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【観賞記録】舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」(2023.02.04)

概要

2023年2月4日12時15分からの回を2階S席やや右側で観賞しました!

あらすじは以下(公式サイトから引用)。

ハリー、ロン、ハーマイオニーが魔法界を救ってから19年後、かつての暗闇の世を思わせる不穏な事件があいつぎ、人々を不安にさせていた。

魔法省で働くハリー・ポッターはいまや三人の子の父親。
今年ホグワーツ魔法魔術学校に入学する次男のアルバスは、英雄の家に生まれた自分の運命にあらがうように、父親に反抗的な態度を取る。幼い頃に両親を亡くしたハリーは、父親としてうまくふるまえず、関係を修復できずにいた。

そんな中、アルバスは魔法学校の入学式に向かうホグワーツ特急の車内で、
偶然一人の少年と出会う。彼は、父ハリーと犬猿の仲であるドラコ・マルフォイの息子、スコーピウスだった!

二人の出会いが引き金となり、暗闇による支配が、加速していく・・・。

ストーリー&キャラクター | 舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』 | 公式サイト

観賞した回のキャストさんは以下(敬称略)。

ハリー・ポッター:石丸 幹二
ハーマイオニー・グレンジャー:中別府 葵
ロン・ウィーズリー:エハラマサヒロ
ドラコ・マルフォイ:宮尾 俊太郎
ジニー・ポッター:白羽 ゆり
アルバス・ポッター:福山 康平
スコーピウス・マルフォイ:門田 宗大
デルフィー:岩田 華怜
マクゴナガル校長:高橋 ひとみ

ざっくり感想

ハリー・ポッターシリーズ(小説&映画)ファンとして、呪いの子の脚本の翻訳版を初めて読んだ数年前、まず何よりもハリーやハリーの息子たちに再会できたことに対してかなり胸が熱くなった。舞台を見てまたその感情を思い出した。

主人公のアルバスとスコーピウスが親世代と違っていわゆる陰キャ的で、可愛くてかわいそうでそれがすごく愛おしい。生身の人間が演じることでキャラクターに命が吹き込まれて、動いたりしゃべったりする彼らを見たら、本を読んだ時よりもまた更にキャラクターが好きになった。
内向的で不器用なアルバスと、悪い噂のせいで孤立しているオタクのスコーピウスの二人は、もう完全にブロマンス的な関係。周囲に虐められて二人きりで、物理的な距離も近くて、父親世代とのコントラストが激しすぎて熱い。

ドラコが立派に父親をやっている。少年時代からの成長を思うと泣ける。ハリーは結構相変わらず。

アルバスのキャラクターは本を読んだときよりも気弱で優しい印象を受けた。俳優さんの演技の影響だと思う。すごく可愛かった。

魔法の演出はCGを用いておらずほとんどアナログで人力らしい。そのこだわりと迫力も感じられた。ディメンター怖かった。

用語やストーリー展開があまりにも原作履修済みの前提知識を要求しているので、せめてひと通りハリー・ポッターシリーズの映画を押さえておく必要がある。特に4作目「炎のゴブレット」は見ておいた方がいい。

ハッフルパフの優等生であるセドリック・ディゴリーの扱いが若干ひどいので彼のファンがこのストーリーで怒らないのかどうかはちょっと心配になる。私的にはもし推しキャラがこんな扱いされてたら結構悲しいが……。

あと一個人がDIYできるレベルのタイムターナーって……と思った。タイムトラベル系の能力ははっきり言ってチートだからつい気になってしまう。野暮だけど。

2階からだったからかもしれないが、セリフがところどころ聞こえづらかった。話が分からなくなるようなレベルではないけど。

本の段階からセリフの内容が結構変わっている気がした。ロングランの舞台って結構そういうものらしい。舞台は生もの……。チケット高いけどまた見に行きたくなる。
次見るなら絶対に1階SS席で見たい!今回は表情や細かい演技が全然見えなかった。


ハリー・ポッターシリーズの新作映画を作りたいワーナーさん、アルバスとスコーピウスの新作だったら無限に需要あると思います……多分!

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劇場内のインテリア。

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