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今話題の、麹町中学の説明会に行ってきた

こんにちは。久しぶりのnote更新です。

昨日、知人にお誘い頂いて、麹町中学校の入学説明会に行ってきたので、そこで取り組まれている画期的なことや、説明会通して感じたことを言語化できればと思います。教育業界で働かれている人、興味がある人はご存知かもしれませんが、麹町中学校は公立中学でありながら、普通の中学とは一線を画した教育方針で話題の学校です。(ご存知ない方は、下記リンクを読まれると、どんなことをやっているかイメージがつくかと思います)

宿題廃止、クラス担任制廃止、購買部を生徒に経営させる、「みんなが楽しめるように」というミッションのもと、生徒に体育祭を企画させる、、、など色々先進的な取り組みをされています。これらの目的はただ一つで、「生徒みんなが安心して学校に通え、自律した生徒を育てる」事です。一見、「これってどの学校でも大事にされてるやん」と思われる方も多いと思いますが、他の学校と違うのは「目的」に立ち返っていることなんですよね。学校は、「各々が自律するために基礎学力を身につける」場ですが、いつしか、「自律する」という目的がおいてけぼりになり、「学力を身に着ける」ことが目的になってしまっている。これは、学校に限らず、働いていてもありがちですが、「手段を目的化」してしまっているんですよね。宿題も、多くの学校では、宿題やることが目的になってしまって、生徒の主体性が失われてしまっています。麹町中学校の話を聞くと、自分の仕事に置き換えても、今やろうとしていることの目的ってなんだっけ?を常に意識して仕事しないといけないなと強く思います。

また、僕が個人的に良いなと思ったのは、学校の方針が、保護者の方にも良い影響を与えている事です。今の会社で働いていても思うのですが、学校や塾(僕の場合は、今働いているプログラミングスクール)で、お子さんの個性を認め、伸ばすのと同時に、家庭、親御さんもお子さんに同じ目線で関わる事ができるようにアプローチする事が、お子さんにとってはすごい大事なんだろうなと。麹町中学校に通っているお子さん、家庭はきっと、卒業してもお子さんにとって暖かいコミュニティであり続けるんだろうなと感じました。今働いている事業部で、「親御さんと仲間になって子供の成長をサポートする」という指針があるのですが、改めてそのスタンスを大切にしたいなと思いました。学校や僕が働いているプログラミングスクールを卒業する時には、良い意味で親御さんのお子さんに対するスタンスが変わっているのが理想だなと。「お子さんの自尊心を伸ばし、みんなが生きやすい社会を創る」ために何ができるかを改めて考えるきっかけになった良い1日でした!

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