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ロンドン移住時の持ち物おすすめリスト

駐在やYMS、留学などなど...ロンドン移住が決まった方から、日本からイギリスに持っていった方が良いものをよく質問いただきます。

私はロンドンに住んでいるので、日本のものであっても、かなりいろいろな物が現地で買えてしまう、というのが正直なところ。
一昔前だときっと移住先での苦労も多かっただろうと思いますが、現在ならそこまで困らずに生活できる環境かなと感じています。

大学院時代から数えてロンドン在住歴は計3年となった今、持ってくればよかった〜と思う品々や、時々母に送ってもらう荷物の中身のことをこの記事で共有したいと思います。
(もし移住先がロンドン以外の都市の場合、日本の製品を取り扱うお店へのアクセスは異なるかもしれません。ご確認くださいね!)

気をつけるポイント

日本の家族や友人に郵送してもらう場合

注意が必要な品物
液体物(特にアルコールが含まれるもの)
医薬品
重いもの
ワレモノ

上記はそもそも郵送禁止物だったり、重い品物は郵送料が高くなったりします。
イギリスでも使用したい愛用品に上記のようなものがある場合は、渡英時の荷物に入れて持ち込む等の工夫がおすすめです!

おすすめの小技
日本からの郵送をお願いする場合、軽いものは比較的お安く送れます。
また、軽めでふわふわしたものは緩衝材代わりに使って入れてもらえると良いかもです。

私はいつもメインでお願いする品物の他に、下記を混ぜてもらうようにお願いすることが多いです。

・ポケットティッシュ、ウェットティッシュ
日本のような便利なサイズ感の商品はあまりありません
・生理用品
お好みの商品がある場合、慣れているものが手元にあるだけでも安心感。イギリスは薄い商品が主流なので、厚めのふわふわがお好みの場合特に!
・お茶漬けの素、出汁の素、麦茶パック等
ロンドンでも買えますが、こちらだとお値段お高めで日常使いは難しい
・手ぬぐい
日本の手ぬぐいって薄くて便利ですよね。イギリスだとタオルはありますが、手ぬぐいのようなものってなかなか見つからず。あると便利。

船便の荷物の隙間も、新聞紙で埋めるより、上記のようなもので埋めると後々重宝するかもしれませんよ!

関税
イギリスは海外から郵送された品物が合計£30以上の場合には関税がかかることがあります。(金額、変更があるかもしれませんので、念の為郵送時に再度ご確認くださいね)
国際郵便は発送ラベルに内容物の金額を記入する欄がありますが、慣れていないと、高めの金額を書いてしまい、受け取りの際に関税がかかってしまうなんてことも...
関税対策、要注意です!

キッチン

食品

食品は、かなりいろいろな商品をロンドンで調達できます。
ロンドン在住日本人の生活を支えている日系スーパーが複数あり、有名所は下記2件
ウェブサイトをぜひ覗いてみてください。

らいすわいんショップ

Japan Centre 

もし、日頃よく使っている調味料やレトルト食品等で、上記のようなロンドンのお店で取り扱いがないお品がある場合、これはぜひ渡英時に持っていきましょう!

私が母に送ってもらうのは...

・お気に入りのスナック菓子類やチョコレート
コンビニで売っているような、ちょっとした味が懐かしい。
・お茶漬けの素、ちょっと高級な出汁の素、麦茶パック
ロンドンでも買えますが高くて、日常使いは厳しい。軽いので、まとめて送ってもらいます。

食器・キッチン用品

和食器
ロンドンでも上記日系スーパー等でいろいろと買えますが、高いです!!
あまり種類もないので、ステキなものと出会えるかはかなり厳しいところ。

私が持ってきたのは

お茶碗
汁茶碗
どんぶり
お醤油等の小皿
箸置き
菜箸

などなど。普段お使いのものを持ち込むのが良いかと。

キッチン用具

日本料理の特別な道具なら、前述の日系スーパーにだいたい揃っていますし、それ以外では無印もあるので、こちらでもだいたい手に入ります。

Muji UK

凝ったお料理される方は、キッチン用具も、普段お使いのものは持ってきてしまった方が、安心かもしれませんね。

キッチン家電

キッチン家電も、イギリスでの現在調達でほぼほぼ大丈夫。

もし、気になる方はイギリスのなんでも屋さん「Argos」をチェックいただければ、イギリスの家電ってどんなものがあるか、だいたい把握できるかと思います。

Argos

キッチン家電を持ち込む際は、電圧にご注意を。変圧器もセットで持ち込む必要があるかもしれません。

持ってくればよかったかなぁと思うキッチン家電は...

・炊飯器
イギリスにもありますが、IHのものは見かけず、日本のほどクオリティ高くないのです。
・ホットプレート
1台でたこやき、鍋、焼肉etcプレート部分変えるだけ!のようなものはイギリスでは見かけません。
・トースター
これはほんと好みの問題ですが、イギリスは縦型が主流。日本で使っていた扉が横に開くもの、持ってくればよかったなと時々思います。笑

その他キッチン系

私が持ち込んで重宝しているのは...

・タッパー
電子レンジ/冷凍OKのもの。イギリスにもありますが、ご飯1食分にぴったりなサイズ感等、日本人の食生活では日本の物のほうが使いやすく感じます。
・お弁当箱、水筒系
日本のものの方が使いやすく、イギリスでも日本のブランドが人気。日本で買うほうが安くて種類もあるので、ぜひ持っていきましょう!

