見出し画像

終わるから、始まる|SHElikes卒業宣言

もう、誰の人生も羨ましくないわ。

そう言い切れた今がきっと引き際で、そしてまた、新しいスタート地点だと思った。

私は今月、昨年2月からお世話になったオンラインキャリアスクールSHElikesを卒業(退会)します。

キャリアチェンジどころか、人生チェンジした

PCひとつでどこででも仕事ができるようになりたい。
自分で自分の忙しさをコントロールしたい。

入会の理由は、ざっくり言えば「キャリアチェンジ」。けれど仕事に限らず、人生と生き方を丸ごとチェンジさせてやるつもりだった。

書くことは得意だし苦なくできるからライターかな?
仕事自体は好きだから、働き方はフリーランスがいい。

そんなことを考えて、前職の飲食業界しか知らない私は未知の世界に飛び込んだ。SHElikesを選んだ理由は、当時は果たして自分が本当にライターに向いているのかわからなかったから。

ライターを育成するスクールはたくさんある。けれど、30万円を下らない大金を注ぎ込んで「やっぱりライターじゃないかも」「フリーランス向いてないな……」となってしまうのが怖かった。そして、「稼げる=成功」の風潮も、あまり好きじゃなかった。


「制約をぜーんぶ外して、何でもできるとしたら何がしたいですか?」

SHElikesのコーチングで何度も何度もかけていただいたこの言葉。「身の程知らずと思わない」「究極のわがままを言う」現実主義だった私は安心してたくさんの欲望を語り、ワクワクして、叶えにいくためにとにかく動いた。

入会してしばらく経つと、「与えられる側から与える側に」という思いが強くなり、コミュニティの運営側に携わった。一気に知り合いが増えて、多くのシーメイトさんに「エビアンさん!」と声をかけてもらえるのが、とても嬉しかった。この頃からXのライター用アカウントが、心理的安全な場所になったと思う。

あの頃描いた理想は叶ってないけれど

卒業する今、当時の理想が叶えられたかと訊かれれば、そうではない。

ライターだけでは生計は立てられないし、フリーランスの働き方は私には少し向いていないかもと思った。

けれど昨年2月、未知の世界に踏み込めたから、選択肢が広がった。

ひとつ固定収入を持って片手余裕がある状態で他の仕事をするのが、私にはちょうどいい。本当にやりたいことを見つめた結果、オーケストラを再開できた。縁遠かったクリエイティブの講座に参加して、たくさんの仲間ができた。お金の知識を付けたくてSHEmoneyに入会して、今はFP3級の勉強をしている。先月からは新しいパートナーとの生活を始めて、人生がまた次の段階に動きそうだ。

私は今、やりたいことができている。
幸せな生き方ができている。

「私が私に還った」ような、自分を取り戻したような、そんな心地がするのだ。


何事も「別れ」や「離れること」は寂しい。
けれど、終わらないと始まらない。

自信を持って「卒業」を選択できた自分に、少しだけ拍手を送ろうと思います。
お世話になった、大好きな学び舎に感謝の気持ちを込めて。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?