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顧問税理士さんを招聘したらすごく良かったのでこれまでに質問した内容を挙げてみる

税理士さんや弁護士さん、デザイナーやエンジニア職に顧問を依頼するケースが増えています。顧問契約は「未知領域にて取り返しのつかない状況を未然に防ぐ」ので安心できる一方、積極的に活用するのには工夫が必要です。

本稿では税理士さんも顧問契約した事で良かった事を挙げていきますので、顧問を招聘したいけど迷っている方の助けとなれば幸いです。

アナタの事業状況を知る、個人としての悩みやグチを聞いてくれる大切な存在

お世話になっている税理士さんには、グチや独り言からなんでも質問しています。例えばこんなことです。

自分の事業を知るもう一人がいるって、こういう話ができていいんすよ

悩みの8割は誰に聞いたらいいか分からない

悩みの多くはカタチになっていない事が多いです。またその状況が再現しないと頭に残りません。ですので、一時期すごく悩んでいたかと思えば時間が経ち忘れてしまい、また同じ状況に遭遇して悩みが再発する…。そういう経験ありませんか?

そういったモヤモヤは頭の片隅に残り続けると容量を食います。そしてあらゆる事の処理速度が遅くなってイライラが募るんですよね。


そういう時にはとりあえず顧問職に投げてみてください。

顧問契約している方に自分の顧問の料金形態を相談している
パートナーさんとのコミュニケーションについて聞いてもらってる
仕事のやる気がでない事を聞いてもらっている

検索で解決できなかった事はとりあえず顧問職へ!

領域外すぎて良い答えが得られない可能性ももちろんありますが、ここでの狙いは「問いがうまくなること」です。

漠然とした悩みを言葉に変えていくことで問う力を養える

「思考」から「対話」に変化させていく中で自分の悩みの本質が見つけられるようになります。

「今書こうとしているのは建前であって、本当はこの部分の方が課題と感じているのか」「複数の質問が入り乱れてる。でもそもそも〇〇について調べれば自己解決できるなコレ」

とかです。

問いを作ることに慣れていき、硬直や後回しに陥る悩みを減らしていく

「分からない」に耐性がない場合はそうではありません。

「分からない」という事が脳の大半を占め、文字通り硬直してしまいます。かろうじて、残った脳の容量で人と話すことができるくらいです。

デザイントレーナーが最初に教えるのは「文章の読み方」

上記は別の記事にて書いた箇所ですが、分からないで頭がいっぱいにあると硬直、あるいは後回しにしてしまいます。問いを作るのに慣れていくと、この硬直や後回しする「分からない」がグッと減らせるのです。

「Slackで顧問職へとりあず投げる」という過程で文章に起こそうとすると考えがまとまっておらず、ひとつひとつ棚卸していくことになります。

お金払ってるんだからバシバシ投げて大丈夫!

別に文章が正確でなくても大丈夫です。顧問職はそういったことに対しても話を聞いたり壁になって打ち返すことが業務に含まれています。お金払って聞いてもらってるんですから活用しないと損です。

友人だったらそういう所は気にすべきですが、顧問なら大丈夫!

「王様の耳はロバの耳〜」というように言いたいことを言っておく環境はとても大切です。Twitterで十分でな事もありますが、他者が関わることに関してはクローズドな環境の方が良いですよね。そんな場所が○○顧問だと思ってください。

とくに個人事業主やぼっち会社だと同僚もいません。そんな時にフェイクを交えず、自分と事業に詳しい人に話せる相手がいると、ペースメーカー、バランサーとして機能し自分を基本姿勢に戻してもらう事が可能です。

実際にして良かった税理士さんへの質問集

ミキ社で活用しているのは顧問税理士さんのみです。

自分の事業の状況を客観的に教えてもらう

  • うちの会社は平均値からみてどうですか

  • うちの収支状況ヤバいとこないすか

  • これ買ってもいいですか

  • パートナーさんにこんな風な制度用意してもいいですか

  • 半年後の収支目論見こんくらいなのですけど仕事減らしてもいいですか

  • 契約書の査読頼んでもいいですか

  • クライアントさんとの請求書まわりのオペレーションでココ省きたいんですけどどうすればいいですか

ニュースについて詳しく解説してもらう

  • 資金調達とかストックオプションってなんですか

  • あの会社さんの事業ってとか調べるのってどうしたらいいですか

隣接業種を紹介してもらう

  • 仕訳入力の才能ないんで秘書さん紹介してください

  • 法人化するので必要な人と手続きを助けてください

  • プライベート側の資産形成に良い人いたら紹介してください

相談を使いこなすスキルを意識しよう

わたしは当たり前とされているビジネスマナーが分かりません。また契約書を読むのも作るのも苦手です。さらに言えば数字もどんぶり勘定なので儲かっているのかどうかさえも分かってなかったりします。

以前はそういったものを自分で調べたりしていました。しかし調べても本当にそうかは確信が持てずけっきょくヤキモキするんですよね。顧問税理士さんにお世話になるようになってから、あまりにハッキリと答えが分かるので味を占めて、前述のような事はどんどん誰かに質問するようになりました。

「相談する」はネットと同様の知の高速道路

詳しい人に聞く、相談する。というのはインターネットによる知の高速道路と同じくらい重要です。「巨人の肩の上に立つ」とも言えますね。

自分の関心領域に詳しい人と近しい距離でいるのは、学習効率としても倍くらい差がでるでしょう。もし自分の近くにすぐに見つけられなかったら顧問職でなくてもメンターやコーチを依頼するのも良いと思います。

わたしも顧問業やっているので興味あればぜひ〜

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