先日の「恐怖」の深掘りから
違う根っ子が出て来た
「ちゃんとしなさい」
多分母の言葉だけど
もう私の中にオリジナル音源は見当たらず
だからこそ深々としたところに
埋まっていたのかもしれないと思う

母にとって私は
だいたい「ちゃんとしていない」のだった
不器用だしとろいし
誉められたことはない
いくら賞状を取ろうと
いくら好成績だろうと
上手く描けた絵を
母が自宅に飾ったので
あれ？と思ったら
弟の絵と勘違いしたからだった

ちゃんとしていない
から
愛されない
のだ
と思っていた

未だに私は私を「ちゃんとしていない」と
思っていた
細々としたところで
根強く思っていた
例えば掃除
例えば洗濯
例えば炊事などの台所仕事
もう全てについてだ

ようやく気が付いたので
日々ゆっくりと
この呪いを
解除していこうと思う

私は結構
ちゃんとやっているのだから