たんば。

俳優、制作、演劇ワークショップファシリテーター。児童青少年演劇を創作上演する劇団に所属…

たんば。

俳優、制作、演劇ワークショップファシリテーター。児童青少年演劇を創作上演する劇団に所属。7歳男児、0歳女児の母、ペットはデグー。 夫も劇団員なので収入は演劇活動のみ。 風変わりな劇団生活、子育てなど、日常のあれこれをつらつらと書いていきます。 現在、育休中で子育てのこと多め。

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とりあえず、コトハジメ

はじめまして、たんば。と申します。 日本の真ん中ら辺にある、児童青少年演劇の専門劇団に所属し、俳優や制作、ワークショップファシリテーターとして活動中です。 「演劇」とひと口に言っても幅広いですよね。 ミュージカル、商業演劇、大衆演劇、小劇場…など様々。 私の所属する劇団の主な公演先は、小学校や中学・高校などの教育現場。 「ああ、小学生の頃、なんか体育館で劇を観たことあるなぁ」と思ったあなた。…それです! うちの劇団は全国津々浦々、お呼び頂いた学校の体育館に仮設舞台を設置

    • 道端でコケて大きなタンコブつくったら、分団登校できるようになった息子の話。

      妹の誕生がきっかけで、 1年生の2学期から母子登校が増えた息子。 今回はその続きの話。 (ちなみに前回の記事はコチラ↓) ある日、 "あること"がきっかけで突然、分団登校できるようになった息子。 そのきっかけは、 登校途中の坂でつまづいて、思いっきり頭から転んだこと。 なぜ、手を使わず頭から? と、話を聞いた時に思ったのだが、 どうやら前日に捻った手首を庇おうとして、咄嗟に手をつく事をやめたらしい。 結果、もっと痛いことになるという。。 (運動神経はいいが判断力

      • 妹が生まれて、分団登校出来なくなった息子。

        2023年7月に娘が生まれ、息子は「お兄ちゃん」になった。 妹が生まれことは、息子にとって喜びでもあり、試練でもあったようだ。 どうしたって手がかかる、生まれたばかりの妹。 息子は、1人の時よりも我慢することが多くなったと思う。 そんな我慢が表に出てきたのか、 2学期が始まると、私と離れがたくなって分団登校が出来なくなった。 「母ちゃんと離れたくない」 今までべったりだった母ちゃんを取られた感じがしたのかな。 そりゃ寂しいよなぁ。 そして、母子登校が始まった。

        • 「脳は否定形を理解できない」を実感した分娩台。

          娘が4ヶ月になろうとしています。 あの痛ったい出産から4ヶ月。 超安産だったけど、痛いものは痛かったですね。 そして、 痛い以外にも、とある事を実感した出産でした。 それは、「脳は否定形を理解出来ない」ということ。 …え?どういうこと? 例えば、 うちの息子がスーパーで走り回っていて、私が 「こぉら!走るな!(否定形)」 と一喝する。 この瞬間、息子の脳の中で何が起きているかというと、 ①「走る」ことをイメージする。 ②その後に「走る」ことはNGだと理解する。

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        記事

          娘、産まれる。

          久しぶりすぎるnote更新。 そんな久しぶりの間に、 娘が産まれました。 7年ぶりの出産。 まぢで、体力の衰えを実感した出産&産後であります。 息子の時は、出産後すぐに夫にLINEする余裕がありましたが、 今回は娘との記念写真も助産師からの色々な説明もすっ飛ばして欲しいくらい、早く休みたかった。 おかげ様で、 分娩時間は2時間40分ほどの超安産。 しかし、13時間かかった初産の時よりも、クッタクタ。 30前半と30後半の出産がこうも違うとは。。 なんでも経験ですな。

          娘、産まれる。

          『夢みる小学校』を観たよっていう話。

          映画鑑賞なんて、何年ぶりでしょう? 息子が産まれてから、映画館で観た記憶がないなぁ。 とすると、5年以上ぶりの映画館で映画鑑賞。 観たのはこちら↓ スクリーンに映るのは、 生き生きと、学校生活を送るこどもたちの姿。 自分の椅子や机は手作りでカスタマイズ。 校舎のウッドデッキも1年生から6年生総出の大工仕事で手作り。 すごい集中力で 自分たちの知りたいこと、やりたいこと、に向かう学びの姿。 おとなとこどもの笑い声に溢れ、 愛情と温かみのある職員室。 これが芝居じゃ

          『夢みる小学校』を観たよっていう話。

          【子育て】息子、マジックにハマる。

          最近、息子は、"マジック"にハマっている。 手品のマジック。 書く方ではない。 保育園の先生がマジックを 披露してくれるらしく、その面白さにガッツリ魅了された息子。 先日、昼食のソーメンを2本、口にくわえた息子。 「今からマジックするからね」 と、急に始まったマジックタイム。 「このソーメンが無くなります。 見ててよー。」 と、謎のドヤ顔。 どうやら、今ダラっと息子の口から出ているソーメンがなくなる、というマジックらしい。 「それはただソーメンを吸うだけなの

          【子育て】息子、マジックにハマる。

          37歳子持ち劇団員、2回目の大学生になる。

          息子の保育園がついに、休園となりました💦 増え続けるコロナ感染。 公演もキャンセルが相次ぎ、またかぁーという落胆の毎日。。 ほんと、気兼ねなくどこにでも行ける日が待ち遠しい! 暗い気分になりがちですが、今出来ることをやる。する。に尽きます。 と、気分をかえて、話題をかえて。 さて、 私、37歳にして、2回目の大学生になります!(どどーん) はい。 結論から申しますと、 放送大学の選科履修生として、 心理学を学びまーす。 昔から心理学に興味があったことと、 自分が演じる

