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自分と周りの人の幸せを両立したい|『企画メシ2023』プレイベント

阿部広太郎さん主催『企画メシ2023』のプレイベントに参加しました。

気になって第1回に参加、そしてやはり気になって昨日の第2回も参加。

阿部さんのことを初めて知ったのは、今年3月に受けたSHElikesのコピーライティング講座。

「I love you」に代わるキャッチコピーに心が震え、ことばで心を動かすのってすごいなあ、と感動しました。

その後は、阿部さんのツイッターをフォローしたり、青山ブックセンターで行われた著作『あの日、選ばれなかった君へ』の刊行記念に行かせていただいたり。

わずかな関わりではありますが、その中で何度も目にするのが『企画メシ』。

正直最初は、興味がありませんでした。
「企画」=「会社で仕事として使うもの」と思っていたからです。

加えて私は、0→1の作業が昔から苦手。

すでにあるものをアップデートしてより質を高く、効率的にする策を分析する方が好きでした。


そう思っていたのに、『企画メシ』の告知が流れるたび、気になる自分がいたんです。

気づいたらこれまでの企画生(『企画メシ』の受講生)のnoteを読んでいました。

ひょっとして、自分が思っていたのと違うかもしれない

見てみるだけなら、と、プレイベントに飛び込んできました。

行動したということは、もう自分はその場に行きたいんじゃない?

プレイベントでは、最初と最後に何度も阿部さんが「ノウハウを学ぶ場ではない」ことを強調していました。

では何が学べるのか? 特に印象に残ったのは、「仲間」「自分の中にあるものを探す」「自分と向き合う」です。

企画生は年齢も経験もさまざま。境遇も環境も違うけれども、共通してみなさん表情が柔らかく優しく、しかし真っ直ぐな芯のある素敵な方ばかりでした。

毎回1人あるいはチームで課題に向き合う中で、自分が本当に大切にしていることを見つめ直し、それが「伝わる」ためにどうするか、等身大で自分の思いを口にする。

企画生を見ているだけであれば「素敵」「楽しそう」という印象である一方、実際は1つの企画にたどり着くまでに、脳みそが汗かくほど考えを振り絞ると思います。

全力で1つのことに向き合う。
それだけ人生で熱中できることがあるって、わくわくする。

気づいたら、「その場にいる自分」を想像してました

自分のせいで犠牲になる周りの人たち

今年1年まだ半分も終わっていない中、人生を変える決断を立て続けに行った私の精神は、浮いたり沈んだりの繰り返し。


これまでの私はわりと、自分が進みたい道を自分で選択してきました。


前職を辞めたのは、「自分で仕事の忙しさをコントロールしたいから」と「こんなに長時間働きたくない」という理由が主。

7年間付き合い、うち丸3年同棲した彼氏と別れたのは「このまま人生終わりたくない」「結婚はできない」という理由。


その時々で自分と向き合い、自分で決断しました。
自分の選択には責任を持っています。


けれども心の中で今でも痛くつらく残るのは、自分が選択しなかった方に残された人たち

前職の居酒屋ではいまだに、私の後任は配属されておらず、アルバイトに負荷がかかっている。

別れた彼氏は最後まで「ずっと一緒に居たかった」と話し、今でも出て行った私の帰りを待つ。

自分の選択に自信が持てず、自己否定に陥ることが増えました


私は、自分のことを大切にしてくれる人を不幸にしてまで、その道に進みたかったのか?

自分も相手も幸せになる方法が見つけられなかったなんて、私の力不足だ。


自分の進みたい道に進もうとするたび、周りの人を犠牲にしていることに今でも苦しみます。

そしてさらに、私が不幸にした周りの人たちは決まって私を応援してくれることに、私はまた苦しむのです。

自分が自信持って進んだ道で、周りの人も幸せに

選択に迷うたび私は、自分も周りの人もみんなが幸せになるにはどうしたらいいんだろう、と考えていました。

考えて考えて、結局答えは出ず、「退職」や「別れ」という単純な行動に出てしまったのです。


自分の選択に自信を持ちたい

そう思っていたとき、『企画メシ』のプレイベントに出会いました。

企画とは、誰かがやりたかった、あるいは言いたかったけど実現できなかったことをかなえる、いわば「孫の手」のような存在。

きっとそれは、誰かを、目の前のあなたのことを考えて考えて、考え抜いて幸せにすることだと思います。


企画することで、自分の選択を諦めることなく、周りの人も幸せにできるのなら


こんなに幸せなことはありません。そしてそうすることが、私の使命とすら感じるのです。

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