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15人制ラグビー初観戦の前に読んでほしいこと(共通編)

この記事は、2022年4-5月に15人制ライブ観戦(ほぼ)デビューをする友人向けに書いた記事から抜粋しました。これからラグビーを観戦する方の入り口になれば幸いです。


ラグビーのルール

15人制ラグビーは15人vs.15人。試合時間は40分ハーフ。
と私が書くよりも、とても分かりやすい動画があるので紹介します。
全部で6本ありますが全部見ても8分くらいなので、全部見てください!!

動画だと進んでいって分からなくなるので、振り返り確認したくなるであろう4点を個別に書いておきます。

①ポジション

これは別の機会に書いた記事を参考にしてください。
7人制よりもさらに役割や求められる能力が細分化されています。

②得点

ラグビーは3点・5点・7点(5点+2点)の組み合わせで、点数が決まります。
トライ(ゴールエリアにボールをタッチすること):5点
キック(トライ後にキックをしてゴールポストを超えること):2点
ペナルティキック(相手の反則後の再開でキックでゴールを決めること):3点
ドロップゴール(試合中にキックでゴールを決めること):3点
試合中は点数を見ながら

「今は2点差だから、ペナルティキック(PG)で3点でも逆転だな。」
「今は6点差で勝っているから、1トライ+1キックで逆転される。キックが入らなければ…」

などと、得点を計算をしながらチームを応援してます。

③反則(何をしたらダメなの?)

反則の種類は多いし、特に最近は「世界的試験実施ルール」で新しいルールができていて私も追いついていません。元ラグビー日本代表であり、今はJスポーツラグビーの人気解説者の後藤さんがまとめてくれました。

②倒れてプレーしない」は分かりにくいかも。
ラグビーは競技規則 13.の原則「競技は、立っているプレーヤーによってのみプレーされる。」は私も覚えておこうφ(.. )。
ノットリリースザボール(Not release the ball)
タックルなどで倒された選手はボールを手放さなくてはなりません。
ノットロールアウェイ(Not roll away)
タックルして倒れた選手は、すぐにその場から離れなければいけません。

④イエローカード、レッドカード

ラグビーにもイエローカード、レッドカードがあります。もともと人と人がぶつかるラグビーだからこそ、危険なプレーには厳しい。肩より上へのタックルや相手を支えないで突進し倒れる(ノーバインドタックル)、ボールを持っていない選手へのタックル等、人が危険な状態になる、かつ相手を支えるフォローがないようなプレーがカードの対象になることが多いです。
サッカーとの違いは、イエローカードが出た時の動き。サッカーでは、1枚では特に何もなく、複数枚(通常は2枚のことが多い)のイエローカードで退場となります。それに対して、ラグビーでは1枚で10分間の退場となります。この10分間の退場のことを「シンビン」と呼びます。

さらに同じ試合で同じ選手が2枚目のイエローカードをもらうと退場になります(←これはサッカーと同じ)。

レッドカードは即退場(ここもサッカーと同じ)。さらに危険なプレーの場合は、試合後に追加的処分として直後の数試合の出場停止処分になることもあります。

2023年以降、ピッチコントロールレビュー(一度イエローカードを出したうえで、その後8分間で判定専門の審判がビデオ判定でイエローカードかれどカードかを判定すること)が出てきましたが、これはオイオイ。。。

ラグビー観戦スタイル(順次追加)

真冬のスタイル

とにかく寒い。そしてラグビー場の多くは風が強く吹きつけます。とにもかくにも暖かい服装を。暴風対策も忘れずに。さらに、冬だからと言って日焼け対策も侮れません。何かと荷物が多くなりがちです。

晩春~初夏のスタイル

試合時間の1時間くらい前に会場入りするとすると、3時間以上は屋外にいることになります。特に今回観戦する秩父宮のバックスタンドは東側、つまり西を向いているため、午後になると陽射しが強く感じます。

夏(暑い&日差し対策)のスタイル

ラグビー場は日中の試合で屋根がないので、夏はもちろん5月下旬~9月末くらいにかけても日差しが強く、眩しいです。

雨の観戦スタイル

試合観戦中は傘をさすことが禁止されているため、ポンチョやレインコートが必要です。正直、初心者にはなかなか厳しい環境です。
私は1週間前から毎日天気予報を確認し、1時間予報が出る2日前からは1日数回確認して雨量や風をウォッチして観戦する服装や持ち物を決めています。

ラグビーのすごいプレー(時々変更)

ラグビーは戦略が重要視され、各チームとも戦略に基づいて確実にプレーをできるように練習して実践するから、世界のトップチーム、最高峰リーグでもなければ、ド肝を抜いちゃうようなトリッキーなスーパープレーは多くない。世界のトップ選手のスーパープレーは、戦略的に凄いプレーができるってことなのです。

今、日本で行われている「NTTジャパンラグビーリーグワン2022」には世界中からトップレベル・代表レベルのスーパースターが揃います。それ以外にも南半球最強のラグビーリーグであるスーパーラグビー(現在はスーパーラグビーパシフィック)出身の選手が多数揃います。当然スーパープレーが期待できます。私が好きなプレーをピックアップします。(ここは随時変更します)

困ったらボールを見る!

選手が密になったり、大きく走ったり、となかなか忙しいラグビー。
「どこに注目すればいいかわからない…」となった場合は、とりあえずボールを見ておく、をお薦めしています。
見ていると徐々に実感しますが、ラグビーは「陣取りゲーム」です。キックを除けば急にボールが移動しないため、じわじわと自分のゴールに向かって自分の陣地を広げていきます。その陣地の境界線の目印がボールです。
以降、自分で書こうと思ったら、素晴らしい記事があったので紹介します。

ワクワク😃💕してお待ちくださいね

試合の主催者や各チームからイベント情報が出たり、試合の48時間前にメンバー発表があったりと、試合に向けて情報が出てきます。
ワクワクを上げて試合をお待ちください。

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