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現金はいくら持てばよいのか問題

今回旅行先の4カ国はそれぞれ通貨が違います。
    フィンランド→ユーロ(€)
    スウェーデン→スウェーデン・クローナ(SEK)
    ノルウェー→ノルウェー・クローネ(NOK)
    デンマーク→デンマーク・クローネ(DKK)

北欧はクレジットカード社会でキャッシュレスが進んでいるとガイド本やネットには書かれているけれど、旅行者は実際どれくらいキャッシュレスで過ごせるのかがわからない。
クレジットカード社会とはいえ、多少は現金も持っていないと困るんじゃないだろうか?だけど両替すると手数料もかかるし、防犯のためにもなるべく現金を持つのは少なくしたい。
という訳で、最初に到着するフィンランドの空港で1万円分をユーロに替えて
様子を見ることにした。必要ならそのユーロを他の国の現地通貨に替えれば良いかなと。

結論から言うと、今回の旅行では現金を全く持たなくてもOKでした。
私の滞在場所が都市部中心だったのでその前提です。地方に行くとまた、状況は違うのかもしれません。

飲食店、スーパー、コンビニはもちろん鉄道や地下鉄などの切符、美術館などの観光施設のチケット、¥50〜¥100程度の有料トイレまでクレジットカードで決済できました。屋台のような青空マーケットでの飲食もクレジット決済可能。逆に現金は不可というお店も多くありました。
クレジットカードはPINコード(4桁の暗証番号)入力が基本で、サインだと受け付けてくれないお店もあります。

ああ、もう世界はこんなにキャッシュレスになっているんだと実感。
トラベラーズチェックを持ち歩いて旅行していた遠い昔の自分に教えてあげたい。(トラベラーズチェックってもう死語?)
キャッシュレスが当たり前になっている国の人が日本に来たら現金払いはかなり煩わしいだろうな。
中国から来た観光客が現金しか使えない日本の店で「なんでだよ」とキレたり、暴れたりするって話も(キレたり暴れるのは良くないけど)なんかわかる気がしてきた。

ちなみに北欧ではQRコード決済やスマホ決済は見なかったですね。
バスや地下鉄は乗り降りする時に専用のカード(おそらく事前にチャージ)やスマホで「ピッ」ってタッチしてたけど、それ以外、買い物の支払いでスマホをかざしている光景は目しなかった。

そういえば唯一の例外が、コペンハーゲンでの水上バス(公共交通機関)で、水上バスに乗る時に1回分のチケットを買う場合はクレジットカードは不可、現金のみとなってました。
でも、現地の人は交通用のカードを持っているし、観光客も1日乗り放題切符を持ってたりするので、実際に現金で買っている人を見ることはなかったです。

両替した現金はヘルシンキ市内の現金が使えるお店で少しずつ使い、あとはストックホルムに向かう船の中や空港で使い切り、余った小銭(2€ほど)は空港のユニセフ募金に。
結局、両替は最初の一度だけでした。キャッシュレスの便利を実感。


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