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【みかん流】ネガティブな気持ちの処理が上手くなるには?

目の前にあることが問題じゃなかった。

目の前にあることにネガティブに反応してしまう自分の心を、うまく処理してあげられてないからしんどくなるんだね。

ああ、やっとわかったよ。

そして、それを逃がせるようになってきたの。

いい感覚はすぐに言葉に残しておこう。


ザワザワするとき

私がネガティブを強く感じるとき。

やっぱり自分が役に立たなかったときかな。

この記事で、その気持ちと向き合ったんだよね。

共感してくれる人が多かったのかな。

うれしいお知らせをもらったよ↓

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人の役に立てなかったときの私の心の振れ幅は大きかった。

でもそれが行動への大きなパワーになっていたことも確かなの。

その気持ちが強くなかったら、私は勉強だって理学療法士だってここまで頑張って続けられてないと思う。

だから決してネガティブなだけじゃないんだけど、そこに執着しすぎて自分を空回りさせなくていいのかなぁって、やっと気づいたってことだったの。

で、自分を幸せにするためにはどうしたらいいんだろう?と考えたとき、私はネガティブな気持ちが湧き起こったときにそれをうまく処理するのが苦手かもしれないって気づいた。


例えば…

子どもが学校に行かないって言い始めたとき。

学校の先生に言われた言葉にモヤモヤしたとき。

職場で言われた言葉に傷ついたとき。

治療がうまくいかなくて悩んだとき。

こうすれば効率的!と思うことに家族の賛同を得られなかったとき。


そんなとき、私は気持ちがなかなか切り替えられなくて。

ご飯が作れなくなったり、夫や子どもの態度にイライラしちゃったり。

悪循環にハマるとどうしようもなく落ち込んだ。

子どもの発達に特性があるから仕方ないとか、

こんな状況で仕事もしてるんだから大変なんだよねとか、

自分を無理やり納得させようとしたりもした。

だけど、何とかしたいし、何とかしなきゃいけないのにできないじゃない?


