いぐちゃん

少しの彩りと気付きがあるような文章を。 ビーズアクセサリーブランド「Soluna B…

いぐちゃん

少しの彩りと気付きがあるような文章を。 ビーズアクセサリーブランド「Soluna Beads」クリエイター/ヨガインストラクター/バックパッカー/ シンママ/4歳と1歳子育て中 作品ご購入はこちらから👇 https://lit.link/solunabeads

マガジン

  • 普通の女子大生が世界一周したお話

    20歳の女子大生が大学を休学してバックパック背負ってみた。

  • ハンドメイドストーリー

    ビーズアクセサリーブランド「Soluna Beads」のあれやこれや。

  • ひとりごと

    日々の育児で感じたことなど色々に。

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私がヨガを伝える理由

滋賀県大津市で活動しているヨガインストラクター兼ビーズクリエイターのいぐちゃんこと明間美沙季(あけまみさき)と申します。 私は、子育て期のお母さんが、毎日happyでご機嫌に過ごすことが、子供とパートナーの幸せに繋がり、世界全体が幸せになると信じています。 お母さん自身が自己理解を深めることが全ての始まり。幸せは外側でなく、自分の内側にあるものです。 その幸せを見つける手段としてヨガを伝え、ハンドメイドのアクセサリーを販売しています。 多角的な視点を持った人々が、個性を尊重

    • 東南アジアと私の青春

      晴れた快晴の日。 移住した新しい土地。 湖畔沿いを車で走る。 シャッフルした音楽からは懐かしい歌が流れてきた。 「あぁ、この歌。こんな晴れた、あの日にも聴いたな。」 記憶が一気に遡る。 東南アジアのどかな田舎町。 クラクションが鳴る喧騒の街。 湿気で満たされた夜行バス。 匂いも感覚もすぐ横で感じられるくらい あの独特の景色が瞼の裏に浮かぶ。 バックパッカーとして初めて訪れた海外は タイだった。 初めて発展途上国を実感したのはカンボジア。 ミャンマーの人々の優しさに

      • Vo.4「あの子へのプレゼントに」

        ⁡ ⁡ インドを後にした私は その後、ケニアに飛び そこからジョージア、トルコを経て 東欧の始まりブルガリアへ。 ⁡ ⁡ その間 アクセサリー作りは欠かさなかった。 ⁡ ⁡ 首都ソフィアにて 欧米バックパッカーが多い 人気のホステルに宿泊した。 ⁡ ⁡ 私はあまり英語が得意じゃなくて (一応会話できるけど、深い話ができないレベル) 欧米バックパッカー達の勢いに押されつつ 共有スペースで1人 黙々とビーズを作っていた。 ⁡ ⁡ ⁡ 「Hey,何作ってるの?」 ⁡ と突然話しかけ

        • Vo.2 「初オーダーはチャイおじさん」⁡

          ⁡ ビーズおばちゃんとお別れし やってきたのはインド🇮🇳 ⁡ ⁡ インドでは 目に入る景色から、口にするもの そして人との関わり合い すべてがこれまでの価値観を壊してくるものばかり。 それはビーズに関しても同じだった。 ⁡ ⁡ 首都デリーから 西の果ての砂漠の街、ジャイサルメールを 目指す寝台列車の中で 私はビーズを通していろいろな経験する。 ⁡ ⁡ 寝台列車とはいえ、片道12時間以上の長旅。 起きてる時間もかなり長く 暇を持て余した私は、当時一緒に旅をしていた友人用にビーズ

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          8本

        記事

          わたしのための、わたしを整える町屋ヨガ〜葉月〜

          こんにちは🌞 ヨガインストラクター兼ビーズクリエイターの いぐちゃんです✨ 夏が始まりましたね🌞 暑い日々が続きますが みなさま、お元気でお過ごしでしょうか? 私はキュウリと冷や奴を 毎日食べています😂😂 さて、8月の町屋ヨガは 「夏バテ解消」がテーマとなります! 外に出ると暑くてフラフラ でも中に入ると冷房で寒くて。。 身体の温度調整に困るのが 案外この真夏期だったり。 食欲が落ちてしまう方も 多いのではないでしょうか? そんな症状にも使えるのが ヨガの呼吸法やポ

