あなたは恵方巻を召し上がられますか。

わが家では毎年、馴染みの魚屋さんに恵方巻と鰯
を注文しています。


「恵方巻なんて商売目的だ！」

なんて声もありますが、わたしには関係ない話。
なぜって「季節を大切にしたい」という想いが一番
だからです。

わたしの中で最も大切なのは家族の健康を守るコト
。そのために、自宅にいても季節を感じることでリ
ズムを作って欲しいと思うから。

今の時代、医療も発達して持病があったとしても長
生き出来るようになってきましたよね。必然的に認
知症に悩まれる方も増えています。

そこを打破したくて考えたのです。で、自分に出来
るコトを考えた結果の一つが、季節を大切にするこ
とでした。

例えば、恵方巻をいただくのは2月３日（節分）で
すよね。季節の分かれ目でもあり、立春の前日とな
ります。

恵方巻を食べながら、「明日からは春なんだ！」と
感じるコトができますよね。どんなに寒くてもです
。

普通に自宅にいても季節を感じることができます。

少し話は変わりますが、わたしは和菓子教室にも通
っていて上生菓子を作ります。お菓子は季節を表す
ものが多いので、これもいただくたびに「もうこん
な季節なのだ」と感じることが出来ます。

もちろん、これだけで認知症にならずに済むとは言
えません。けれど、遅らせるとか予防する効果はあ
ると思っています。

お話を「恵方巻」に戻して、実際にわが家の恵方巻
を食べる一日を書いてみるので一緒にイメージして
みてください。

今日は恵方巻をいただく日。

（夕方には魚屋のおばちゃんが届けてくれる！）

仕事から帰ると焼きたての鰯と美味しそうな巻き寿司
がテーブルに置かれています。家族でいただくために
お料理をお皿にセッティングします。

（椀物がないからシジミ汁くらいは作ろうか）
（節分の豆も用意しておこう）

家族が揃ったところで

「今年はどの方位を見て食べるんだっけ？」

恵方巻を食べる行為のために家族の会話もうまれ
ます。恵方巻は年により変わる「恵方」を向いて
無言で食べるのが良いと言われています。

「食べ終わるまでは黙って食べなくちゃダメなん
　だよ！」

こんな会話をしながら気付けば皆、笑顔になって
います。互いに食事と場を共有することで生まれ
るもの。

季節を感じられるだけではありません。美味しい
モノを食べることで満足感が生まれ、副交感神経
も優位になります。

いいコトだらけではありませんか？

特にわが家の恵方巻を依頼する魚屋さんは現在80歳
を超えるおばちゃん。彼女は元気にお客様のために
当日は一日中、せっせと鰯を焼かれます。

そんなおばちゃんが焼いてくださる鰯を食べるって
いいコトありそうじゃないですか。元気になれそう
だし、ご利益ありそうじゃないですか？

ちなみに恵方巻はおばちゃんが信頼するお店から取
り寄せられてる商品。これもまた地元では有名な高
齢のおばちゃんが巻いた人気商品だったりします。

完璧ですよね！

儲けることより、お客様目線で値段を上げることな
く品質を守り、提供くださるお店。いいコトありそ
うですよね！！！これも元気とご利益もらえそうで
すよね！

たかだか「恵方巻」って商売目的で、乗せられてる
ってコレでも感じられますか？わたしは思いません
。

全て上手く取り入れ、家族が笑顔で元気になるなら
、問題ないと思っています。「美味しいね」という
満足感と栄養も摂れ、さらに笑顔と会話も生まれま
す。

季節を感じることで認知機能も高まります。
なら、いいコト尽くしじゃないですか。

ちなみにことしの恵方は「東北東」だそうですよ。

～かおのことが気になるあなたへ～

分かりやすそうに見えて、
なにか掴みどころがないと言われるわたし。
他のnoteも手にとってみてくださいね。
そこにヒントがあるかもしれません。
大切にしてきたベースとなる考え方などお話して
います。どうぞこちらもご覧くださいね。