熊本美加/医療ライター/著書「山手線で心肺停止」「新・アダムとイヴの科学」/猫&酒&宝塚好き

東京生まれ・札幌育ち。医療ライター、性の健康カウンセラー。更年期ウイメンズ&メンズヘル…

熊本美加/医療ライター/著書「山手線で心肺停止」「新・アダムとイヴの科学」/猫&酒&宝塚好き

東京生まれ・札幌育ち。医療ライター、性の健康カウンセラー。更年期ウイメンズ&メンズヘルス、性感染症予防・啓発、性の健康、救命救急、高次脳機能障害、リハビリについても情報発信中。

最近の記事

最速レポ! 健康博覧会 ジェンダード・イノベーションEXPO @東京ビッグサイト

こんにちは。医療ライターの熊本美加です。本日、健康博覧会に行ってきました。ひろ~い、広すぎる東京ビッグサイトの会場には、健康をサポートしたり、向上させてくれる製品やサービスの宝石箱や~!!   中でも私のお目当ては「ジェンダード・イノベーションEXPO」ゾーン。ジェンダーの多様性は尊重すべきで、グラデーションがあって当然ですが、人間も生き物。どうしても抗えない生物学的なオスとメスの違いはあります。 体の構造やホルモンや脳の性差によって、病気のメカニズムや健康リスク、健康ニー

    • フェムテックトーキョー 2023 最速レポ! @東京ビッグサイト

      こんにちは、医療ライターの熊本美加です。 今年もフェムテックトーキョーへ行ってきました。1年が経つのがあっちゅーまで驚きます。この1年間でフェムテックという言葉を耳にする機会が増えたものの、知っているのは首都圏の意識高い系のごく一部という印象は変わらず。2年前には存命だった私の父も医者でしたが、当時私の書いた記事をみて「フェムテックなんて聞いたことがない。どういう意味か説明してくれよっ!」と謎に怒っていたのを思い出します。 改めてフェムテックとは、女性(フェム)という意味の

      • 日本医学会総会2023東京博覧会 レポ! 医療の未来にワクワクしっぱなし。

        東京国際フォーラムにやってきた!日本医学会総会って、なんかものものしい響き。都内で開催された第31回日本医学会総会開会式には岸田総理が出席されたそうです!  「そうか、これが医学総会なのか!?」と私は膝を打ちました。私の亡き父・泌尿器科医の熊本悦明が、1979年の医学総会で「男に男性更年期がある」と発表して、「生理のない男にあるわけがない。君、おかしなこと言っていると干されるよ」とキワモノ扱いされたという話を、琵琶法師のように何度もしていたからです。私は入場無料の博覧会を覗き

        • みんな知ってる? 東スポ餃子と夕刊フジ小籠包!

          ハッとして、ポチっ。こんにちは、医療ライターの熊本です。 東スポさんとはずいぶん前からのおつきあい。男性更年期や性感染症についての記事で世話になっております。 そして3年前に山手線で心肺停止で倒れた時もちょうど記事を連載中。普段〆切を破ったことのない私とメールでもスマホでも全く連絡がとれなくなった担当者は「何かあったか?」と思いつつ、代打の記事でつないでくれていました。そしてある日、何度もかけていた携帯がつながり「もしもし、どなたですか?」と。「どなたじゃないっすよ。クマモト

          お客さんの最高齢は90歳越え! アラフィフ・デリヘル嬢のリアルに迫る。

          ■高齢の親のエロに触れたらどうする?こんにちは、医療ライターの熊本美加です。日頃、更年期男女のヘルスケア、特に男性ホルモンの王様=テストステロンの重要性や性感染症や性教育など、幅広く「性の健康」にかかわる記事を書いています。 最近、「高齢者の性の健康」について考えるコトが増えました。きっかけは、知人からの相談でした。 「90代を越えた父親に、女がいるみたい……。どうやらデリヘルらしい」。お父様にスマホ操作について質問されていじっていたら、「着物姿で来てくれるとうれしいが、

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          フェムテックトーキョー、最速レポ! @東京ビッグサイト

          こんにちは、医療ライターの熊本美加です。 最近、「フェムテック」という言葉をよく耳にするようになりました。これは、女性(フェム)という意味の接頭語と、技術(テクノロジー)を組み合わせた造語で、女性向けのいろいろな技術やモノやコトなどのサービスを指しています。そして、これまでデリケートゾーンと呼ばれていた腟周辺を「フェムゾーン」と呼ぶようにもなり注目が集まっているのです。ビジネス分野としても、市場規模2兆円と予測されるほど期待されている分野! ■ちつケアがこんなに注目されるな

          フリーにゃんのセレナーデ~ちびっちの靴下にゃん

          こんにちは。3にゃんの保護猫暮らす医療ライターの熊本美加と申します。 6月にコミックエッセイ「山手線で心肺停止」を出版しました。その中に、もにゃんずはちょいちょい登場します。今回はフリーにゃんがやって来た時のお話しを少し綴ります。 ●猫の傷を癒せるのは猫だけ 今から 15年ほど前。当時、うちにはサビ猫にゃんじと、私の弟のお家で生まれ譲り受けたアメショのテリーにゃんがいました。テリーにゃんはおっとりした男の子でしたが、突然の病気で5歳という若さで亡くなってしまいました。

          公園からやってきたカウカウズ

          こんにちは。3匹のにゃんずと暮らしている医療ライターの熊本美加です。 我が家の保護猫たちは、6月に出版した「山手線で心肺停止」にもちょいちょい登場しています! 今回は白黒のにゃびし(弟)とママン(姉)の物語を少しだけご紹介します。 ■公園の白黒大家族 今から10年ほど前。私の住んでいる地域では野良にゃんのハーレム状態! 全部で20にゃんぐらいはいたかと思います。猫ボランティアさんや地域住民の方が、忙しく&しっかりとお世話と見守りをしていて、私は一眼レフカメラを抱えて朝に晩に

          動物愛護週間に言いたいコトがある! ~にゃんじの思い出~

          はじめまして。医療ライターの熊本美加と申します。現在は3にゃんと暮らしています。6月に「山手線で心肺停止」というコミックエッセイを出版しました。その中に、私が突然入院した時に、留守番中のにゃんずのお世話についても紹介しています。 今回、「山手線で心肺停止」、自宅には3匹の猫が! 突然の病からペットと守る方法 という記事でご紹介いただきました。書いていただいたライターの伊藤学さんも猫飼いです! 折しも9月20日から26日を動物愛護週間です。「ひろく国民の間に命あるものである動