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パンダの足あと~その2の4:「路地裏の秋と暗室〜音だけの滝本晃司」(@名古屋・ロジウラのマタハリ春光乍洩/2012.11.25)

■朝ごはんは駅ホームで

ライブ後は特におもしろいこともなかったので、略。
ほぼまっすぐホテルに帰り、テレビを眺めるものの、ふだん民放を観ないからそれが全国放送なのか東海限定なのかがわからない。少々ツイートして、早々に休んでしまった。

朝。起きて狭い窓から外を眺めると、雨で街全体が煙っていた。
前の日は快晴だったのに。

帰りの新幹線は9時発とわりと早い時間。
私は早々にチェックアウトして、名古屋駅へ向かった。
朝食はまだだったけど、もちろん事前にリサーチしている。駅で美味しい“きしめん”を食べられることを。

駅の東京へ向かう新幹線ホームに、そのお店はある。いわゆる立ち食い。
朝からイカの天ぷらの乗ったきしめんを選んだ。少し肌寒かったから、あったかいきしめんが美味しかった。お安いのも嬉しい。満足。

立ち食いゆえ、長居は出来ない。店を出たらまだ8時半だった。1時間ほど待合室で待つことにしたが、そこでうっかりウトウトしてしまい、新幹線に乗りそびれるところだったのは、今となってはよい思い出である……。

■年に1回……?

月曜日は休みをもらっていたから、のんびり帰京。
自宅到着をもって、これにて20年ぶりの名古屋旅は無事に終了。
遠征での宿泊。そして往復新幹線。体力的にはかなり余裕があったと思う。

ただし金額は高額でないにしろ、そんなにしょっちゅう行けるわけでもない値段。

「やはり、遠征は年に1回かな……」
と、思う私であった。

まだこの頃は。


(その2、おしまい)

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