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レスの頻度にストレス感じるくらいなら、絶交すれば?

退職して会社から離れるとより、LINEなどのテキストベースのやり取りが気になるようになった。

言い方もそうだけど、いちばんはレスポンスの頻度。これはもう、ストレスの根源。永遠の課題だと思う。


「仕事の速さはレスの速さ」
前職でこう叩き込まれていた。

だから、とにかく速く返していた。実際速く返すことで救われたことはたくさんある。

たとえば、グループLINEで流れてきた「先着4名がディズニー研修に行ける」案内。通常受けると何十万もかかるディズニー研修に会社の経費で行ける、まさに夢のような研修。通知オフにしていたので、ギリギリ気づいて最後の1枠を勝ち取った。

あとは、飲み会の誘いにすぐ反応できる。前職が飲食業だったからか、部長やマネージャーによく飲みに誘われる。大半の会社員は嫌がるけれど、私はとても嬉しかった。

他にも、スケジュールのやり取りがスムーズにいったり、すぐ課題解決ができたり。先延ばしにしないことで得られる恩恵は多い。


こんな価値観を叩き込まれて丸4年生きてきたもんだから、レスポンスが丸2、3日無いような人の気持ちが理解し難い


もちろん、いわゆる「即レス」を求めているわけではない。メッセージを送るそばから既読がつくのは、息苦しいし疲れる。

レスポンスできない、やむを得ない事情もあると思う。仕事に育児に毎日目まぐるしい、この日はスマホは見ない日と決めている、あるいは普段からあまりスマホを見ない、そもそもテキストベースのやり取りがめんどくさい、など。

その人が心地いい頻度でレスポンスするのがいちばんであることが、大前提であるうえで。それでもやっぱり言いたい。過度に返信を待たせる行為は、返信を待つ相手の時間を奪っていると思う。

「ああ、大事にされてないな」と思う。だから一緒に仕事はできない。友だちとしても、ちょっといや。

これって私の器が狭い?基準が厳しすぎる?自分のメッセージの価値を過大評価しすぎ?そのくらい気にするなよって?

やっぱり、相手への理解が足りないのかなあ。そう思って、3日返ってこないLINEを見てはモヤモヤする。自覚したのは最近だけれど、私、レスの頻度でわりとストレスを溜めがちなようだ。



昨日の東京MX番組『5時に夢中!』で、「返信が来ない人の対処法」を取り上げていたらしい。

コメンテーターの回答は「絶交」
「そんな失礼なやつとは関わらなくていい」とのこと。

なんと清々しい。「絶交」なんてワード、ひっさしぶりに聞いた。

そうか。そもそもストレスを感じるような人とは関わらなくていいのか。


「絶交」は強烈すぎるけれど、関わるウエイトは見直してもいいかもしれない。そんなことに気づいた風呂上がりだった。

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