しばし記憶を飛ばし、旦那さんと結婚する未来の「み」さえ無かった頃は仕事と被ることが多く、前倒しでお互いの誕生日をお祝いしあったなと。振り返れば。

土日祝日はよほどの事がなければ、出勤なサービス業に就いている者同士。同じ職場となれば尚更、公休合わせなんて以ての外。プレゼント渡すタイミングは、大体仕事終わりのあと数時間で日付変わる頃。

満員電車に乗らなくて良い時間帯から出勤して、周りの建物の本当の色を知らず僅かな街灯を頼りに帰宅した毎日。

外がどんなに眩しく良い天気であっても、広い建物に閉じ込められ仕事していた身としては夜こそが開いた時間。

真っ暗闇で遊ぶ夜の住民だった

旦那さんがまだ彼氏だった頃、服や財布にキーケースなど、定番な物をプレゼントしたな。

私の誕生日には3年連続で、高野フルーツパーラーのスペシャルないちごのショートケーキを食べに、連れてってくれたな。

かなり甘党男子と知ってからは、結婚記念日のお祝にいちごフェアが後に、定番化する未来はまだ知らない頃の記憶が、綴ることによって蘇る。良い思い出の一つは一つは、こうしてできていくのかなんて思う。

あれから籍を入れ4年目に突入

情報解禁されたら即予約しないと、特に2月3月は予約困難なホテルのいちごフェアに行くことがようやくでき、今や任務終了な気分な日々。

どこを見渡しても当たり前だけど、いちごのスイーツ！口の中が砂糖だらけになったのは、初めてだった。レインボーケーキやいちごのファウンテンや、ベリーのムースに焼菓子など。さっぱりした物などほとんど無い、スイーツの世界を堪能した。

食べ疲れるほど食べたww

電車の中でお夕飯はどうするかと話になったとき、私達は「カップラーメン」と
一致したのだ。普段もう何年も避けてきたインスタント食品を、口にし落ち着きを取り戻した日でもあった。

そして一度、体験できたから結果オーライになった！

#エッセイ #3月 #誕生日 #回想