便利グッズ

イギリスで恋しくなるもの...便利グッズだったりします。
渡英用の荷物をまとめる際、100円ショップはぜひ見に行ってください。少しでも使いそう!と思うものは買って持ってきてしまいましょう。

例えば

お洗濯物を手洗いするときの洗濯桶的なのもの
小物洗濯時のクリップ式のハンガー
洗濯ネット
キッチンで細かいものを洗うスポンジ
印鑑・スタンプ用のマット
資料用のクリップ(これ意外とイギリスみかけない)
資料用のフォルダー(これも意外と良いのがない)
クローゼット等に服を収納する際のグッズ

などなど、普段使っているものの予備、一応持ってくると安心ですよ。
文房具はもちろんイギリスでも売っていますが、こだわりが強い方(私のように黒ペンは絶対にジェットストリームが良い!とか笑)は、一式持ってきましょう。

特にファイル類、収納グッズ類はイギリスではあまり見かけません。(前述のとおり、無印のものなら手に入りますが、日本よりお高く感じます。)

日本の生活でちょっとした便利グッズが、こちらだと全く手に入らなかったり、あっても高額。

無くても生活はできるだけに、日本なら100円ショップで買えるのになぁ...と悔しく思うことしばしば、です。

薬局・ドラッグストア

医薬品は基本的には輸入や国際郵便の禁止物に当てはまります。
普段使っているものは、最初の数ヶ月分くらいは持ち込むと安心です。。

私が持ってきてよかったのは

・目薬
日本でよくあるクール系のスーッとする使い心地の商品、イギリスにはありません!
・湿布
たまにイギリスでも見かけますが、あまり主流じゃない様子。
・生理用品
厚手派、ロング派、敏感肌用のご利用の方、合うもの探すの苦労されるかもしれません。
イギリスでの主流は薄手の短め、長さ表記も曖昧なので、こだわりがある方や心配な方は、荷物の緩衝材かわりに使ってたくさん持ち込むのもアリです。気にならない方は現地調達で全く問題ないと思いますが、センシティブな問題なだけに、合わないとかなりストレスです。
・アイボンのカップ(笑)
目の洗浄のアイボン、イギリスで類似品がありますが、カップが日本人顔にはフィットしません。笑 液がダラダラと顔中に溢れ、使い物になりませんでした。笑
愛用中の方、カップ持ってきましょう。笑 また、他にもフィット感が大事な愛用品があればぜひ、持ち込みを!

スキンケア

個人的に難しかったのがスキンケア類!
外資ブランド愛用中の方は、恐らくイギリスでも同じものを購入できるかと思います。
日本のブランド商品やスーパーのコスメ派の方は要注意。

いろいろな商品を楽しみながら試せる方なら、パッケージもおしゃれなコスメ、イギリスにもたくさんあります!

でも、私のようなアトピー・敏感肌な方はほんと愛用品持ち込むのが一番安心です。

私の大きな気付きは、こちらの「スキンケア」の方法が違うということ。

日本で私が選んでいたこんな商品...

肌が内側から潤うような化粧水
薄付きのファンデーションやBBクリーム(そもそもアジア人の肌の色合いが少なかったりも)
日常使いの安くて潤うフェイスパック
無香料な商品(かなり強い香り付きが多い)

イギリスだと探すの至難の業なのですよ〜。

化粧水はメイクの拭き取り用が主流で、潤いのための商品はなかなかないですし、クリーム系も潤いというよりはバリアが張られるようなコテコテ系か、つけている感のないさっぱりした商品ばかり。
肌質が違うのでしょうか、私の肌はなかなか良い感じにしっとりしませんでした。笑

いろいろと迷子になった結果、私は日本で使っていた商品をイギリスでも使い続けています。

正直なところ、イギリスは素肌の美しさを強く意識させる広告も見かけず、もしかしたら、日本ほど素肌への意識が高くないのかもしれません。肌のアラをカバーするための商品はとても充実している印象です。

イギリスの気候、空気は乾燥していますし、水が硬水なこともあり、お肌は常に砂漠状態!めちゃくちゃ乾燥します。

せめて生活に慣れるまでの数ヶ月分くらいは、使い慣れたものを持ち込むのがおすすめです。

逆に持ってこなくて良いものは...

日本の軟水で使うために作られた製品
例えばシャンプーやボディーソープ
衣類用洗剤など

イギリスの水は硬水なので泡立ちません。
使い心地がいまいちなので、こういったものはイギリスで現地調達が一番です。

最後に

現在のロンドンは、そんなに悩むことなく、日本と同じような商品が手に入る環境です。
でも、どうしても日本の商品は輸入品となるのでお高くなってしまうし、なかなか見かけない商品もあるのは事実。

こちらで実際に生活するとなると、全部を日本と同じもので揃えるのは厳しく感じるかもしれません。最終的にはある程度ポイントを絞って、自分なりの譲れない物品の優先順位をつけていく必要があるかと思います。

今回ご紹介したウェブサイトや、ちょっとした考え方のポイントを参考に、じっくりと、何を優先して荷造りするか、検討してみてくださいね。

この記事で、渡英前の皆さんの不安を少しでも解決できたらうれしいです。

(また今後、あれ持ってくればよかった!というお品があった際には随時、追記していきますね。)

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