どんどん自信が持てなくなったよね。

自分、ダメなんじゃないかなーって。

能力ないんだろうなーって。

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ネガティブな気持ちが沸き起こるとき

思えば、私は仕事や職場がしんどくなって辞めたいと本気で思うことが増えてたの。

もうこれ以上続けるなんて無理でしょ、限界だ!って。

不登校の長男、学校に時々行けなくなる次男、気持ちが切り替わらないと幼稚園に行けない三男。

それなのに仕事を続けるなんて無理だよ。

そんな状況を職場に理解してもらうなんてのも難しいし、言ったところでどうにもならないよ。

仕事を辞めることが解決なわけじゃないのに、それしか解決につながらないと思う気持ちによく襲われてた。


でもね、その気持ちって何かをキッカケに落ち着いたりもするのよ。

現状が変わらなくても、気持ちに余裕ができたり、他でいいことがあったりすると何とかやれるかなって思い直したりして。


まぁ自分が変わったわけじゃなくて、環境が私の気分を変えてくれたから…という部分が大きかったかな。

例えば勉強会に行っていい学びができたとか、お友だちとランチして気持ちが切り替わったとか、お気に入りの洋服が買えたとかね。


そんな経験を積み重ねて思ったのは、

「気持ち次第ってこと?」

ってことだった。


気持ちが沸き起こったときに、それを肯定するような考え方や事実を結びつけて、理由づけしてしまう。

正当化ってやつなのかな。

そのときは本気でその理論は正しい、と思ってる。

でも気持ちが落ち着くと、それ以外のことも見えてきて自分の気持ちの変化にビックリする。

つまり感情に思考が振り回されてる状態なんだろうなぁって思った。

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自分を責める気持ちが冷静さを失わせてる

私ね、不安やこうすべき!が強くて、常に気持ちが興奮状態にあるときが長かったのね。

そんな状態では心落ち着くことがなかったから「感情に思考が振り回されてる」なんて事実に気づきもしなかったの。

子育てがうまくいかなくて、療育と仕事と家事を自分に課して、頑張らなきゃダメって自分を責めてたときはホントにひどかったな。

自分を責めなくなって、自分を幸せにしてあげようって言えるようになって、やっと落ち着いたよね。

そんで、自分のことを冷静に見つめてみたら、意外と気持ちって切り離して考えられるものなんだって気づいたの。

「感情に思考が振り回されない状態」ってこんな状態なんだって。


多分、こんなことできるの、私は初めてだと思う。

多くの人には当たり前のことなんだろうね…でも私は知らないで生きてきたから、この感覚ってスゲェ!!って感じ。

やれるようになったら、なんだ、難しいことじゃないんだって思う。


難しくしてたのは、やっぱり

「こんな自分じゃダメだ!」

と自分で責める気持ちなんじゃないかな。

自分はダメなやつだ、という気持ちが前提にあると、冷静さを失わせるんだよね。

「自分はダメ」と結びつくような現実があると、ついそこに結びつけてしまうのよ、無意識に。

感情に思考を合わせてしまうような感じ。

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次男の例

次男の態度がとても特徴的だから、例に挙げてみる。


私が次男に

「ご飯を食べ終わってから立ち歩いてね。」


と食事中にあっち行ったりこっち行ったり落ち着かない次男にひと言声をかけると、


次男「オレは死んだ方がいいってことなんだね。」


と返ってくる。

本人は至ってマジメで。

本気でそう思って返してくる。

ご飯中に立ち歩かないで欲しいだけなのに、どうしてそうなるんだ?と思うのだけど、次男の頭の中では

『注意を受ける→嫌だ→自分はダメなやつ→死んだ方がいい』

と勝手に結びついてしまってるんだと思う。

湧き上がった感情に、都合のいいように思考が結びついてる。


次男の場合は、「自分がダメ→死ねばいい」になっているけれど、ホントに死ぬつもりではなくて。

死にたいくらいつらいよってメッセージではあるんだけど、注意された理由について向き合おうという視点、どんな理由があったんだろうと思いを馳せる視点はなくて。

だから変わらない。

次男にはそう言っておけばいい、という逃げの気持ちもあると思うし、私の感覚では、それしか考えられないという状態でもあるんじゃないかと思う。

それをさせているのは、もしかしたら「自分はダメ」って言う勝手な思い込みかもしれないなって感じたりする。

そういう思考のクセというか固さは、アレコレ言ったからってすんなり修正できるわけじゃないから難しい。

だからずっと同じことで注意を受けることになりやすい。


とても単純な

「ご飯中は立ち歩かない」

というルールでもこんな状態だとしたら、学校ではかなりしんどい思いをするだろうことは想像できるんだよね。


そんな次男、昨日の夜はかなり不安が強まってた。

そろそろまずいかな…。

注意深く様子を見ていこうと思ってるところ。

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感情と思考を切り離す

感情をネガティブ思考に結びつけてしまいやすい…これって気質だと思う。

不安が強かったり、ひといちばい敏感だったり。

気質に環境要因が加わって、強く出たり出なかったりはするんだと思うけど。


私は高校以降、強まったと思ってる。

その思考回路が修正されず、中学よりも高いレベルが要求される人間関係や社会において、困ることが多い→自分責めのループ、がルーティン化してしまった気がする。


こうなったら、

「自分は全然悪くないじゃん!」

と気づくことからスタートするしかなくて。

次に、感情と思考を離して考える練習。

最近、練習した例を挙げてみる。


<事実>シングルのママが近くにいる状況で後輩の男性に「結婚ってさ!」と語ってしまう。内容的にシングルのママが聞いたらトゲがあるような言い方かもしれない。


<感情>うわー、なんてこと言ったんだ!ザワザワ。落ち込む。ショック。


<思考>私、やらかしたー!シングルのママに配慮できない自分、人間的にダメでしょ。デリカシーなさすぎ。もっと周りを見て、話す内容を気をつけるべき。


ここで終わりにしておくと、またおんなじことを繰り返しちゃうのよ、私。

動機は別にあったから。

もう少し掘り下げて考えてみる必要があると思う。

感情に振り回されない思考とは?


<思考>後輩の結婚観にビックリして、つい経験者として伝えたいと思ってしまった。でも結婚観なんて人によってそれぞれ。そこに周り見ずに突っ込んでしまった私の相手との距離感とか、冷静な判断が弱かったのかも。


