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パンダの足あと~その6の3:京都&名古屋 /2017.05.20~21)

■京都の夜

ライブのお店へは15分前くらいに到着し、前年のここでのライブ後にご一緒したうちの一人、Hさんと会った。
ライブをたっぷりタンノウ。初めてのオール高速バス旅行でハイテンションになっていた私は、珍しく滝本さんとツーショット(滅多にやらない)などを撮ってもらったりして。何やってんだろか。

ライブ後はHさんに京都駅まで連れて行ってもらった。完全にお任せ(その節はありがとう~)。バスでJR二条駅?(任せすぎて覚えてない)に行って、駅近くの自販機でちょっとお安くなったJRの乗車券を買った。金券ショップの自販機。これ、東京では見たことが無い。便利。これを知れたのは、今回の収穫のひとつだった。

京都駅前の居酒屋に入り、ふたりで夕飯。
私は現在はお酒はやめているのだけど、当時はまだ飲んでいたから結構飲んだ。推しの良さを少ない語彙で語り合う。それでも理解しあえる会話。楽しすぎた。
いつもは遠征では飲まないけれど、泊まりだからと飲んでしまった。
そんな楽しい宴も、彼女の終電が近づいてお開き。私も翌朝は早い。

初夏の心地よい夜風に吹かれながら、気分よく宿へと帰った。22時ごろだったかな。
すでに眠っている人もいるから、足音に気をつけながらドミトリーの部屋へ向かう。そして自分の個室で諸々支度をして、1階へシャワーを浴びに行った。
こういったゲストハウスではルームウェアは置いてないと思っていて(実際は浴衣の有料貸し出しがあった)、いつものルームウェアのパンツとTシャツを用意していた。それに着替えてから行った。
旧い建物の割にはきちんとした清潔なシャワールームだった。
シャワーから出た後は冷蔵庫の麦茶(勝手に飲んでも良いもの)をいただき、居間でひとり寛いでから、寝床へ戻った。翌朝の名古屋行きバスは、京都駅前から8時半に出る。私は早々に休むことにした。

(奥襖の左を開けると階段がある。右の黒いのは、冷蔵庫)


■名古屋へ

朝6時に起きた。
寝たのは1時頃だったけれど、またバスの中で眠ればよろしい。
朝食は、その近所にある京野菜のバイキングの店に決めていた。(残念ながら2020年11月に行った時には、朝食バイキングはやっていなかった。ブランチ~ディナーのみ)
部屋の中の洗面所で顔を洗い、着替えてから化粧をした。それからその店に行ったのが、朝7時頃。開店したばかりだったのか、すぐに座れた。
この時の朝食バイキングのお値段は、500円(税込)。信じられないほど安かった。けどメニューは豊富で、食べ過ぎないようにするのに必死だった。
お粥やら京野菜のお漬物、サラダなどなど。すごく美味しかった。

宿に戻って歯を磨き、ちょっと整理してから出発。
フロントは9時からだけど、早い出立の宿泊者は、鍵を所定の箱に入れていけばいいシステム。
京都駅前に着いたのは8時。駅前のカフェでコーヒーを飲んで、お土産屋をひやかしながらバスを待った。

やがて見慣れたJRバスがバス停にやってきた。
行き先が“名古屋”であることを確認してから、乗った。足元が広いとかはない、ごく普通の、私にとっては狭めな席。ただし最前の運転手席の真後ろの通路側だったから、前の客が背を倒してくることは無い。JRバスは席を選べるからそこは素敵。隣の窓際には若い女性が座った。
バスは定刻通りに出発。
案の定私はすぐに寝入ってしまい、途中の景色などはほとんど覚えていない。
途中見えた海が、実は“琵琶湖”であると後で知った。もっと観ておけばよかったと後悔した。

途中1回か2回の休憩。多賀にだけ降りて、後は覚えていない。
だからか名古屋に着いた時は、背中が痛かった。
11時半ごろ、名古屋に到着した。

(その6の4へつづく)

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