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「グルグルもやもや」が、ふっとゆるんだ時。

わけもわからず「グルグルすること」ってあるよね? ネガティ部の部長かよ!って勢いで。

まぁ、時期っていうかさ。そういう天気とか、そういう季節とか、そういう周期とかいう感じで。

気温や体温が上下するようなもので。あ、今そんな時期か!って自覚した途端に、ふっと視点が変わったりもする。ま、すぐ戻ったりもするけども。

雨なら、傘をさすだけだし、
冬なら、着込んで背中にホッカイロ貼っておこ!

と、わかっていても、グルグルはする。

パソコンの前で 何も書けずに呆然としている。
動画の一時停止ボタンが押されたまま、再生ボタンを探しても探しても見つからないみたいに。

いつまでグルグルしてんのこれ?
はよ、終わってくれん?

我ながら呆れてくる。

グルグル モヤモヤ うつうつしながら、
手探りで、傘や、ホッカイロや、再生ボタンを探す。

先日、あるオンライン記事を読んでいて、笑ってしまった。

生き生き働く人たちに、どんな思いで、何をきっかけに、どうしてそれをしているかなど、それぞれの仕事に対するインタビュー雑誌の編集長さんへのインタビュー記事だったと思う。(めっちゃうろ覚え)

その編集さん曰く、大体は、前向きでやる気に満ち溢れた方々なのだけど、お一人だけすごくネガティブな職人さんがいらして、何を質問しても否定的な回答。

・・・・・・・

ちなみにこちらのインタビュー記事でした!

創業明治43年の老舗のお豆腐屋さんの3代目の店主も強烈でした。ものすごくネガティブなんです。
──ネガティブ?
・・・・・・・


 まだ納得いく商品が作れていないという。試食しては落ち込むとのことだった。でも、そんな彼もちょっとほぐれる時がある。それは他の人が作ったものを食べた時だという。

 言外の言葉は、その記事にはなかったが、つまり、(俺の作ったものの方がうまい)と言う自負だ。

毎日落ち込むほどのこだわりを持ち続けるってすごいことだ。そして、他の人のを食べて「俺もおまえもまだ途上だな」と安堵する感じがまた、可愛らしい。その質問に答えたときだけは、ニヤッと笑ったんじゃないか?と想像して、何だかこちらまで、頬がゆるんでしまった。

そうなんよな。
周りがどんなに褒めても、たとえ貶(けな)しても、関係なくさ。
結局、自分の納得が欲しいんだよな。私はこの職人さんほど日々の研鑽を積んでるわけじゃないけどさ。

私も自分だけのこだわりとか、心からの納得欲しさに、グルグルしてるのかもな。なんて。

私も私を納得させたいんだ。

ちょうど通勤中に、その記事を読んでいたから、地下鉄の階段を駆け上がりながら、マスクの下でニヤニヤした。そんな自分にも笑えた。

他人の中に自分の一部を見て、笑えたり、肩の力が抜けたりするのっていいね。他者の姿が鏡になって、自分では見れなかった「自分の一部」に気づかせてもらえるから。

おんなじように、こんなモヤモヤうつうつの私がいるから、何かに気づける誰かが、いるのかもしれない。

ふっと笑った途端、雲間に光がさして、あったかくなって、止まってた時間も、ようやく動きだしたような気がする。



心が動いたこと、でした。

みかん🍊
2024.3.8

「雲の上はいつも晴れだから」
詞曲AKIRA  歌みかん 
編曲佐々木隆介 2019

「雲の上はいつも晴れだから」

冷たい雨が きみのほほを打つ
負け犬のように きみはおびえてる
容赦ない風が きみの髪をなぶる
力尽き果て きみはひざを折る

雨も風も嵐のときも
雲のうえはいつも晴れだから
嘆き悲しみ 涙 落ちても
雲のうえからずっときみを見てる

洪水がきみを呑みこんでいく
岸は遠ざかりきみは空を見る
流されるままに身をゆだね
自分を信じるんだ 泳ぐな浮け

雨も風も嵐のときも
雲のうえはいつも晴れだから
嘆き悲しみ 涙 落ちても
雲のうえからずっときみを見てる

雲の隙間から光がさす
なぎ倒された木が大地を育む
泥水の川に緑が芽生える
そう だいじょうぶ きみは生きている

きみの心の空高くには
きみの知らない きみが住んでる
無限の宇宙を永久に旅する
それがきみの本当の姿

雨も風も嵐のときも
雲のうえはいつも晴れだから
嘆き悲しみ 涙 落ちても
雲のうえからずっときみを見てる
雲のうえから きみだけを見てる

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【東北の震災後、多くの人々に勇気を与えた歌。たとえどんなどしゃぶりの日でも飛行機が雲を突き抜けると、そこには無限の青空が広がっている。
人の心の中にもそんな場所があって、どんなに落ち込んだ時でもその心の奥深くには光輝く「もう一人のきみ」がいる。オレたちが自分自身と思い込んでいるのはたった数十年契約のレンタル衣装であり、誰もがいつかその衣装を返さなければいけない。
オレたちの本来の姿は、永遠の宇宙を旅する魂の勇者なのだ。】(AKIRA)

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みかんうた 3rd ALBUM
【君が悲しみのどん底にあるときも。】

1 これはあなたの人生
2 私が私に近寄って〜I feel me dear
3 愛しい人
4 私の中の小さなわたし
5 愛することをやめないで
6 PRAYER〜祈り
7 勇者の石
8 祝福の歌
9 幸せのひみつ
10 世界は足りてる
11 雲の上はいつも晴れだから
12 ミタクオヤシン
13 あなたをおもう

1.5.7-12 作詞作曲 AKIRA (杉山明)
2-4 作詞 みかん (佐藤菅井美佳)
2 作曲 宇佐美朗
3 作曲 Daisuke Araki
4 作曲 鈴木トム
6 作詞作曲 Daisuke Araki
9 作詞 TAKUYA & AKIRA
13 作詞作曲 山元加津子

Produced by Ryusuke Sasaki
Arranged by Ryusuke Sasaki
Mixed and Mastered by Ryusuke Sasaki
Instruments and Programming by Ryusuke Sasaki
Photo by Shinji Morishita ,Toshihiro Tsutsui
Design by Tsubasa Saito




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