シンプルに生きるために、こんまりさんとフランス人マダムに別れを告げた
古本屋さんで本を約50冊売りました。
合計で1,104円でした。
「やっす……」
いや、でも自分で売りさばくのは時間がかかるし、お世話になった本たちが循環していく対価と思えば…まぁいいじゃないか。
と自分を納得させました。
そんな週末です。
引越しすることになり、服やら、本やら、断捨離しております。
断捨離といえば、有名な片付け本がいくつか頭に浮かびます。
下記の3冊は、整理整頓する際、とてもお世話になりました。
今やNetflixで世界的片付けの女神となった、こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」
シンプルでミニマルであることが豊かさにつながる。
そんな生き方に感銘を受けた「シンプルに生きる」
そして、服に限らず、衣食住のQOLをあげる大切さを教えてくれた「フランス人は10着しか服を持たない」
これらの本には、
「断捨離すると、シンプルで本質的な生き方ができる」
そんなメッセージがわかりやすく書かれていて、折に触れ、何度も読み返しています。
3冊とも素晴らしい本です。
私は諸事情で、この2年で3回引っ越していて、次の引っ越しで4回目になります。
引越しのたびに本を断捨離してきました。
たぶん合計で、300冊以上手放してると思います。
ちなみに売ってるのはこちらのバリューブックスさんです。
バリューブックスさんはもう売れないような古い本でも、図書館へ寄贈されたり、リサイクルされたりしてて、本への愛を感じます。
そして、このバリューブックスさんとの数回にわたる取り引きのなか、この3冊は勝ち抜いてきました。
私にとっては、戦友であり、師匠のような、とっても愛着のある本です。
もともと、片付けが苦手なこともあり、そばにいて欲しい思いがありました。
でも、実は前から少し引っかかってました。
本のようなミニマルライフを目指してるのに、
片付け本3冊ある時点で、多くない??
ミニマルじゃなくない?? って。
うすうす気づいてたんです。
もう隠しきれなくなってきたんです。。。
なので、この機会に1冊に絞ることにしました。
どれにするかは、決まってました。
「シンプルに生きる」です。
他の2冊も素晴らしいんですが、私はこの本がいちばん刺さりました。
著者のドミニク・ローホーさんは、世界各国を旅して、日本に訪れた際は、禅寺で6週間修行されたそうです。
「シンプルに生きる」にも禅の「足るを知る」や「わびさび」のエッセンスが入っています。
まさにシンプルに生きるためのバイブルなんです。
文章が美しく凛としていて、読んでいると心が澄んでいくのもお気に入りポイントです。
フランス人マダムとこんまりさんのノウハウはしっかり頭に叩き込んで、サヨナラを告げることにしました。
今までありがとう。マダムとこんまりさん。
次のお家は今より少し狭いので、置くものを厳選しなければなりません。
ようやく「シンプルに生きる」のはじまりです。
この本買ったの10年以上前なんですけどね。
ありがとうございます(*^^*) 頂いたあなたの優しさは、今後の活動資金として大切に大切に使わせて頂きます。