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’ムスコ’との関係を再確認できた日

妊娠中の10ヶ月は毎日毎日が楽しくって、早く元気に生まれてくる子供に会いたい気持ちでいっぱいで、自分がとても大事なものを持つんだということに喜びを感じた。ただただ健康なことを喜んだ。

私の誕生日の2日後に出産、3歳キンダー(幼稚園)まではいっときも私から離れたことがないのに、キンダーの入り口で泣いたことも、嫌だと言ったこともない。4歳キンダーは、楽しくって楽しくって、英語の方が優位になってきて、5歳で小学校入学、急に月曜日から金曜日まで離ればなれで、どうなるんだろうか?と心配したのに、本人は全然平気で楽しんでくれ、今ではその子も5年生、来年で小学校卒業。
その間、熱を出すことも、お腹をこわす事も、誰かをいじめることも、いじめられることもなく。学校から連絡があって、お迎えに行ったことは数回。頭をぶつけた時と、指を椅子の間に挟んだ時。
大好きだけど、毎日が忙しくって、ムスコも自分の世界をきちんと持っていて、共有する時間やイベントが減ってきていた。
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そして、今日。
仕事のランチブレイクに学校からの着信を見つけ、折り返すと目に何か入ったらしく、洗い流しても取れないそう。瞬きすると激痛で、目を開けてもしっかり見えないとのこと。
こういう時って、すごい悪いことしか考えられない。。。性格で。

学校につくと目を涙でいっぱいにしていて、痛々しい。
「マミー、すぐに来てくれてありがとう。ちゃんと見えないから手を繋いで」って。
すぐにかかりつけの眼科に連れていくと、上の瞼に何かくっついているとのこと。
とってもらうと、すごい小さな茶色の何か。

とってもらった後に「マミー、もう痛くないよ。今日はありがとう」って。

12歳にもなると、手を繋ぐ機会も減って、口ごたえも増えて、本気でぶつかることも多かったけど、やっぱりマミーのことが大好きなムスコなんだなあ。
なんか胸が熱くなった。

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