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「一人で生きていける人」と「一人でも生きていける人」

私はおもしろくなりたい。私はかわいくなりたい。私は賢くなりたい。私は尊敬される人になりたい。私は仕事ができる人になりたい。私は英語が話せるようになりたい。私は楽しく働ける人になりたい。私は強くなりたい。私はーーーーーー

私は〇〇になりたい。と日々考える。〇〇は日によって変わるし、思う度合いも変わっている。しかしここ数か月変わらずに、そして同じ熱量で思い続けることのできる〇〇がある。それは、「一人でも生きていける人」である。

私は恥ずかしながら23歳まで一人で生きてきたことがなかった。というのも中学生の物心つくころからずっと、その時その時の彼氏(または好きな人)に依存して生きてきたのだ。「~くんすき!もっと好きになってほしいから勉強がんばろう」とか、「~くんすき!~くんと一緒にいられるならなんでもいい!」とか「~くんの好きなものは私も好き!私もやる!」とか。

全部の原動力は好きな人で、彼らに褒めてもらうために、彼らにもっと好きになってもらうために。彼らの行動や思いを中心にして私は動いてきた。私の人生を彩ってくれた彼らにはすごく感謝している。でも。。。。

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最近付き合った彼氏とは4年付き合った。大好きだった。大好きで大好きでどうやら苦しめてしまっていたみたい。Vaundyの『Byebyme』を置き土産にあっさりと振られてしまった。「おかえり、でももういいよ、伝えたいことはもうないよ~~~」この歌詞にどれだけ泣いたことか。まあ今でも未練たらたらなんですけど、まあそんなことは置いといて!!


彼氏がいなくなって気づいたんです。「あれ?あたし、つまんない人間になってない?」って。やりたいことが浮かばない。自分の声が聞こえてこない。
「私のやりたいことってなんだっけ・・・・・・?」
こわいこわいこわい。あたしこのままどうなるの・・・・・・?こわいこわいこわいこわい!

あー、24歳このままじゃまずいってやっと気づいて。よし。「一人で生きていけるように俺はなる!!」尾田栄一郎先生も見守ってくれるであろう誓いをたてた。

それからは、自分のためにご飯を作っておいしく食べたり、大好きな本を読んだり、アニメを見たり、ヨガに通ったり、仕事を全力でやってみたり、英語の勉強をはじめたり、やりたいことリストを作ってみたり。
そしたら意外と楽しくて、自分の中で小さくて聞こえなかった自分の声が少しずつ聞こえるようになってきた。

いいぞいいぞいい調子。ここまで5か月。うんうん。なかなかいいんじゃない・・・?一人って意外とたのしいじゃん!


ここまできて、あらためて考える。私は本当に一生1人で生きていきたいんだろうか。私は将来結婚したいし、子どももほしい。世間一般のこれが幸せというものをいっちょ前に味わいたい。一人で生きていてこれができるのかな。。。。。。。は?むりじゃん。一人で結婚できねえし!

あーーーーーーあたしもしかしてまちがえた?まちがえたね。私がなりたいのは、「一人で生きていける人」じゃなかった。「一人でも生きていける人」だったんだ。あぶないあぶない。「一人で生きていける人」を極めていたら、きっと戻ってこれなくなってしまう。だって一人って楽しいもん。

でも、いろいろな人に会って、この先できるであろう新しい好きな人のために、少しのさみしさを持ったまま、「一人でも生きていける人」に私はなっていかなきゃいけない!!

一人っきりの部屋でこんなことを書いている土曜日の夜。あたし大丈夫かな。(笑)ま、なんとかなるか!あしたはTOEIC頑張るで~!







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