mikaTao

イラストレーターです。のんきで楽しいのびのびした絵が好きです。ぼーっとして見えるときは…

mikaTao

イラストレーターです。のんきで楽しいのびのびした絵が好きです。ぼーっとして見えるときはいろいろ考えてる時。 https://mika-taoka.jimdofree.com

最近の記事

喫茶店のマスターと客。

今年の念頭に 【今年やりたい10のこと】 というお題で記事を書きました。 そのリストの中で 『居心地の良い喫茶店を見つける。』というのを挙げましたが なかなか探索できないまま5月を迎えそうです。 そんな中、 たまたま手に取った雑誌の喫茶店特集で紹介されてたお店が どうやら我が家の近所にあって 掲載されている写真で見る店内の様子も なんだか良い感じで そして、マスターの作るオムライスも美味しそう! ときたら行くしかない!と さっそくお昼に行ってまいりました。 一人でお店に入

    • 『よもやま歴史風土記』(本郷真紹・著/法藏館)

      noteで、私がイラストを描いた仕事を記事にするのは 関わったすべての仕事を紹介するわけではないので なるべく控えてはいるのですが とても自分らしい絵が描けた装画の書籍になったので紹介します。 『よもやま歴史風土記』(本郷真紹・著/法藏館) こちらの書籍は 著者が長年勤務された大学のキャンパスが所在している地域の古代史を よもやま話を交えて書かれたものです。 装丁家から仕事を依頼されたときに 一応ゲラ原稿は渡されましたが その内容を理解して絵にすることよりも 装丁家は、

      • 『本とか 装丁とか あいうえお』展 始まっています。

        今週8日の月曜日から 日本図書設計家協会 関西支部企画展 『本とか 装丁とか あいうえお』 が、ペーパーボイス大阪にて開催中です。 この企画展では 本作りにまつわる様々な言葉(のど・目・耳・口など)を 装丁家が使う道具や見本帳を展示しながら あいうえお順に解説していきます。 私は、展覧会のメインイラストや言葉を解説するイラストなどを担当したので 大きなバナーとか案内パネル、そのほかにも 『ご自由にお持ち帰りください』 『こちらの展示物には触れないでください』 といった表示

        • 企画展『本とか 装丁とか あいうえお』

          日本図書設計家協会 関西支部企画展 『本とか 装丁とか あいうえお』 会場:平和紙業 ペーパーボイス大阪 日程:2024年4月8日(月)〜18日(木)9:00〜17:00   (土・日・祝は休み 最終日は15:00まで) 私が所属している日本図書設計家協会関西支部の企画展(の巡回展)が 来週から始まります。 「日本図書設計家協会」というのは 本に関わる装丁家・装画家たちが所属する団体です。 今回の企画展では 本作りにまつわる様々な言葉を 実際に装丁家が使っている道具や見本

        喫茶店のマスターと客。

          桜の開花チェック。

          今日はぽかぽかとお天気が良く、春らしい陽気だったので 大川沿いの公園を散歩してきました。 大川は、水の都・大阪の都市部をゆったりと流れて 大阪湾へと注いでいますが 川沿いは公園や遊歩道になっています。 そして桜並木にもなってるんですね。 桜が満開になると 一体が淡いピンク色に染まって その桜の間を水上バスやクルーズ船が水音を立てながら行き来するのが おだやかでのんびりとしてて 私はその柔らかな景色を眺めるのが好きです。 今日もそんな感じで ぷらぷら遊歩道を歩きながら 時折

          桜の開花チェック。

          値上がりに泣くとき。

          ここ最近、ものの値段が上がった!とよく耳にします。 たしかに スーパーで買い物をしても ほんのちょっとしかカゴに物を入れてないのに 2,000円ぐらいすぐ財布の中から飛んでいったり 値段は変わらないけど 中身が少なくなってたり本数が減ってたりサイズが小さくなってたり パン屋さんに行っても 以前はいろいろあった100円台のパンが少なくなってたり ちょっとずつちょっとずつ値段が上がってるんだなぁと感じることが 多くなりました。 でも。 まあ、食べるモノや日用品の値段はそれほど気に

          値上がりに泣くとき。

          消えたお雛さま。

          週末にかけて5日ほど実家に帰っていました。 母が東京の施設で暮らすようになって 一年。 今は誰も住んでいないけれど、私には愛着もあるし いずれ田舎に移住したい若い家族に住んでもらうとか いろんな可能性を考えて なるべく綺麗に保っていたいと思っています。 実家に着くと、着替えもそこそこに まず部屋という部屋の窓を開けて風を通して それから ホワイトセージを燻した煙でそれぞれの部屋の浄化をします。 これが実家到着のルーティン。 さて。 燻したホワイトセージを持って 両親が寝室

          消えたお雛さま。

          タブレット純ライブを初体験のつづき。

          2月26日、京都紫明会館でのタブレット純さんのライブを観に行きました。 ↓ こちらが前編です。 オリジナル曲の『銀河に抱かれて』を歌い終わり、 「やっぱり最後はロックンロールで……」とタブ純氏が言ったので まさか 「ロックンロールといえばエイちゃん(矢沢永吉)。エイちゃんを歌います」 と言って、大川栄策の『さざんかの宿』を歌うネタに行くのか??と思いきや そうではなく 最近ふらり入った飲み屋で、客から「桑名正博や!」と指差されたとかで 桑名正博の『哀愁トゥナイト』がラスト

