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紙袋について考えてみました

紙袋について、以前noteの別の記事でお買い物袋として使うことをおすすめしました。
今日は、そもそも、家にどんな紙袋を保管しておくと便利なのか、どのように保管するとよいのか、紙袋について考えてみました。

紙袋の目的
なんでもそうなのですが、目的を考えるとわかりやすいです。

家に紙袋を保管する目的は、こんな感じかと思います。

①なんとなくなんかに使いそう
(新品だし捨てるのはなんとなくもったいない)
②誰かに何かをあげるときに使えそう
③なんとなく紙袋置き場においている
④きれいだからとっておく(コレクション)
⑤記念品がはいっていたから記念にとっておく

である日気がついたら紙袋置き場に入り切らなくてとりあえずぎゅうぎゅうに詰め込む。
なんてことになってることが多いと思います。


ひとつずつみていきます。

①なんとなくなんかに使いそう
これは、目的が曖昧で難しいのですが、気持ちもわかります。お買い物をして「新しい紙袋もお付けしておきますね」なんて言われて頂いてしまった紙袋なんてなおさらです。なにかに使わないと申し訳ない気持ちになりますよね。

では、最近紙袋を使ったタイミングを思い出してみてください。

多くの方、「ない」んじゃないでしょうか?

別の記事でお買い物に使うことをおすすめしていながら、こんなこというのもあれですが、紙袋って、多くの場合は外出先で急遽欲しい物なんじゃないかなと思います。
家から出かけるときに、家にある紙袋に何かを入れて持っていく、という機会は、あまり無いんじゃないでしょうか。

多分、機会はとっても少ないと思います。
機会が少ない=なかなか減らない(あまり使わない)
と考えてもらえるといいかなと思います。

要するに、なんとなくなにかに使う、ということは、ゼロではないにしろほとんどない、というわけです。
人は目的なく何かを使うことはしないんだと思います。
(家にある紙袋を減らしたいときのご参考にお買い物に紙袋を。の記事を読んでみてください。)

②誰かに何かをあげるときに使えそう
いやいや、これですよ。紙袋の一番の利用目的はこれにきまってるじゃない!と思われた方。実際に本当に、ものをあげるために紙袋使ってます、という方。いらっしゃいますよね。紙袋なら先方に負担にならず捨てやすくていいですよね。

この場合、一番重要なのは、その頻度がどれくらいなのか、です。
誰かになにかをあげるときのためにとっておく、というのは紙袋のその使用目的に合致します。しかしその頻度は果たしてどれくらいでしょうか?

私の知り合いの方で、家庭菜園(の域を超えてもはや畑)をされている方がいらっしゃいます。作物は大抵一度に成るのでどっさり収穫
した後に、ご近所に配る、ということをされています。そのような場合、紙袋は買ってでも欲しいということです。おすそわけの量に応じて大中小紙袋がいるそうです。なので必要分保管されるということです。

こういった場合は、紙袋は定期的に使用され、使用頻度も高いため一定量保管が必要になります。
あるいは手作りが趣味でジャムやお漬物などを定期的におすそわけされる場合も紙袋は必要です。

大切なのは定期的に使うかどうか(使用頻度が高いのか)、です。

誰かに何かを渡すために使う、とイメージされた方は、一度、思い出してみてください。ご自身が、ここ一年で誰かに何かを渡すのに紙袋を使用した回数を。
一度もないかも?あるいは一、二回くらいかも?だった方。
誰かに何かを渡すための紙袋は必要ないです。
機会が少ない=なかなか減らない(あまり使わない)です。

誰かに何かを渡すためにとっておいている紙袋を、一度保管庫から出して見返してみてください。

③なんとなく紙袋置き場においている
この場合もけっこうあると思います。
家に帰ってきて、紙袋から物を出した後に紙袋置き場に保管する。
という動きと思います。一見片付きそうです。
なにかにお気づきでしょうか?

そうです。この動き、続けると自然と紙袋置き場がすぐにいっぱいになり溢れてしまいます。

どうするか?
紙袋置き場に入れる前に、その紙袋をそこにいれるべきかを考える(精査する、分別する)のです。

ただしこれは、紙袋置き場にどういった紙袋を保管するか、が決まっていないとできないことです。

紙袋置き場にどういった紙袋を保管するか。このお話の核になる話です(やっと)。つぎの④⑤と併せて考えてみます。

④きれいだからとっておく(コレクション)
⑤記念品がはいっていたから記念にとっておく

これわかります。すごくわかります。
かつてのわたしもまさにそうでした。すてられんなぁと眺めていました。

おそらく、家に保管されている紙袋は、最終的につぎの2種類に分けられると思うのです。

・コレクション
・使用(実用)のためのもの

大切なプレゼントが入っていた紙袋。ブランド物を買ったときの紙袋。見た目が美しすぎておいておきたい紙袋。これらはコレクションであり、使われることがない(=減らない)ものです。
実用のためのものは、誰かに何かを渡すときや、お買い物、ゴミ袋の代わりなどのために使用を想定されたものです。(=減る)

要するにコレクションの紙袋と実用紙袋とは別の性質をもっているのです。


では、どのように保管するか。
ご家庭の紙袋保管庫の広さによるので、一概にはいえませんが、この相容れない2種類の紙袋について、保管は同じ場所にすることをおすすめします。
なぜなら、コレクションは見直さない限り減らないからです。コレクションであってもその本質は紙袋です。同じところに収納することで、ある日ふと、コレクションから実用に降格する瞬間があるのです。
今の自分が、もうこのコレクション必要ない、と感じた瞬間それは実用紙袋になり、あるいは突然不要なものに思えて処分されることすらあるのです。
そうすることで新たな紙袋が紙袋置き場に入ってつぎの出番を待つことができるのです。


最後に、実用紙袋のうち、家に保管しておくのにおすすめなものを考えてみました。

実用では、お買い物、誰かに何かを渡すとき、ゴミ袋、仕分け(整理)のために使用する、などなどあげられます。これらの使用目的に合った使いやすいものを保管しておくということです。

・お買い物
重さに耐えられる丈夫なもので、大きめのもの。(和菓子屋さんや本屋さんの紙袋がおすすめ)

・誰かに何かを渡すとき
ブランドものや、有名・話題の菓子屋以外の、紙袋から中身を想像させないもの。よくある百貨店や、どこのお店の紙袋か分かりにくいもの。できるだけ主張がないものがよいです。(相手に紙袋から中身を想像させると、紙袋と中身が違っていたときにがっかりさせる可能性がある。)

・ゴミ袋
あまり固すぎない紙質のものが、ビニール袋をやぶらずに便利です。

・仕分け、整理
大体同じ大きさで固めの紙質がよいとおもいます。紙袋がそれだけで直立してくれ、また、強度も期待できるためです。

長々と最後までありがとうございました。
紙袋にはその目的があり、目的毎のご家庭の使用頻度に合わせて保管の量を決めることになると思います。
溢れがちな紙袋の整理の参考になればと思います。
良ければ以下もご参考にしてください。




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