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Voicyを3ヶ月で20本配信したので、やったことをふりかえる

Voicyという音声配信のプラットフォームで番組をはじめてから、3ヶ月で、20本の配信をすることができた。

ちょうど、きりのいいタイミングなので、始めたきっかけや、何をして、どういう結果がでたのかを全部書いてみることにする。


再生数ベスト5はこれ

本日時点での再生数ベスト5はこれだ。上から順に聴かれている配信

Voicyを始めたきっかけは、さいきん僕が「パーソナル編集者」という個人のSNS運用をサポートする仕事をスタートさせたことに端を発している。

その仕事を続けてきた2年間で、多くの顧客へに助言するなかで、くり返し同じことを伝えるケースが増えてきたのだった。

書くことの気づきを貯めておきたかった

それもあって、書くことについての気づきをどこかに書き残しておく必要があるなと思っていた。おれのすばらしい考えを残しておきたい!というわけではない。ここを見ておいてね、と言える場所があると便利かもな、と感じていたのだ。

とはいえ、その当時は忙しすぎてnoteを書くのは億劫で、無理だった。(今でもギリギリだ。)でも、喋るのならいけるかもしれないな、と思い、取り組んでみたのがVoicyだった。試行錯誤はあるが、楽しみながら続けられている。


そして、このプロジェクトには、協力いただいている2名のスタッフがいる。放送作家を担ってもらっているあずまさんと、イラストレーターのユウコチカさんだ。ふたりがいなくてはここまでこれていない。ありがとうございます。

画面越しのいいねに救われてる

まず、あずまさんは僕の一人喋りがあまりにおぼつかないので、オンラインで収録時に画面を繋いで、同席することをお願いした。打合せをしたり、収録の際にリアルタイムでコメントをもらったりしている。

彼女のおかげで、ひとり喋りの心細さは、ほぼなくなった。だいたい週1・1時間の収録で2〜3本の配信を録っている。そこにZoom越しで立ち会ってもらっているのだ。

芸能人のラジオで、ブースの内外に作家やディレクターがスタンバイしているような、あの光景へのあこがれもあった。おかげで、僕の喋りは安定することになった。その場で、笑顔の相槌をうってもらえるありがたみを感じている。

喋りきったあと、ノータイムで「よかったよおおおおお!」をもらえるありがたさ。顔がぼこぼこになってるボクサーに、セコンドが水とタオルをくれるような温かみというか。


そして、ユウコチカさんはもともと、僕が信頼しているイラストレーターのひとりで、Voicyの番組においては、配信の印象的なシーンをイラストにして描いていただいている。

もともと、ユウコチカさんも芸人ラジオの熱烈なファンで、放送内容を元にしたファンアート的なイラストをSNSにアップしているのをみて、あの、好きがほとばしるような感じがいいなあと思っていた。

ジャケ買いしてもらえるように

おこがましくもあるが、彼女に自分のVoicy配信を聴いてもらい、ぐっとくるところがあればそこをイラスト化してもらえないだろうか、ということでオファーしたのだった。

毎回、おお、と思う箇所を切り抜いてくれていてうれしい。そうだ、ある主、YouTubeにおける切り抜き動画のような感じでもある。しかもオフィシャルの。

CDのジャケット買いをするような感じで、まだ聴いたことのない回を再生してもらうきっかけになったらいいと思っている。

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「ゆっくりとした反応」がおもしろい

やってみての一番の気付きは「ゆっくりとした反応をもらえること」だった。音声配信というものの性質なのか、Voicyというプラットフォームのテンポ感によるものなのかはわからないが、そうなのだ。

昨日はあなたの番組を、17人の人が、15時間再生しました。

みたいに、通知が来るのだ。数字はてきとうです。

他のSNSがほぼ即時でいいねやシェアについて伝えてきてくれるのとは違って、翌日とかに伝えてくれるおもしろさ。あなたの菜園ではきのうナスがこれくらい実ったよ、みたいな感じだ。

総再生時間で伝えてもらえるのもすごい。俺のあの慌ててしゃべった声が、この世に数十時間もバラまかれているのか、と思うと、なぞの気持ちになる。うまく想像できないけど、よかったね、と思う。

ストック型コンテンツならではの聴かれ方

他にも面白いと感じられたこととして、何か1つヒットした配信があれば、過去回もひっぱられて再生数が引き上げられているようだった。貯めておけてアクセスもしやすい「ストック型コンテンツ」ならではの動きだなあと感じる。

この感じは、noteを長く書いてる人なら分かってもらえたりするだろうか。noteもストック型ですもんね。

何を話せばいいかに集中できるように

そんなことで、なんとか、書くためのコツを、ぽつぽつ、ぽつぽつと言葉にすることができている。

協力してもらえている二人や、リスナーのおかげで、「何を話せばいいか」に集中できるようになってきた。創作に集中するために、環境を、仕組みを考えていくのが大切なことなのだと身を持って感じている。

そして「Voicy聴いたよ」って言ってもらえるの、めちゃくちゃうれしいです。なので、何度でも知らせて下さい。ためらうことなどありません。シェアも本当にうれしいので。

SNSをやり始めた時の、何か出すだけでちょっと楽しい、みたいな、根っこにある喜びをもう一度体験させてもらってるような感じがある。これからも、自然に続けていけたら。

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