こんにちは。今ロンドンからこの記事を書いています。
楽しい気持ちでこの日を迎えるはずでしたが、失恋旅行のような・・ちょっと自分の中で重たいものを背負ってイギリスまで来てしまいました。どうかこの旅で気分が晴れれば、何かが変わればいいのですが。

出発前日、あるライターさんとお話しする機会がありました。このライターさんが講座を開設するにあたりモニターを募集しており、お話を聞きながら希望があればその方の講座に案内すると言う内容です。
事前アンケートがありましたが、今から思えば具体的にライターとして何をしたいのか、実現したいのか曖昧なまま、ふわっとしたままでした。
日本語教師以外にもライターとして仕事がしてみたい、この方のやっていることに興味があるし話を聞いてみたいくらいのモチベーションで申し込みをしていました。

お話をしてから、その方は戸惑っていました。

この方からしたら、ライターを本気でやりたい人を募集しているのに、私をどう導けばいいかわからない様子でした。
というか私がふわっとした状態できた時点で違ったんだと思います。

まず相手を困らせていることにそのときはすごく申し訳なく慌てました。

と言われ血の気が引く感覚でした。

私が日本語教師と他のことも掛け合わせて独立したい、と話したので講座で何を教えるかとかなぜライターもやりたいのかとか一通り理由も聞いてくださいましたが、話せば話すほど上っ面な感じがして非常に違和感を覚えました。

あとでこの相談内容をビデオで送っていただいたのですが、その方は私がどうすればスイッチが入るか、何かに気づいてくれるかを考えてあえて厳しい言い方をしていました。（ご本人もそうおっしゃってました）
でも私は目が泳いだまま、まだ何も決まってないと言われたことにショックを受けたまま、そしてその方の質問にもきちんと答えず、恥ずかしい自分を隠すかのような自分でもよくわからない返答をしていました。

厳しいことを言ったけどまだスイッチが入ってない感じだからそれはもう仕方ないから自分で変わるしかないですよ。

と言われた時、色々と変わらなくちゃと思ってても、いろんな人に言われても結局自分はうわべだけで何にも変わってないことにとてもショックでした。というか今もすごくショックです。

そう。日本語教師の道。
ハナからこれだけで１本は無理だと思って諦めて全力を出してなかった。
出だしがそんなもんだから、SNSも何もかも中途半端。
結局スタートから中途半端だったんだなと今更気づきました。

かなりショックで最後らへんは涙が出る失態まで犯しました。
その方の言葉というより、自分の今までの生き方全てが恥ずかしくなりました。

あとからビデオを見返すとその方は厳しい言い方をしながらも、ご自身のプロの観点から私がすべきことをアドバイスしてくださってました。それがどれだけ本当はありがたいことなのか。
長年の中途半端な生き方の結果が全て、今にあります。
いかに自分が周りや生徒さんに甘えきっているか、口ではこうする、と言ってもまだ何も全力でやりきったことなどない。

その方は子育てをしながら、毎日早朝から起き、お子さんを送ってから空いている、限られた時間で全力を出しているとおっしゃってました。
私は独身で子供もいないし、時間は家庭がある方よりも確実に余ってるのに半端な時間を過ごしています。

もうこのことから何もかもが崩れて正直抜け殻状態？で今ロンドンです。
自分がこんなところにいて旅行してる場合じゃないとかそんな資格ないとか思ったりもしました。
あほです。
なんでロンドンまで来て泣きながらこれを書いてるんでしょうね。

とにかく気持ちを切り替えよう、と思います。
今自分を否定してしまうモードに入ってしまってますがせっかく時間があるので今までの自分、日本での生活、本当はどうしたいのか、これから何をするのか、考える時間をとろうと思います。

あたたかい紅茶とお菓子をいただきながら、宿のミセスに

Collect yourself（落ち着いて、どうするか考えなさい。）
って言われました。

ミセスは旅のことを意味していってましたが、私は全体的に自分自身にも当てはまるなぁと思ってしまいました。