          37歳子持ち劇団員、2回目の大学生になる。

          演劇で、コミュニケーション教育。

          新年あけてから、もう半月経ってしまいました。 遅ればせながらのご挨拶。 今年も宜しくお願い致します。 さて、昨年の11月12月は、 演劇ワークショップで多くの小学校へ 通いました。 今回のワークショップは、子どもたちが演劇を上演することが目的ではなく、 演劇を用いて、子どもたち自身がすでに持っている力を引き出し、コミュニケーションの原点となる、 「誰かと何かを一緒にやってみる」 その楽しさを味わうことが目的の ワークショップです。 コミュニケーションの基本は、 「

          演劇で、コミュニケーション教育。

          【子育て】4歳男児の見る世界はオモロー。

          すっかり、寒くなりました。 先日のお休みは、息子と公園へ。 が、寒くて2人で日向ぼっこしていたら、息子は急激に眠くなった故の不機嫌くんに。 「水族館に行きたいの!水族かーん!」 と、暴君に。 目を開けながら夢を見てるのか、君は? とりあえず、なだめすかし、家へ。 ただただ、公園を往復したのでした。 ま、日向ぼっこでゆるゆる出来たから、 よしとしよう。 今回は、 そんな自由人な息子がある日、自販機でコーンポタージュを買った時の話。 息子が買ったコーンスープはこれ↓

          【子育て】4歳男児の見る世界はオモロー。

          ねじねじの木。見たら登りたくなる木。もちろん、私も登りました。 登れる木を見るとワクワクするぜ!

          ねじねじの木。見たら登りたくなる木。もちろん、私も登りました。 登れる木を見るとワクワクするぜ!

          【子育て】息子を生後3ヶ月から保育園に預けて良かったこと。

          我が息子、今年で5歳。 彼は生後3ヶ月半から保育園に通っている。保育園児の中では、古株である。 私の舞台復帰は産後8ヶ月。 よって、もれなく息子は生まれて早々に保育園に預けられたのである。 預ける際にはそりゃあ、 少しは悩んだ。 そして、「こんなに小さいうちから保育園入れちゃうのー」という母の言葉に多少のショックをうける。 がしかし、私が働かないと、息子にご飯もお菓子も買ってやれない!ってことで、 4月入園を固く決意。 で、今の私は、 『保育園、預けて良かった〜!

          【子育て】息子を生後3ヶ月から保育園に預けて良かったこと。

          体育館公演ならでは、の話。

          本日、秋晴れ。 めちゃくちゃ、気持ち良し。 こんにちは。 たんば。です。 我々が小学校で公演する時、 体育館が舞台となります。 いつもの体育館を劇場に変身させる訳です。 今日は、 体育館公演ならではのお話。 1.「楽屋」は舞台裏に作る。 劇場だと、楽屋はホールとは別室にあります。 体育館は、そんな部屋はありません。 ので、長机と椅子をお借りして、舞台裏に作る、というか、並べるだけです。 たまに、校舎内の別室を借りますが、体育館から遠いと、ほぼ使わず。 もちろん、

          体育館公演ならでは、の話。

          学芸会は誰のため?

          私たちの劇団は、 小学校で上演する以外にも、学芸会の劇指導などで小学校にお邪魔する場合があります。 劇指導は2パターンにわかれます。 ①子どもたちに学芸会指導をする先生に向けた演出指導。(いわゆる、現職教育ですね) ②学芸会の練習を重ねた子どもたちへの演技指導や演出指導。 コロナ禍になる前は、9月下旬〜11月中旬までほぼ毎日、学芸会指導が入っていました。 ここ2年程は、コロナの影響で学芸会自体を取りやめる学校が、多くなりましたね。 それでも少数ではありますが、感染防

          学芸会は誰のため?

          なぜ、児童演劇?

          こんにちは。 たんば。です。 今現在、演劇を生業としている私ですが、なぜ、世間的にマイナーな『演劇』、さらにはその中でも"知られざる秘境"のような、児童青少年演劇に惹かれたのか、歴史を振り返ってみようと思います。 1.小学校時代 私が初めて演劇に触れたのは、まさに小学校の観劇会。観劇会の前日は、それはそれは楽しみでした。 そして、観劇会当日。 いつもの体育館なはずなのに、1歩入ると全然違う世界、空間が広がっている! お芝居の内容はうっすらな記憶しかありませんが(オイ!)

          なぜ、児童演劇?

          演劇の持つ教育的価値とは。。

          タイトルが難しいなぁと思いながら、 ほかに思いつかなかった。 たんば。です。 今回は あくまで私目線ですが、 子どもの時から演劇に触れる環境があると、いいことあるよ〜っていう話。 「演劇を観る」ことは、一見受動的に見えます。 私たちが体育館で芝居するときも、子どもたちは大体60分ぐらいの演目を、床や椅子に座って観ます。 側から見ると、 たしかに、"座って観てるだけ"。 しかし、子どもたちの頭と心の中は、とーってもグルグル、働き続けています。 脳みそ、大忙し!状態。

          演劇の持つ教育的価値とは。。