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ラグビーワールドカップ2019注目選手 スクラムハーフ(SH)編

スクラムハーフ(SH)とは

スクラムハーフ(略称:SH、背番号:9番)
スクラムにボールを入れる、スクラムやラックから素早くボールを出しバックスにつなぐ攻撃の起点。スクラムしゃがんだ姿勢からパスを出す独特の動作をこなすSHは、世界的にも小柄だが、相手につかまれないすばしっこい選手が多いです。

注目選手① 流大選手(日本)

日本代表のSH3名の中で、ロシア戦開幕SHとして出場することが決まった流選手。流選手の強みはキックの精度。密集から出したボールを攻撃に変えていく幅が広がります。また、注目するのはそのリーダーシップ。166cmと小さい体で大きな選手をまとめていくリーダーシップは日本代表の中でも光ります。特大きな舞台でのチームメンバやレフリーとの交渉でも強気でタフな試合での強さが期待されています。

注目選手② グレイグ・レイドロー選手(スコットランド)

前回ワールドカップで日本を追い詰め圧勝したスコットランドの万能のスクラムハーフ。前キャプテンとしてリーダーシップを発揮するとともに、選手としては冷戦な判断力とパススキル、キッカーとしてのプレスキックの精度の高さは、世界一のSHとも言われます。甘いマスクで日本でも人気が高い選手ですが、今回も日本を苦しめる存在となる要注意人物。

注目選手③ ハーシェル・ヤンキース選手(南アフリカ)

ワールドカップ直前の2019年7月のザ・チャンピオンシップ(南半球4か国の対抗戦)でデビュー。デビュー戦で2トライを挙げその試合のマン・オブ・ザマッチに選出されました。いきなりの活躍に注目度が高い。23歳、3キャップの若きヒーローがワールドカップの優勝候補南アフリカの「ワンダーボーイ」になるのか!注目が集まります。

その他の注目SH選手

日本代表は通常2名しか選ばれないSHが今回は流選手を入れて3名。前回ワールドカップでも活躍、日本代表強化のために自らスーパーラグビーに飛び込んだ田中史朗選手、速いパス回しと高い運動量ででワールドカップ前の公式戦で先発出場している茂野海人選手。誰が出ても日本の戦術を120%発揮できるでしょう。
世界的には、ニュージーランドのアーロン・スミス選手や、188cmの大型SHであるアイルランドのコーナー・マレー選手も要注目です。

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