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OTTAVA Accademiaで「オペラでイタリア語!」講座を始めました


インターネットラジオ OTTAVAがAccademiaという配信の講座をスタートさせました。〈OTTAVAの学校〉ということで、基本的にはOTTAVAのプレゼンターさんたちが講師をなさるのですが、「オペラ関係も入れよう」ということになったのでしょうか(?)私もお仲間に入れてもらえることに!

配信講座「オペラでイタリア語!」とは?


講座の名前は「オペラでイタリア語!」。オペラに興味があるけれど、どの作品から鑑賞すればいいのか?という方には名作を知るための最適な講座です。すでにオペラ好きの方にはイタリア語の台詞についてのためになるトピックスがたくさんあります。イタリア・オペラやイタリア語全般に関する「あるある」もお話ししていきます。

くわしくはこちらからどうぞ。OTTAVAのリスナーさんでなくても、この講座だけ受講できます。第一回目は7月28日(木)19時から配信されました。この回のお題はプッチーニ作曲《ラ・ボエーム》。そのときの写真がこちらです。

これは第一回目の予告写真です。主人公ミミとロドルフォの出会いの場面を真似て、ロウソクを手にしています(笑)。


これは本番の写真。講座では、OTTAVAのGM、そしてプレゼンターでもある斎藤茂さん(=実は偉い人。汗)がアシスタントを務めてくださっています。


第一回目は「プッチーニ《ラ・ボエーム》で自己紹介」


第一回目の講座はオンデマンドでご購入いただけます(一回のみはこちらからどうぞ)。今の所、視聴期限はないそうです。この講座で取り上げた《ラ・ボエーム》は、19世紀半ばのパリを舞台にした青春群像オペラ。オペラ入門にもぴったりの傑作です!

《ラ・ボエーム》第一幕は主人公のミミとロドルフォが初めて出会って恋人同士になるまでを描いています。講座では、二人が最初に言葉を交わしたときの、敬語から友達言葉になるまでの移り変わりについて説明しました。現代イタリア語の簡単な挨拶の言葉などもご紹介していますので、そちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

そして実際のオペラをやっぱり観たい!ということで、キングインターナショナルさんのご協力を得て、講座の中でオペラのお薦めBlu-rayを部分的にご視聴いただいています。なんと《ラ・ボエーム》が1896年に初演されたトリノ王立歌劇場で、初演120周年記念として上演された2016年のプロダクションです。時代を現代に移しているので、ミュージカルの《レント》などにも少し似た雰囲気の舞台が素敵です。

プッチーニ《ラ・ボエーム》
Blu-ray : KKC-9253
DVD : KKC-9254
発売元:キングインターナショナル(日本語字幕付き)


第二回目は「《フィガロの結婚》でYES, NOをはっきりさせる」


第二回目の講座は8月25日(木)19時からの配信となります!取りあげるのはモーツァルト作曲《フィガロの結婚》。会話の中でのYes, No(イタリア語ではSìとNoです)の使い方についてお話しします。スペインのセビーリャを舞台に、領主であるアルマヴィーヴァ伯爵に邪魔されながらも、知恵者フィガロとスザンナがどのようにして自分達の結婚を勝ち取っていくかをオペラ映像の鑑賞をはさんで見ていきます。


この講座も後からご購入いただき、オンデマンドで視聴が可能なのですが、生配信をご覧いただくと、私たちがおしゃべりをしている間にコメントを書き込むことができます❗️前回の《ラ・ボエーム》の時にも、コメントを書き込んでくださった皆様のおかげで盛り上がりました。OTTAVAリスナーさん以外でも、初めて視聴する方も、気軽にご参加ください。質問も受け付けていま〜す。ご案内はこちらです。


予告!第三回目は「《ラ・トラヴィアータ》で愛の口説きを覚える」


ついでに予告しますと、第3回目はヴェルディ《ラ・トラヴィアータ(椿姫)》を取り上げます。9月15日(木)配信です。タイトルは「《ラ・トラヴィアータ》で愛の口説きを覚える」です。ご案内はこちら。そして、これまでご案内した3回をまとめて購入できるお得な「おまとめチケット」はこちらです❗️



《フィガロの結婚》の原作は、フランスのボーマルシェが書いた同名のお芝居です。こちらは芝居初演当時(1785)の挿絵。



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