          タブレット純ライブを初体験のつづき。

          タブレット純ライブを初体験。

          26日の夜、タブレット純さんのライブに行ってきました。 いやーものすごーーく楽しかったです! ライブ会場は京都鞍馬口の紫明会館。 こちらは1932年に、京都師範学校の同窓会館として建てられてから 外観も内装もほとんど変えられてないらしく 3階のライブ会場へ上がる階段も木で、踏みしめるたびギュギュと音がして 建物内は古い講堂の雰囲気が残っていて趣きがありました。 観客は50〜60人ぐらい入ったでしょうか。もっとかも。 私はぐるり人に囲まれるのがニガテなので ちょうど横も後ろも

          タブレット純ライブを初体験。

          人といのちの自然学校。

          2022年4月から23年3月まで 『人といのちの自然学校』にて1年間12回の講座を受けていたのですが 先日、欠席していた2月分1回を受講して 講座すべてを修了しました。 こちらの自然学校を主宰されてる女性Nさんと知り合ったのは 例のアレがきっかけ。 我が家はテレビを置いてないので 私は世間がそんな大騒ぎになっているとは知らず それになんとなく 国とマスコミの騒ぎ方が、変やな・・おかしいな・・と違和感がありました。 そして アルコール消毒で手指を消毒したら、せっかくの常在菌が

          人といのちの自然学校。

          初体験Zoom会議。

          この春のある企画に向けて 同業者と打ち合わせをしなくてはならなくなり はじめてZoom会議というものを体験しました。 Zoom。 2020年に始まった例のアレによって 人と人とが近い距離で話すことを自粛させられて リモートだとか、新しい生活様式だとか、そんなこんなで Zoom会議ってものが一般的になったようですが、 ハッキリ言って私は『Zoom』というものに嫌悪感があります。 できることなら関わりたくない。 しかし。 どうしても関わらないといけない案件ができて まず、私はこ

          初体験Zoom会議。

          寒木瓜とシンクロ。

          近所の、ある会社の建物の玄関脇に 小さな赤い花をつけた植木が植っていて 数週間前から蕾が膨らんできていたのが 先日プラプラ散歩がてら前を通ったら、花が満開になっていました。 とくに誰かが枝を剪定したり手入れをしたりしてる風ではないけれど ひっそりとそこに植っていて 毎年このぐらいの時期に赤い花を咲かせています。 私はずっとこの花を早咲き?の梅だと思っていました。 さて。 昨日の朝は夜明け前に目が覚めてしまい 枕元のラジオをつけて 『ラジオ深夜便』を聴きながらうつらうつらして

          寒木瓜とシンクロ。

          こんなん届いた。

          それは先月中頃のこと。 note運営事務局から 『「年末年始のnote連続投稿チャレンジ」当選のお知らせ』 という件名でメールが届きました。 テキストの文面には 「………厳正なる抽選の結果、mikaTaoさまが当選されました……」 そして 「プレゼントのご送付のため、下記フォームにご送付先情報の入力をお願い……」 と書かれていました。 だいたいこういう『プレゼント当選』と書かれたメール、 まず疑うじゃないですか。 リンク先を無闇にクリックしたらあかんって言われてるじゃないで

          こんなん届いた。

          ガリ版の記憶。

          先日、会社時代の社長から 「今、僕な、ギャラリー〇〇で展覧会してんねん。  今日ギャラリーに居てるから来えへん?」 とのお誘いの電話がかかってきましたので そそくさと出かけて行きましたら そこには先輩のAさん(♀)も来ていて 久しぶりの再会に楽しいひと時を過ごしてきました。 社長が個展をしているギャラリーの隣の部屋では現代アートの展示をしていて Aさんと一緒に覗いたのですが 昔のカメラやガリ版印刷のセットを展示する作品があって Aさんが 「これ、ガリ版の機械やねん・・」 と

          ガリ版の記憶。

          私の好きな本(#愛読書で自己紹介)

          いつも優しく(ときにドキッとする)素敵な小説を書かれているikue.mさんの 記事を読んで、楽しそうなので私も参加してみます。 私は、気に入った作家の本ばかり読むため 本棚には東海林さだおと松本清張が幅を利かせていますが このお二人は外します。 【アミ 小さな宇宙人】エンリケ・バリオス 著 言わずと知れた、知る人ぞ知る本。【アミ 小さな宇宙人】のほかに 【もどってきたアミ】【アミ 3度めの約束】の2巻を含めた3部作。 おばあちゃんとバカンスに行った先の温泉場の海岸で 主人

          私の好きな本(#愛読書で自己紹介)

          優しい世界に心がほころぶ。

          寒い日が続きますが 心がほっと温まる素敵な光景に遭遇しました。 きのう、近くのコンビニに買い物に出た帰り道。 私の前5〜6mほど先で お買い物キャリーを引いたおばあさんと 向こうから歩いてきた20代ぐらいの若い男女のカップルが 立ち止まって何やら話していました。 そして、男の子がおばあさんの歩いてきた道の方を指差します。 私はてっきり道でも尋ねられて教えてるのかな?と思いました。 ところが その男の子がさっとこちらの方へ歩いてきて 道に落ちてるものを拾い出したのです。 な

          優しい世界に心がほころぶ。