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うまくいっている人の考え方 / 読書メモ

今回は何度も改定されるほど売れ、ロングセラーにもなっている「うまく行っている人の考え方」を読んだのでその読書体験メモを書いてみたいと思います。
amazonのkindle unlimitedやprime readingで無料で読めました。

正直、この考え方ができれば最強です!

筆者的に「なるほど」と思ったとこだけメモに残してるので、人によって響く内容とかは違うと思います。

例えば…

だれしも成長の過程で、自分に対して悪感情を抱きたくなるような不快な経験をする。そして、その経験があまりにも多いと、心の中に次の三つの信念が出来上がる。
(1)私は自分の人生を切り開くことができない弱虫だ。
(2)私は不完全な人間だ。みんなより劣っている。
(3)私は生まれつき欠点だらけの人間なんだ。

それに対して色々な考え方があり、例えば…

ミスをしても自分を責めるのはやめよう。 「自分はなんてバカなんだ」とののしったり、自分を非難したりしてはいけない。そんなことをすると、自分のすることは何でもまちがっているんじゃないかという気持ちになって、さらにミスを繰り返す。

…と、読みやすい形式で書かれているのでスラスラと読めるのも特長です。

ではメモを書いてみます。

メモ

・自分に優しくすると自分の決定を学習する余裕が出る
→ 自分を責めるとストレスで余裕がなくなるよね。余裕ができれば自分の行動を省みて次に活かせる。

・いつも自分の長所と人生で恵まれている部分を意識する
→ より長所が磨かれ、恵まれている部分は大きくなる。

・したくないことははっきり「したくない」と理由を言わず断る
→ イエスマンは断る理由を考えるよね。

・相手を気分良くするために不愉快な思いはしない
→ 悪口を言って相手はスッキリする。そんな人間に時間を使うな。

・業績や地位はその人が自分より価値があるという根拠にならない
→ かなり曖昧かつ一時的かもしれないし、幸せとは限らないから。

・失敗は学ぶために不可欠。その度に正解に近づく。
→ 失敗するたびに解決に向かっていると考え成功は近いと思え

・幸せを感じるかは練習で増やせる
→ 毎日幸せなことに意識する練習をすれば幸せに感じる日がどんどん増える

・自分をけなさない
→ 自分に向かって自分のことを話す時は常にプラスの言葉を使う。

・仕事を楽しむ
→ あなたが仕事を愛すればそれに関わる人のためにもなる。自分は心から楽しめる仕事をするに値する人間だ。

・あるがままの自分を受け入れる
→ 「もし〇〇すれば、〜なんだけど…」という願望は今の自分をダメだと否定する。その代わり今も進化中で今できるベストを尽くしていると思え。

・他人の思い通りになるな
→ 礼儀正しさや爽やかな態度を心がければいいのであって、自分を低くしたり自分のやりたい事を犠牲にしてまで他人を喜ばせる必要はない。

・どんな理由でも不平不満を言わない
→ 不平不満を言うそれなりの理由があるだろうが、被害者意識が強まるだけで問題は何も解決しない。

・自分を他人と比較するな
→ それは一方で不満を生み、もう一方で間違った優越感を生む。
どちらも自分の本来望んでいるセルフイメージの妨げになり、そして不満の方が優勢になる。

・自分の価値を疑わない
→ 他人がなんと言おうと人間の価値を決定する絶対的な基準はない。
あるのは精神的に不安定な人たちが勝手に決めた偏見だ。
人間の価値とは数値や他人の尺度で決められるものではなく生まれた時にもらって死ぬまで持ち続ける尊厳のことだ。

・少年がハンマーで何度も自分の親指を叩いていた。その理由は叩くのをやめた時に気分が良くなるから。
→ 苦痛を伴うような感情を自分で作っている。それを認め自分で自分を苦しめるのはやめよう。

・無理して人から好かれるな
→ 他人が自分のことを好いてない場合、無理して自分を変えるのは解決策ではない。誰からも好かれることは不可能でその必要もないと理解しろ。

・間違っても自分を責めない
→ 愚かな間違いをしても悪い人間というわけではない。
賢明ではない判断をたまにしてしまうだけだと理解する。

・自分の決断に自信を持て
→ どんなに決断に間違いが多かったとしても、それよりも今生きている時点で間違いより正しいことの方がずっと多い

・まず自分を褒める
→ 他人に影響されるような収入や生活状況でもない限り、他人の評価や反応なんか気にせずに自分で自分を褒める方が確実に気分が良くなれる。

・批判は余裕を持って受け入れる
→ 他人から批判されたら、「その批判から何が学べるか」「どんな批判も人格まで否定できない」と考え心を広く批判を受け入れた方が得をする。

・自分で考えて決める
→ 成功してないのにアドバイスをしてくる人は無限に湧いてくる。

・褒め言葉を素直に受け入れる
→ 褒められて居心地が悪くなるのは謙虚ではなく自分には価値がないと言う自意識によるもの。褒める相手を否定せずお礼だけ伝えれば良い。

・どんなことでも良い方に解釈する
→ 物事は中立である。出来事をプラスに解釈する習慣は今後ずっとプラスに働く。

・他人に対する悪い感情は忘れろ
→ 他人に悪い感情を抱くと他人ではなく自分に害がある。
他人に対して好意的に考え発言すると一番得するのは自分。

・自分の考えを全て受け入れる
→ 環境や経験など色んな要素によって心に考えが浮かぶ。
それは仕方がないのでそれに関して責めてはいけない。

・他人の反応を気にしない
→ 自分の対応で全ての人が気分を害するわけではない。気を悪くする人はその人の癖の場合もあるのでいちいち反応を気にしない。

・いい人をやめる
→ クモがハエに「私の部屋に遊びにおいで」と言うのは仲良くするためではなく食べるため。
頼み事は本当に重要か、相手は本当に困っているか、自分で問題を作ってないか、恩人か、などを考え安請け合いはやめよう。

