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母と妹と私の初めての旅

旅の思い出は沢山あるけど母娘旅行は、行って良かった旅の一つです。
父が亡くなった後の母は、いつもぼんやりして、物忘れは激しくなり、気になって良く実家に行ってましたが、その度に鍋が黒く焦げてたりお買い物行って財布忘れてきたり
もう1人暮らしは無理だと感じ始めた頃でした。
その後 私の家で同居する事にしました。そんな母を元気つけようと 妹と相談して旅行はどうだろう?早速近場の旅で山口の萩に行く事になりました。みすゞ潮騒号(今の運行状況は分かりませんが)に乗車してみました。
向かい会ってテーブルを挟みお茶飲んで寛ぎながら、のんびり行く列車の旅です。車両の入り口には売店も有りました。
ビュースポットでは止まったり ゆつくり進みます。日本海側の海は太平洋の海とは全然違う趣きです。日本海って感じです。
中では金子みすゞさんの紙芝居など、有りました母はかなりの高齢でしたけど
母にとつては楽しい旅だったと思います。
ホテルでお食事を頂くとき日本酒を「美味しいといって最高に幸せ」って言ってくれた言葉は忘れられません。風情ある萩の城下町や松下村塾 萩焼きのお店にも寄り あの優しい色合いの湯呑みを買いました。

萩焼き湯呑み

幸い足腰が丈夫でゆっくりでも普通に歩けたしスローテンポでも度は十分楽しめました。裕福では無かったけど大切に育ててもらった事を改めて感謝する旅でした。母にとっても 送り出した娘(2人のおばさん)達との旅行も悪くは無かった😆はずです。その後旅の楽しさに、目覚めて四国愛媛の旅にも行きました。同じ3人組で やっぱり母が動ける間の旅を決断して実行できたのは本当に良かったです 不思議に雪も無くお天気にも恵まれた1月の終わりの山陰の旅でした。小さくて細い母の背中が懐かしいです。

ヘッダーの写真はフォトギャラリーから
クリエーターすえぽん🍩旅と援農とドーナツさんの写真をお借りいたしました。有難うございました。

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