          わたしのための、わたしを整える町屋ヨガ〜葉月〜

          Vo.3「君は今も笑ってますか」

          ⁡ チャイおじさんが去った後も 私はビーズアクセ作りに勤しみ 列車に揺られ続けた。 ⁡ ⁡ そして何度目かの途中停車。 見知らぬ郊外の駅だった。 ⁡ ⁡ 出発までの約10分間、 チャイやお菓子、カレーなど様々な物売りが 列車の窓越しに商品を売ってくる。 ⁡ ⁡ そして、乗車してくる人々に紛れて ボロボロの服を身に纏った子供達の姿が目に入る。 「なぜ?」 と思う間もなく 彼らは各座席をまわって物乞いを始めた。 ⁡ ⁡ 私たちと同じ階級の列車に乗れるインド人は、経済的に余裕がある

          Vo.3「君は今も笑ってますか」

          わたしのための、わたしを整える町屋ヨガ

          こんにちは🌞 ヨガインストラクター兼ビーズクリエイターの いぐちゃんです✨ ⁡ ⁡ 4月町屋ヨガのレッスン日が決まりました😌 土日開催希望のお声を頂きましたので 4月は日曜日開催となります!! ⁡ ⁡ 春の心地良い風が通り抜ける町屋。 少し立ち止まって 一緒に身も心もリラックスしましょう ⁡ ⁡ 下記レッスン詳細です どうぞお気軽にお申し込みください☺️ ⁡ ⁡ -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- ⁡ ⁡ ⁡ 私たちは毎日、取り巻く環境の中で その場に応じた役

          わたしのための、わたしを整える町屋ヨガ

          Vo.1「ビーズおばちゃんとの出会い」

          前回は私が運営するSoluna Beadsのコンセプトについてシェアしましたが、 今回は、「ビーズとの出会い」について。 ”微笑みの国、タイ”を体感したお話です。 私が愛してやまないビーズと出会ったのは20歳の夏。 夢だった、世界一周バックパッカーの旅に出て2カ月、ミャンマー行のビザを取るため、タイの首都バンコクに滞在中だった。 バンコクでは、有名なカオサンロードというエリアがある。 別名は「バックパッカーの聖地」 安宿や飲み屋、屋台がひしめき合っており、当時3度目のタイ

          Vo.1「ビーズおばちゃんとの出会い」

          異国の地で”同じ”を見つけること

          あなたは、日本を離れてどこか遠い国に行ったとき、 「変わらないなぁ」と感じるものは何ですか? 私のはじめての「変わらないもの」は、イギリスで見つけた。 高校2年生の夏、研修旅行という名目の卒業旅行で訪れたイギリスは、3週間のホームステイだった。 それが私の海外デビュー。 日本から10時間以上のロングフライトを経て、 ロンドンのヒースロー空港に到着。 飛行機から出た瞬間に、押し寄せてきた華やかな匂いと、聞きなれない言語の嵐。 そして、ゴミ箱からトイレ、自動販売機と、目に映る

          異国の地で”同じ”を見つけること

          Soluna Beadsって?

          Soluna Beadsのコンセプトは「日常の中のささやかなトキメキ」 私は母になって、おしゃれを後回しにしていた時期がありました。 「どうせすぐ子供に汚されるから。」 「スーパーと公園しか出かけないから。」 適当に選んだ動きやすい服を着て、お化粧は最低限、 アクセサリーなんて全くつけずの毎日。 産前は大好きだったプラプラの大振りピアスも、 「子供に引っ張られるから。」 という理由で終いっぱなし。 でも、ある日 「そうや!自分の好きなプラプラしないピアスを作ればいいやん!

