、ただの文化の違いで全く相手に悪気はないわけで何を言っても通じないと思います。

残念ながら、意思表示がない以上は。。

なかには、このFlirt(フラート)の概念をアジア人は知らないというのを良い事に簡単に遊べそう〈ヤレそう)と思っている悪人もいます。そういう事を堂々と話しているゴミカスもいるのは事実で、胸糞悪い気分がしたことは何度もあります。

しかも、ナンパするバカはヤレそうと思って声掛けて来る人もいるし私もそういう人を今まで撃退してきました。迷惑なので、、

こういう曖昧なFlirtという概念があるために、欧米でも問題は絶えないのでしょう。最近では、性的同意でYESがなければ犯罪になるという流れもでてきています。

本当は、性的同意に関してのルールなんてない方が良いはずですよね。ただ、Flirt(フラート)という遊びの概念をはき違えるバカが多いためにこういう法律みたいなものが世界的にできてしまっているんだろうな。今はかなり法的にどこも厳しくなってきるのは変な流れで皮肉です。

人との付き合いは、感情のやり取りがあるもので片方だけでは決まらない。

後は、後々振り返りお互いに傷つけないようにする配慮をするのが良い。思いやりの問題です。

この基本的な事が分かっていれば十分で、それを性的概念にもただ当てはめるだけで良いはずなのになとも思います。

1つのコミュニケーション様式のFlirtだけど、感情のやりとりがあると考えれば間違った方向にいかないはずです。

ただ前提条件として、真剣でないものなのでそれを分かった上で相手が嫌がっていないか見て欲しいなとも思います。

そして、海外で性的に興味を抱かされるようなコミュニケーションされたらそれはFlirtという考えがある以上は、まずは遊びと思っておいてちょうど良い。

それで、嫌だったらちゃんと意思表示しなければいけないし、相手に恋愛感情を抱くようなタイプかタイプじゃないかも相手に伝えないと分からないという事です。

海外では伝える事や相手の考えを知る事をせずに色恋沙汰を進めたら良くない事が起こる可能性は高い。これを知っておくべきと思いこの記事を書きました。

伝えなくても分かるなんて事は、幻想と思ってちょうど良い一つの例です。

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