【Modern Love 〜今日もNYの街角で】を観ました。とっても心に響く、愛が溢れる実話です。
こんにちは、ひなたです。
ずいぶん間が空いてしまいました…。皆さん、お元気ですか?私はボチボチ元気です。
コロナの緊急事態宣言の最中、日常に少しでも楽しみを見出して、それをシェアしたくて始めたnote。
我が家の緊急事態は、約2ヶ月にかけてで、その後少しずつ夫の通勤が始まり、それに伴い、娘の登園も始まり。
現在はというと、週2回、夫は自宅勤務をしています。娘もようやく園での生活を思い出してきた感じがします。
ここ最近は、以前よりコロナの勢いが増していて、そして、人々の中にコロナ疲れが濃く見え始めているような気がしています。
それは私も例外ではなく…。コロナに振り回されて、私も日々の生活に手一杯で、このnoteも、止まってしまっていました。
いつのまにか、キャンドルナイトも最近あまりできてないなぁ。今夜は、やろうと思います。
夫や娘が外に出始めて、緊張の糸が切れたようになってた時期が過ぎ、最近また少しずつ生活の楽しみを見つけて、シェアしたいという気持ちになってきました。
今日は、素敵な海外ドラマをご紹介します。
こちらの作品、NY TIMES誌の有名コラム、『Modern Love』を基に作られており、つまり実話の話をドラマ化しているんですが、テーマは様々な形の愛です。
1話30分程度のお話なので、日常のお茶の時間などに、少しずつ観ようと一気観するのを、じりじり我慢しています。
この作品は、私の大好きなジョン・カーニー監督が、総監督としてメガホンを撮っておりまして、ものすごく期待していました。
彼は、音楽を志していた方でもあるので、音楽をテーマにした映画を作るのがとても得意な人。
音楽…というより、表現をしたい人というのは、いつだって、うちから迸る何かがあるものです。
それをなんらかの形にしたい。誰かとシェアして、同じ感動を分かち合い、繋がりたいと願っている。
だからこそ、青春と結びつきやすく、愛とともに描かれたりするのです。
ジョン・カーニー監督は、そういうちょっと繊細な人たちの心の動きを、とても分かっていて、そして、音楽の作り手への愛にも溢れている人です。
私が特に好きなのは、『はじまりのうた』です。特に有名なのは、『シング・ストリート』ですね。有名な作品なので、観た方も多いかもしれませんね。
監督の新しい作品を楽しみにしていたのですが、なかなか多作な方ではないので…。そうしたら、ドラマを作ってくれたんです!Amazon Prime ビデオのドラマです。
まず、最初の1話。NYの素敵なアパートの紳士なドアマンと、NYに出てきて1年の若い女性の話です。
ドアマンは、彼女が付き合う男性を、いつも「不合格!」と批評します。ほんの少し見ただけで、ほんの少し話しただけで。
なぜ?なぜそんなお節介なことばかり言うの?と女性は、苦手に思います。
そんなある日、突然のトラブルに、女性はパニックになってしまいます。
誰かに話して、心の不安を吐露したい、どうしたら?誰に話せるの?とスマホのアドレス帳を見ても、最終的に彼女が話をしたのは、1Fにいつもいて、機知に富んだ話をしてくれる、あのドアマンでした。
ドアマンは、お茶を出して、真摯に話を聞き、泣き崩れる彼女が泣き止むまで、そっと抱きしめて、優しく背を撫でるのです。大丈夫、大丈夫と声をかけながら。
全く一緒ではないですが、似たような不安に陥ったことが、若い頃、私にもありました。私の場合は、「ヒット」ではなかったので、問題はありませんでしたが…。
でも、一歩間違えば、女性と同じパニックに見舞われていたと思います。
あの時の私は、こんなふうに背を撫でて話を聞いてくれるような、親身な友人はいませんでした。一人で、不安と戦って、乗り越えました。
こんな素敵な友人がいるって、本当に素敵なことですよね。
この紳士なドアマンが、なぜ彼女のボーイフレンドたちに、不合格!と言っていたのかも、最後にわかります。
それは、ドアマンが、どれだけ友人として、彼女を大事に見守ってきたかの証左でもある言葉でした。
こんな友人のいる人生は、素敵だなぁ。そして、そんな友情を育めるNYという街の、温かさを知るのです。
そして、できるなら、友人が、昔の私やこの女性のように、パニックになるようなことがあった時、そっと背を撫でてあげられるような人間になりたいって思うんです。
物語の詳細は、ぜひ自分の目で確かめてみてくださいね。
思わず涙腺が緩む、素敵な愛の話です。
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