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カメラに囲まれる世界。

いつも行くスーパーへ買い物に行きました。
昨日も行きました。

このスーパーは数年前から
店員さんがカゴの中の商品のバーコードを通して
そのあと客がセルフの精算機で支払いを済ます……というシステムになっています。
商品のバーコードを読んだ店員さんから
「◯番(の精算機)ですー」とカゴを受け取って
精算機の前に立った私はビクッ!としました。
なぜなら私の前に私の顔が見えたからです。
なんと。
精算機の上にカメラが2つ付いていて
その下のモニターに私の顔がえらく鮮明に映ってるではありませんか。
エ・・。
とっさに脇へそれて、カメラに顔が映らないようにしました。
不自然なほど精算機の前からずれた位置に立って
あわてて精算を済ませて帰ってきましたが
なんだかずっとモヤモヤしています。

あのカメラはなんのために付けてるんでしょう?
昨日はなかったので、昨晩のうちに付けたのですね。
一万円札や五千円札で支払って
お釣りの小銭だけ取ってお札を取り忘れる客が多いから(私もやったことある)
そんな時のために客の顔をカメラで撮ってるのでしょうか?
なかなか気持ち悪いものですよ。
カメラが2つも自分の方へ向いていて顔を写されているのって。
一万歩譲って、せめて銀行のATMみたいに
監視カメラが向こうから見てるとは分からないカメラにして欲しい。
お店の人はわからないのかなぁ。
監視カメラを顔に向けられる不快さ、不愉快さを……。私だけなのかなぁ。

しかし。
至るところにカメラカメラカメラカメラ。
嫌な世の中になりました。
これを
「犯罪防止になって良い」
ととるか
「監視されて気持ち悪い」
ととるか。

ずいぶん前ですが
たしかJR西日本が大阪駅の構内で
通行人を任意で(知らされずに)選び、監視カメラの顔認証でその人物を追跡する
という実験をしようとしました。
市民の批判があったせいか、その実験は行われないまま取り消されましたが
いろいろ知らされないまま行われてることもあるんじゃないかなーと
思ったりします。