不倫されて、夫のことが信じられなくなったあなたへ
過去に夫の不倫で傷ついたことがある方は、その後、相手を再び信頼することが難しくなってしまいます。
それは、また繰り返すかもしれない、と心の底で思っているから。
もう胸が張り裂けるような苦しい思いをしたくないから。
だから無意識のうちに、夫の行動を終始監視して、安心したり不安に思ったりなど、一人で脳内で妄想を膨らませるようになります。
でも、そうやって常に相手に対して、疑いの心を持って生きていると、その人の言動ひとつひとつが怪しく見えて、全てが自分の疑いの裏付けのように見えてくるもの。
自分がもしそのような疑いの目でいつも見張られていたらどのような気分になるでしょうか?
いい気持ちはしませんよね。
そう、あなたが疑いの目で夫に接していると、もちろん相手だって心地よく思わず、あなたに対して不満を感じ、一緒にいたいと思わなくなります。
次第に、どこか別のところに自分の居場所を求めるようになってしまうかもしれません。
そうすると、あなたが心配していることが現実になってしまう可能性が大きく高まってしまう、という流れが想像できるでしょうか。
つまり、あなたが自分自身で、夫の不倫の原因を作ってしまっているということなのです。
では、抑えられない不安に対してどのように対処すれば良いのでしょうか。
それは、相手を信頼すると心に決め、信頼を態度に示すことです。
人は、信頼されると、それに応えたくなるものです。
無償の愛を与えてくれる人を、何度も平気で、傷つけられるような人は多くはいません。
「でも、もし夫がまた繰り返したら?また傷ついたらどうすればいいの?」と不安が拭えないと思います。
でも大丈夫。
もし傷ついたら、そしたらその時は思いっきり落ち込めばいいのです。
あなたはすでに、ものすごい打撃を受けても、ちゃんと立ち上がって前進することができた強い人。
また倒れても、絶対立ち上がることができる。
だから今は、起こらないかもしれない「その時」を心配するのはもうやめましょう。
勇気を持って、不安を手放してみてください。
手放しても、不安の雲はまた何度も戻ってきてあなたの心を覆ってくるでしょう。
でもその度に「私は不安に支配されない」と決意すれば、簡単に追い払えるようになります。
そうすれば、だんだんと、快晴の日が増えてくるようになりますよ。
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