休職について。在職から退職時、退職後に至るまで、元人事労務担当が一通り体験した手続きや注意点などの手記

様々な規模の会社で人事労務を全て担当していたので、社保や税金は得意分野です。今回、在職中の休職手続⇒退職⇒その後の傷病手当や雇用保険の手続き・確定拠出年金に至るまで実際ひと通りこなしましたので、シェアしたいと思います。(すごく長いです。細かいです)

ただ、ネット社会に無用に流して良い情報とは思えなかったので、必要な方のみに閲覧と思い、有料ノートにさせていただく事をご容赦ください。


わたしの場合、安全にパワハラから離れるために最終的に『休職』という物理的に距離を取ることにしました。

突然の病欠なら仕方ないにしても、わたしの場合は『ハラスメント』による休職でしたので、同僚はあまり味方ではありませんでしたので、休職にも虎視眈々と事前準備が必要でした。

休職に至るフローや社会保険系の手続きも容易に想像できましたので、こんな計画も通るのだと思いますが。

さて、実際に休職したら、とてもストレスを感じていたのか数ヵ月は無気力状態に陥りました。元気を振舞ってはいても実は心身ともにキテいたようです。

ストレスにより発生した不調や病気は取り戻せるものではなく、随分と体の中はボロボロになっていました。我慢せず戦わず、さっさと休職していればよかったと思う次第です。


①【休職するための事前準備】

■ 診断書を出してくれるクリニックを探しす。

診断書が提出されたら会社側は休職を断れないので、
とにかく診断書をもらわなくては『休職』できません。

また診断書さえあれば、健保の傷病手当金申請書が請求でき、休職中でもお金をもらう事が出来るようになります。

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