"スモール イズ ビューティフル"で生きる
「スモール イズ ビューティフル」
ロンドン大学院時代に出会った、ちょっと変わった経済学者E.F.シューマッハーの言葉。
そして、家業を継ぐ、”アトツギの私”としてのテーマでもあります。
よく聞かれるんです。
「家業をどの規模で大きくしたいの?」
と。
そして私が毎回聞くのが、大きさの定義は何ですか?と。
もちろん売上目標・会社が目指す世界観は持っています。
でも会社の大きさがゴールではないなと、大きさにこだわるというのが自分では見出せず、ここ2年ずっと考えていました。
「大きくするとは?」大きくするの意味ってなんだろう。
って考えている時に、
シューマッハーの「スモールイズビューティフル」(1973年)という本を読み直して、やっぱり私はこの生き方がいいなと行きつきました。
どこに行き着いたのかというと、
「大きく育てる」ことではなく、
「小さい本質・価値を深く育てる」ということでした。
家庭菜園向けの野菜の苗の生産をしている家業なのですが、どれだけたくさん芽が出ても、根が深く張っていなければ、みんな簡単に倒れていきます。
見た目がどれだけ大きくても、根が深くに張っていなければ、収穫まで育ちません。
植物と同じで、しっかり深く根をはる生き方をしたいと行きつきました。
アトツギとして会社を大きくしたい!ではなく、会社をさらに深く育てていきたい。
次は、実践しているたくさんの「小さい」を紹介していきます。
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