そう、フォーカスの狭さに注目できるとちょっと違うんじゃないかなって思う。

あとはやっぱり人の役に立ちたいが無駄に空回りしてるんじゃないかっていう思考の偏り?とかね。


でも見方を変えれば、後輩想いになったりもするし、私ってキャラを知っていれば相手だって流すこともできると思うのね。

終わった事実は仕方ないと流して、次につなげる思考の修正を大切にすることに気持ちを切り替える、とかひとつだよね。

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気持ちの高ぶりを落ち着ける

事実に反応して気持ちが高ぶってしまったら、もうそれは気持ちを横に置いておく、気分転換する、発散するしかないと思う。

一度興奮した神経は、言葉で向き合って納得したとしてもくすぶって残ることだってあるもん。

好きなこと、気持ちが上がることをして、気持ちを切り替える。

買い物、人と会話、運動、いろいろあるよね。

この方法は「感情の上書き」と言えるかな。


でもこれは対処療法で、あまりにもこういう時間が増えて対処しきれないときは、根本を見つめ直す必要があると思う。

それが、今日伝えたいこと。

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自分と結びつけない感覚

「自分はちゃんとできてないかもしれない」という不安からだったのかもしれない。

目の前の問題を、全て自分が悪いんじゃないかとつい感じてしまう感覚が私は強い。

次男と通じるものがあるのよね。

よく言えば向上心があるのかもしれないけれど、そもそも問題なのか?という視点、自分以外の要因を考える視点はなくて。

こういうのをシングルフォーカスって言うのかな。


私の場合、想いが強いほど、このシングルフォーカスが強まると感じてて。

目の前の人を助けたい、人の役に立ちたい、そんな想いが強くなると、目の前の問題をどうにか解決してあげたくなる。

でも実際には、相手の問題は相手のことだから、私が何をしようとどうにもならないと思う。


子育てでも仕事でも、私にできることを淡々とやるしかなくて、できないことはできないし、最終的に本人がどうにかするしかないことなんだよね。

で、どうにもならないなら、今、その人に達成できるような課題ではないってだけだと思う。

仕事でも子育てでも、私にできることは、目の前の問題と思われることを細分化し、できるレベルまで分解して、できることを積み重ねるためのサポートだと感じてて。

できないことはやらせない。

できないことを私が代わりにやらない。

そして、私も自分ができないことをやろうとしない。

残酷なようだけど、それが現実で、それを受け入れられてないのは私なのよね、うん。


そうやって割り切っていくことしかないんだと、やっと実感してるの、最近。

あきらめること、割り切ること、開き直ることが苦手な私。

そこに向き合う。

頑張っても頑張っても難しかった…その先にはそんな自分を責める以外に、あきらめるとか割り切るという選択だってあるんだってことを言い聞かせること。

悲しいけど、それを選択する必要だってあること。

そしてそれは永遠じゃなくて、どこかでまた復活したっていいってこと。

「今は」あきらめる。

そういう折り合いの付け方を増やしていけたら、もう少し楽にならないかなって思う。

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感情と思考、体の感覚を分けて考える

先日、私、感情と思考、体の感覚を分けて考える大切さを記事にしたら、こんなふうに紹介してくださって。

HCCさん、ありがとうございます♪

実は、記事を書いたときはナルホド、くらいで終わってしまっていたのね、私。

で、紹介していただいて、自分以外の言葉でそうか!と改めて納得したり。

さらにこうしてnoteで言葉にしていくと、つながってくるのがわかる。


悲しいとかつらいなぁーって気持ちは大切にしていいし、それは事実だし、どうしようもないことで、抱きしめてあげるのがいいなって思う。

でもそれと思考は別々で感情とは切り離して考えられるといいし、体の感覚だって別でいいと思う。

ひとつひとつに、うん、そうだね、って自分で言ってあげたら喜ぶもんね。

で、それを自分に言えたら、目の前の人にだってできるのよ。

うんうん、そうだよね、つらいよねって言葉をかけるけど、それとこれは別って切り離せる。

それが心の余裕を生む。

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私の勘違い

そう思うと、私は

「わかる、私にもそんな気持ちがあったよ、つらいよね、わかるよー。」

ってときはその感情に振り回されて、相手の役に立てるんじゃないかと勘違いしちゃうのかもしれない。

やっぱり感情に思考が支配されてる…。

気持ちはわかる、と役に立てる、は別なのにね。


なんかひとつひとつ紐解いていくと、私の思考って結構、混線してるなー。

夫はいつもスッキリで淡々としてて、ちょっとそれ冷たくない?って思うほどバッサリだったりするけれど、私はかなり混線してたんだなー。


混線してる人、いるけどね、人間味あふれていたり、元気いっぱいだったり、パワフルだったりもするのよ、悪くないの。

それがダメとかないの。

ただ、混線し過ぎて、ネガティブな気持ちを対処するのが苦手だったら、そのパターンにスイッチ入った!ってときだけ、いつもの対処をいくつか用意しておいて、淡々と自分と向き合ったらいいような気がする。


まずは私がネガティブな気持ちをうまく対処できるようになることが大事ね。

ネガティブな気持ちが強まってるときは、周りをシャットアウトしてでも自分をちゃんと守ること。

できなくてもいい、と覚悟すること。

できなくても私は私、と決めておくこと。

相手の問題に自分ができることを精一杯やったら、あとは天にお任せすること。

私がどうにかしなくていいということ。


目の前の人や患者さん、我が子を何とかしなくちゃ、という気持ちを手放そう。

…なんかうまくまとまらなかったな。

ま、それも今の私。

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