・ポジティブな人と付き合いネガティブな人を避ける
→ 自尊心を高め自分がもっと幸せになっていいと認識しよう。
改善する時以外はネガティブなことは考えない。

・現在に意識を向ける
→ 過去や未来を振り子のように考えるのに忙しいと不幸になる。
現在の幸せを感じるのだ。

・仕事に打ち込む
→ 仕事は一つの技能を習熟したらさらに難しい技能に挑戦すること。
すると仕事は楽しくなり、給料も上がり、立場も上がる。

・自分を悪人だと思わない
→ たとえ不用意な発言で人を傷つけたとしても傷つくかどうかを最終的に選択しているのは相手だ。自分を含め人は不完全なので間違いを犯すが成長もできる。

・人を大切にする
→ 自分に対して良い感情を抱くなら「相手を軽んじない」「相手を意図的に傷つけない」「相手をいじめない」「相手を自分と同じく大切に扱う」「相手は心が繊細な人間だと考える」ことが大切。

・自分の怒りを理解する
→ 「人生は思い通りいく」「気に食わなければ腹を立てて良い」「自分だけ不合理」と言う間違った信念があるから怒りが湧く。
人生は思い通りいかないしどうにもならないことが多いのが普通。

・被害者意識を持たない
→ 誰しも被害者の経験はあるだろうが、「変えられないことに時間を使わない」「ポジティブな面に目をむける」「人のせいにしたり愚痴を言わない」ことが大切。
被害者意識を持つ人間は自己中心的でプライドが高く建設的なことにエネルギーが使えていない。

・自分の外見より内面を重視する
→ 自分の外見に対して最悪の意見を持っているのは自分。
外見は最も重要ではない側面の一つで、性格や知性、ユーモアや会話能力の方がはるかに重要。

・賢明な選択をする
→賢明な選択とは「気分が良くなる」「他の人が変わる必要がない」「自分の幸せが優先されている」「他人が責任を負わない」「自分を含め誰も被害を受けない」もの。

所感

本書の中で特に気になったことを筆者が追記&別の情報を元に書いてみたいと思います。

・失敗は学ぶために不可欠。その度に正解に近づく。
→ ブッダの「幸福を望むならそれ相応の重荷を背負う」やイスラエルの「失敗した人の方が昇進する」という考えを思い出した。

・幸せを感じるかは練習で増やせる
というのは幸せな時を振り返ることで幸せになることができるため”幸せな体験をする”というのは生涯に渡って財産になるのだと思った。
そしてその幸せは苦しいことを乗り越えたからこそ経験できたのではなかろうか。

・自分をけなさない
→ 相手が思うようなことをしない際に「自分が悪い…」と思う癖があった。
しかし人間は完璧じゃない。
また、自分だけではなく自分の周りや作ったものに対しても褒めてあげる癖は大切かもしれない。

・仕事を楽しむ
→ 仕事を愛することとはよく言われるが、それが誰かの元に届くのは間接的な愛情表現かもしれない。
愛とはそのことを考え続けることだと思う。

・自分の価値を疑わない
「人間の価値とは生まれた時にもらって死ぬまで持ち続ける尊厳のこと」と言うのはつまり、自分でプライドのようなものを決める大切さを説いてるのかもしれない。
例えば筆者なら毎年必ず寄付や支援を行う事を死ぬまで続けるだろうが、それが一つの尊厳になるかと思う。
そして「数値ではない」とあるので、少額でも続ければそれで自分にOKを出そうと思う。

・自分の決断に自信を持て
→ どんなに決断に間違いが多かったとしても、それよりも今生きている時点で間違いより正しいことの方がずっと多い

・自分の価値を疑わない

そういえば以前、スマホゲームで課金しまくってた人が煽っていたのを見たことがあった。
スマホゲームなんて現実世界では何も意味もないにも関わらずその世界でも優位に立とうとするのを見て子供(?)は滑稽だなと思った。

しかし現実世界もお金やブランド、不動産、車など誰かが決めた価値の基準で勝手に優劣を感じてるので彼らも対して変わらないのだろうと思ったわけだ。

・自分で考えて決める
→ アムウェイの人が勧誘してきた時に「幸福の条件」とか話していたが、幸せかどうかは自分で考えて決めるものだろうと思った。


・現在に意識を向ける
→ これはブッダが悟りを開いた際に、四苦八苦の苦しみから逃れるには今に集中することだと説いたことを思い出した。

・心の持ち方を変える
→ あなたの心は特定の方法で考えるようにプログラムされている。心はコンピュータのようだ。つまりプログラムし直すことができる。

・幸せ指数を高める
→ 個人的には和楽指数と呼んでいた。
何かに没頭するなど楽しいことの時間を増やす。
どうにもならないことは放っておいてなんとかなることに時間を使え。

・一部の人に嫌われても気にしない
→ 本や映画にはジャンルがたくさんある。
ホラーが嫌いな人はホラー映画のレビューを下げるが好きな人は評価してくれる。


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