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撮影の仕事。

プレスはよく撮影をします。
撮影と言っても、シーズンビジュアルやWEBコンテンツ(オフィシャルサイトでの特集記事のこと)、SNS、タレントさんを起用したもの、など、さまざまなものがあります。

先日、担当するブランドの一つ、IENA ENFANTというキッズブランドの撮影がありました。ブランド撮影の中にもいろいろとあって、この日はWEBサイトにアップする特集用で総勢25名ものキッズたちに集まってもらってポートレート撮影です。

なぜたくさんのモデルが登場すると新鮮に見えるのか

キッズの洋服は大人のファッションのようにシーズンごとにたくさんの新作を出すわけではなく、定番アイテムをアップデートしたり、季節ごとのイベントに合わせた提案をしたり、とMDの考え方が大人とは異なるのでプロモーションの切り口も別の計画が必要です。
今回はたくさんあるベーシックアイテムをいかに新鮮にお客様に届けるか、という視点でたくさんの子どもたちの着こなしスナップにしよう。ということになりました。
例えば同じボーダーTシャツを着ていても、モデルの身長や表情、さらにいうと着る人のキャラクターが着こなしに出るからそれぞれが違って見えるんです。
この企画ではさらに、一人で出てもらうだけでなく兄弟や友達でも出演してもらいよりバリエーション豊富に展開することができました。

撮影本番。

さて撮影です。
正直、キッズの撮影は大人のそれよりも5倍は疲れます。笑
みんなもちろん「モデルのプロ」ではないので、その日のコンディションもあるし、人見知りの子や逆におとなしくしていられない子、など様々で、こちらの都合通りには動いてくれません。それが当然。
そんな子どもたちのできるだけ自然体の表情を見せたいし、洋服もキレイに見せたい。スタッフそれぞれが一瞬の勝負に臨むのです。
そのためには彼らが好きな曲をかけたり、おもちゃを用意したり、時には一緒にダンスしたり、しながら撮影。
特集に上がっている画像を見ていただくと、時折、おもちゃの恐竜やポケットの中の小さなお菓子、、、そういった隠しアイテムが発見されるかもしれません。それらは実は私たちスタッフが用意した小道具だったりします。

終わる頃にはヘロヘロだけど、それでも子供はやっぱりかわいい。
たくさんの子どもたちに癒されながら、なぜだか撮影終わりはいつも我が子に無性に会いたくなるのです。

特集はこちらから→

https://baycrews.jp/feature/detail/10136



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