職場などで自分の機嫌で周りを振り回す奴。いるよね…

不機嫌を武器に
無理やり '謎マウント' をとろうとする。
それが上司や先輩なんかだと厄介。

私もかつて、そのような人に遭遇したことがあります。


そんなことをしても給与が大きくあがるわけでも、役職が大きくあがるわけでも、モチベが大きくあがるわけでもないのに。

そして
不機嫌をふりかざし
仮にヨイショしてくれる人がいたとしても
気持ちが晴れず満たされない。

全く相手にされなければされないで
更に 'ふてくされ度' が加速する。

本当は自分が嫌われているのをわかっているから。

実に面倒くさい奴で、迷惑にも程がある。
未熟で幼稚なわけです。
完全に '闇落ち' しているのです。

不機嫌に全力を注ぐ人は
職場だけに限らないよね。

親子、友人知人、恋愛関係、夫婦間…
いろんな関係性の中でそれはある。

不機嫌な人は
自分自身に八つ当たりをしているのです。

自分の不満…

自分の不甲斐なさ…

自分の劣等感…

それらを見ないふり、知らないふり
無いことにしているから八つ当たりを繰り返している。

自分自身との戦いに挑めない。
だから人を巻き込み、周りを巻き込むのです。

かつて勤めていた職場で
いつも不機嫌で、それがマックスに到達すると誰かれ構わず、ものすごい勢いで怒鳴る人がいました。
それが仕事内容で本当に指導しなければならないミスや失敗があっての激怒ではなく
その人の個人的感情なのです。

無意識で出てしまうのだろうな〜という感じ。
完全に自分以外の人を見下しているので
平気でそれができてしまう…
それはもう、一種の病気のようなもの。

時代は変わってきているとはいえ
まだそのような世界もあるのが現実。

その人は主任の位置づけだったので
実質、現場を取り仕切っていたわけですが
自分の立場もあって、とにかく威張るのです。
施設長にも噛みついたり、入職してくる人が辞めていく…というような悪循環を繰り返していました。

私は、仕事として最低限必要なことは
やりとりしていましたが、それ以外は
その人の機嫌がどんな状態であろうが
完全無視を貫きました。

やりとりせざるを得ない時は
きちんと丁寧に対応することは
心がけていました。
これは誰に対してもですが。

ただ、相手の不機嫌にはのらない。
そこにはメリハリをつけて、何ら反応せず
一切無視をし続けました。

職員の中には、本当はイヤなのに
主任を目の前にすると、おべっかを使ったり、気に入られようとゴマすりをしたり
ヨイショする人も多く、そうせざるを得ないマインドなのだろうな…と思っていました。

でも
どんな関係性でも
不機嫌を武器にする奴に
揺さぶられる必要はありません。

その人自身が自分と戦わないといけないことですし、完全にその人の問題。
関係ない戦いに巻き込まれる必要はありません。

'不機嫌' をふっかけられたら
「私には関係ありません。あなたのモノですから、お返ししますね。」と、ちゃんと相手に返しましょう。

心の中でそう思い、ほっておく。

それがいいよ。