六月十六日は和菓子の日だそうです。
洋菓子も好きだけれど
やっぱり和菓子の方に目と手がいきます。
和菓子は、日本の四季や自然をぎゅっと小さな世界に表現してるのが好き。
そしてその表現の仕方がなんとも可愛らしいところが好きです。

大学生の頃に、【デザインの現場】という専門誌で
京都の老舗和菓子屋さんを取材した記事があって
干菓子用の型とか上生菓子を作るへらなどを紹介していました。
それを読みながら
「和菓子職人になるのもいいなぁ」
などと畏れ多いことを呑気に思ったものでした。
結局、和菓子職人にはなりま（なれま）せんでしたが
和菓子を作るのは楽しそうです。
白い上用饅頭にうさぎの赤い目や耳を描いたり、
ずらっと並んだお饅頭に焼きごてをぎゅっぎゅっと押し当てていったり。
毎日楽しそうだなぁ。

先日、京都へ行った折に
以前からSNSを見て気になっていた京菓子司 亀屋良長の烏羽玉というお菓子を買ってみました。
6個入り540円。
黒糖風味の小さな餡子玉。
6個なんかポイポイっと口に入れてしまいそうだけど
もったいなくて、熱い日本茶を入れては一つずつ一つずつ。

今回は百貨店の売り場で買いましたが
お店のHPを拝見すると、お菓子はもちろんのこと、
パッケージもセンスの良い商品がいっぱいで
今度はぜひ四条大宮の本店に行ってみたいです。
散財すること間違いナシ。