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安定性(STABILITY)が必要な部位

動作の中で安定性に関与している関節であるSTABILITY関節の中で特に重要となる関節をご紹介します。

上半身の動きの起点となる肩の安定性に関与している関節は

肩甲胸郭関節です。

肩の動きを行う際に、この肩甲胸郭関節が安定していることで肩の動き(肩甲上腕関節)をスムーズに動かすことができます。

よく起こる問題で、腕を持ち上げるときに肩も一緒に持ち上がって肩の力が必要以上に入って肩の動きを行っているケースがありますが、この場合は肩甲胸郭関節の安定性が確保できていないことで、肩が挙上してしまっています。

したがって、肩甲胸郭関節の安定性を確保すると肩の挙上を改善することができます。

体幹に関しては、身体の軸となる部分で安定性が必要なことは想像がつくと思いますが

体幹の安定性は反射的に起こるもので、腹筋を固めて身体を安定させようとすることがよくあると思いますが、身体を固める必要はありません。

正しい姿勢で動けば、反射的に体幹の筋が身体を安定させようと働きます。

下半身の安定性で重要となるのは、股関節と足底です。

股関節はJOINT by JOINT APPROACHの考え方では、可動性の関節に分類されていますが、

片足での動作では、足を動かす際に片足を安定させた状態で、反対の足での動きを起こるために軸足となる股関節は安定している必要があります。

そのため、安定性の確保も動作の中で重要となります。

また、足底に関しては基本的な動作はすべて立位での動作になるため、地面と接している足底の安定性が重要となります。

また、足底には固有受容器(今の身体の状態を脳に入力する)のセンサーが密集しており、足底が安定していないと脳が今の身体の状態を正確に把握することができず、動きのエラーに繋がりやすくなります。

バランス感覚などにも足底は特に大事な部分となるため、安定性の確保が必須となります。

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