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ゆぴの10分日記

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帰り道の10分間で書く独り言のような日記。よわっちくても生きてるだけでえらいえらい!
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2020年5月の記事一覧

読めなかった物語のつづき

昨日、とある漫画を電子書籍で買った。 大好きだった漫画。でもなぜか、最終巻まで読んでいない漫画だ。 小さいころのわたしにとって、漫画は高級品だったので、はじめて漫画の単行本を買ったのも中学1年生のとき、とまぁまぁ遅かった。 それまで漫画雑誌で1話ずつしか読めなかったお話が、1冊400円ほどの小さな冊子のなかにまとまっているのは何だか不思議な感覚で、同じ話を何度も何度も読み返していたのを覚えている。 中学1年生が終わるころ、父親の転勤で渡米が決まったのでわたしは思い切っ

1年に1度の"友だち"。

毎年、海外旅行に一緒に行く友だちがいる。 かれこれ4年ほどになるだろうか。毎年冬ごろになると計画を立て始め、夏に3泊4日ほどの旅行に行っている。 直接会って、2人でスマホを弄りながらチケットを全部取って、観光ルートも決めて、次に会うときは空港だ。 大学受験時、通っていた塾が同じだったその子とは、互いに目指していた学部が同じだったのがきっかけで仲良くなった。 塾の期間はせいぜい2ヶ月程度で、その後はお互い別々の大学に入った。連絡を取るのもせいぜい誕生日のときぐらいだ。

“堕落しない”って死ぬほど難しいぞ

私は堕落しないように必死になってるぞ。 仕事も少なくなって、お外にも出られなくて、「あ〜今日は1日ダラダラしちゃおっかな〜」というのがまかり通ってしまう今。 正直めちゃくちゃ怖い。 こんな生活をしていて思い出すのは大学生のころだ。 あのころの私は、モラトリアム中のモラトリアムな日々を過ごしていた。 きちんと起きなくても親に叩き起こされない朝にはじまり、いつまでも好きなことに明け暮れられる長い夜を迎える。 出ても出なくても良い1限は当たり前の

それでもわたしは「承認」されたい

最近『CLANNAD』というアニメを観ている。 以前観たときは学生だったのだが、社会に出てから改めて観てみると、また違った発見があって面白い。 この前、主人公が高校を卒業し、生まれて初めて働きに出て、数多の失敗を繰り返したのちに上司に働きぶりを褒められるシーンがあった。 思わず顔がほころぶ主人公を観ながら、「ウンウンわかる、仕事で承認されるって超嬉しいよね〜!!!ワカルゥ〜!!」と300回頷いた。 でも、そんな気持ちとは裏腹に、他者を介してでしか自分の承認欲求を満たせ