「仮面ライダーリバイスThe Mystery」感想

「仮面ライダーリバイスThe Mystery」を見ました。

クローズドサークル(孤立した館)内部での犯人追及と、外部での事件捜査が同時進行する『十角館の殺人』を彷彿とさせる構成。

リバイスだけでなく、過去のライダー作品の要素が次々と事件に関わってきて謎が深まっていきますが、一人の人物を起点にその関係が明らかになり、外部と内部が結びついて犯人の指摘に繋がるのは本当にしっかり本格ミステリーでした。

それでいて仮面ライダーとしてのバトルの見せ場もあり、贅沢なストーリーに仕上がっていました。

ライダーでがっつりミステリーをやるというのは実は初だったのでは?(『仮面ライダーW』がありますが、あれはどちらかというと「探偵小説」に近い雰囲気でした)

謎解きの各所に仮面ライダーならではの(しかもクロスオーバーだからこそできる)ロジックが仕込まれていたのも良かったです。

リバイス好き、ライダー好き、そしてミステリー好きにもおすすめの一作でした。


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