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書くデトックスのすすめ

目覚めた瞬間から憂鬱。3月に入ったくらいから、無気力状態に突入していました。とにかく何の気力も湧かない。ずっと寝ていたい。自分の仕事をするだけで精一杯。

しばらくは抵抗せず、停滞の渦に大人しく流されていたのですが、さすがにこのままだといつかベッドと一体化してしまいそうで。なんとか今の自分にできる範囲で打開策を打とう……と、今日はノートとペンを手にとりました。

やはりこういうときは「書くデトックス」に限ります。私はわりと日常的にやっているほうですが、今回はいつもと少し違うやり方・目的で取り組んでみることに。結果、モヤモヤが排出されたようでかなりスッキリして、今こうしてnoteを書こうと思えるくらいには回復しました。

せっかくなので今日は、私を回復させてくれた「書くデトックス」のことを紹介させてください。紙とペンさえあればできるので、とてもおすすめです。

ジャーナリング

ジャーナリングは、頭に浮かんだことを書きだす行為のことです。初めてこの言葉を知ったとき、実は「これ、日常的にやっているな」と思いました。私は寝る前に日記を書くとき、その日あった出来事を書くのではなく、とにかく頭に浮かんだことを優先して書いているからです。

でも今日は、普段の日記とは違って「今、迷っていることに対する感情と向き合う」目的でジャーナリングをやってみました。取り組む時間も寝る前ではなく、お昼間です。

ページの真ん中に線を引き、左に「−」右に「+」と書いてスペースを分ける。それぞれの感情を箇条書きで書いてみる。一気に書き上げて数えてみたら、たまたまどちらも9個ずつになりました(±0だから、無気力状態なのか?笑)。

両方の気持ちを並べてみて気づいたこと。私は選択に迷っているというより、不安や恐怖といったマイナスの感情に、ブレーキをかけられているだけかもしれない。「迷いすぎて苦しい」とか思っていたけれど、違ったみたい。「自分の中で答えは出ている」ってやつか。

「書く瞑想」と呼ばれるジャーナリング。とにかく思い浮かんだこと書くだけでも効果的ですが、特に迷っていることがあるときは「−」「+」に分けて取り組んでみたら、新しい気づきと出会えるかもしれません。

アファメーション

「なりたい自分」を具体的に思い描き、それらを書きとめていくアファメーション。校正者・牟田都子さんへのインタビュー記事を読んだとき、その存在を初めて知りました。

「思考の現実化」「引き寄せの法則」に関する本を読んだこともあって、確かに効果がありそうと思っていたものの、実際にやってみたことはありませんでした。いい機会だと思い、ジャーナリングをした後にやってみることに。

詳しいやり方をいろいろ調べてみて、アファメーションのポイントは大きく「なるべく具体的に宣言する」「ポジティブな言葉を使う」「現在系で宣言する」の3つだと理解しました。例えば、こんな感じでしょうか。

私は駅から徒歩約10分ほどの住まいに、気の合うパートナーとともに暮らしています。部屋には大きな窓があり、心地よい日差しが差しています。仕事と自己表現ができる趣味を両立しながら、充実した日々を送っています。

実際、私はこんな感じのことを書きました(恥ずかしい)。でも「理想」と思えば書いているうちにどんどん前向きな妄想が膨らむし、それに連動して気持ちも明るくなっていくのを感じました。

先ほどの記事によれば、牟田さんは目標を立てる代わりに「妄想用ノート」を用意してアファメーションを継続的におこない、少しずつ自分の思いを実現してきたそうです。

「目標って上限が決まっちゃうでしょう?だからたとえ叶っても想像の範疇を出ないんですよ。妄想はそのはるか上をいく。その方がおもしろいし、わくわくするんです」そんな牟田さんの言葉をあらためて読むと、私もわくわくしてくる。

私も「引き寄せの法則」は本当にあるな、と思っているほうです。自分の妄想を、少しずつ現実に引き寄せていきたい。牟田さんの真似をして、ノートを作ってアファメーションを習慣にしてみようかなと思います。


「書くデトックス」は、紙とペンさえあればできるのが何よりのいいところ。おかげで私は明日の朝、今日よりいい気分で迎えられそうです。

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