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今日は、NVCについて
ちょっぴり詳しくなれる記事


「不穏な電車内」


普段の暮らしでは、家庭や職場だけでなく小さなストレスって色々起こります。

例えば電車内で。
小さな赤ちゃんが泣き出し舌打ちをするおじさん。


それを受けて泣きそうな顔をしているお母さん。


なんかフォローしてあげたいけど、どうしよう。

おじさんの怒りに触れぬよう、なんだか電車内の空気が凍りつく。

あのおじさんめ…舌打ちすることないじゃないか!
あなたも赤ん坊の頃はあったでしょ!

私の心はモヤモヤ。

何もできない自分自身にもモヤモヤ。


そんな小さなストレスって日々、山ほどあるわけです。


そんな時、NVCの視点を持つとどうなるか。

他人の出来事を解決したり失くすことはなかなか難しいけど、まず自分の感情を拾ってみます。

先ほどの話でいえば

「居心地が悪いな」
「気持ちが重いな」
「歯がゆい」
「悔しい!」
「がっかり」

次に、自分が大事にしたいニーズ。

「配慮を贈ること」
「電車内の優しさ」
「空間という居心地の良さ」
「繋がり」

ここまでで、
「そうか、私は今居心地の悪さを感じていて、もっと優しさに溢れた空間にしたいのか。」
と気づくわけです。


そしておじさんに対して、「もしかしたら…」を考えてみます。

「奥さんと喧嘩して、苛立ってたのかも」
「寝不足で辛かったのかも」
「仕事のプレッシャーに潰されそうなのかも」

もしかしたらそういう、おじさんなりの状況もあるかもしれない。

でも仮にそうだとしても…
「舌打ちする」以外の方法でおじさんが気持ちを消化できたらよかったな。
あー、残念だな…。


そんなふうに考えを巡らせていると「モヤモヤ」だったり「何もできない自分」とジャッジしていたのが少し和らいで、

「この電車に乗ってる人たちが、心穏やかにいれる世の中だったらいいのにな」

なんて思えたり。

「心の中は見えないけれど、一人一人が自分の感情に自分で責任を持てたらいいなあ」と考えたりもするわけです。


そんなふうに日々のストレスもNVCの視点から考えていくと誰が悪いとか、何が悪いとか、それだけではないことが見えてきます。


あなたも外でモヤモヤしたら

①自分の内面に起こってることを気にかける
②相手の内面を想像する

を試してみてくださいね。

ーまとめー

いろんなところにある小さなモヤモヤ、ストレス。

自分のモヤモヤをもう少し言葉にして、自分はどうしたかったかを考えてみましょう。

そして、相手の中で起こってることを無責任にとりあえず推測してみるのもおすすめ。

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