          Soluna Beadsって?

          椅子とラオスの夜

          免許の更新にきた。 日曜日の試験場は行列。 その横にずらっと並ぶ待合の椅子。 寒色で統一されたその椅子は 1人分に仕切られており、4人分が1ブロックになっている。 最近はあまり見かけなくなったが、 駅やバス停の待合の椅子の定番。 古びた施設内の風景と 整然とならぶその椅子が ラオスの記憶を呼び起こす。 あれはバックパッカーには定番スポット、 のどかな田舎町、バンビエンのバスターミナル。 南の町、パクセーを訪れるため 夜行バスを待っていた。 そのバスターミナルにも 試

          椅子とラオスの夜

          祈りの先に

          祈る=宗教=怖いもの そんなイメージしかなかった。 旅中、出会う人々に、 「何を信仰してるの?」 と聞かれても 「え、、なにも、、一応仏教?でも熱心じゃないよ」 そんなドモッた受け応えしかできなかった。 旅の初期に訪れた東南アジア。 特に、ミャンマーでは、熱心に祈る人を多く見かけた。 パゴダと呼ばれるお寺は、土足禁止で、 どんな古ぼけた、土だらけのパゴダでも、 必ず、入場口で裸足になる必要があった。 中に入ると、金ピカの仏塔の前に正座し、額を床につけ、 何度も祈っている

          祈りの先に

          人生最大の喜びって?

          誰しも人生において、様々な分かれ道を経験している。 それは職業や進学に関わる大きな決断から、 通勤の道や食べる物、見る映画などの小さなものまで、 人生は決断の連続で分かれ道の連続。 そして誰しも、選ばなかった方が輝かしく見えたりもする。 あの時、違う大学に進学してたら、、、 あの時、バイト先を変えていたら、、、 あの時、あの子に声をかけていたら、、、 そんな風に思うことって多々あるはず。 そんな人生において、 最大の喜びとは何だろう? 私にとってそれは、 自分の子供

          人生最大の喜びって?

          ビールの神様

          今でこそ、 「夏といえば?」 「仕事終わりといえば?」 「ビールでしょ!!!ラブ!!!」 な私だが、 「ビールなんて苦くて美味しくない、、」 とビールを飲めない頃もあった。 暑い日々が続くと何故か、 初めてビールを美味しいと感じたあの日のことを思い出す。 大学一回生の春休み、初めての一人旅でタイを訪れた。 首都バンコクに滞在したのち 隣国のラオスを目指すため、夜行バスを予約した旅の中盤。 蒸し暑く日差しの強い夕暮れ時。 人で溢れかえったカオサン通りを 荷物でパンパンの

          ビールの神様

          動物園の不思議

          子供の頃から動物園に行くことは、 レジャーのひとつであり、楽しみなことであった。 おそらく、日本で生まれ育った人にとっては、これは当たり前の感覚だろう。 檻の中にいる肉食動物に何の疑問も持たずに 「大きいねぇ。すごいねぇ。」と感嘆の声をあげて、何事もなかったかのように帰って行く。 学校や幼稚園の遠足で訪れることもあった。 動物の絵を書いたり、感想文を書いたり。 子供たちが生の動物に出会える場として 教育上悪いものではないとの認識が現代では当たり前。 そんな動物園の存在認識

          動物園の不思議

          パブのお姉ちゃん

          ホーチミンの安宿で仲良くなったSくん。 私たちと同じような、バックパッカー旅人かと思いきや、実は隣国カンボジアにて、歌を歌って生活しているという。 そんなSくんを辿って訪れたプノンペン。 彼と彼のバンド仲間たちが至る所を案内してくれたお陰で、とても充実した滞在期間であった。 その中でも特に印象的だったこと。 出会いは彼らのバンドが演奏しているバー。 「今日演奏するからおいでよ」 と誘われるまま、開店と同時に店内へ。 バーカウンターがメインのそこには 女の子のスタッフしかい

          パブのお姉ちゃん