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ゆぴの10分日記

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帰り道の10分間で書く独り言のような日記。よわっちくても生きてるだけでえらいえらい!
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2021年4月の記事一覧

村田沙耶香は理想郷を描いているのかもしれない

村田沙耶香さんという作家さんにハマっている。 芥川賞を受賞した『コンビニ人間』を旅先で読んで衝撃を受け、『ギンイロノウタ』で沼落ちした。 ひとりの作家さんにここまでのめり込むのは珍しい。江國香織さん以来かもしれない。 もともと恋愛小説が好きで、これまでいろんな恋愛に触れてきた。男性の恋人がいる夫と暮らす妻の話とか(きらきらひかる)。先生との許されざる恋とか(ナラタージュ)。 形はどうであれ、これまでわたしが読んできた作品は主人公ともうひとりキーパーソンがいて、大体ふた

コロナ疲れ=「リセット疲れ」なんじゃないかと思う

コロナになってから、「コロナ疲れ」とは一体何なんだろうと何回も考えている。 いつもと違う生活を強いられること。口を塞がれるようにマスクを当てることが義務付けられ物理的に息がしづらいこと。好きな人や友だちと会えないこと。大きな声を出して騒げないこと。日光を浴びずに部屋でパソコンを叩かなくてはいけないこと。 このどれもが「コロナ疲れ」なんだろうけど、私は、「コロナ疲れ」とは「リセット疲れ」なんじゃないかと今日思い至った。 今日は久しぶりに友だちが開催しているポップアップショ

やりたいことの数だけ名前が必要だよね

知人にTwitterのフォロワーを5万人抱えている人がいる。 とはいえ、それが彼の本職ではない。本職は、また別名でライターをやっているのだという。 「それ、本名でやっているの?」と聞けば、「そんなわけないじゃん」と返された。「やりたいことの数だけ名前が必要だよね」と。 これはSNSを見ていて感じるのだが、その人の「イメージ」というのは、自分で作っていくというよりも、まわりに勝手に作られていくものが多い。 だからこそ、芸能人が違った一面を見せようものなら、「なんかイメー

好きな人に「好き」って言える環境があるなら1000回言っとけ

わたしには大好きな大好きな大好きな(無限)田村ゆかりさんという推しがいるのだけど、今度久しぶりにライブに行くことが決まった。 2020年に中止になったツアーの振替である。彼女は毎年のようにアルバムをツアーをやってくれるので、本当に去年は桜の咲かない春、サンタのいない冬みたいな1年だった。 「会いたいくせに会えないってこんな気持ちなのか」と遠距離恋愛みたいな気持ちを味わった。 ゆかりんの歌に「会いたいときはどうする? 翼があればいいのに」というのがあるけれど、翼を持ってし

ネガティブをちからに変えて前に進んでいく

先日取材した中田花奈さんのインタビューが本日公開されまして。 「どうしてそんなに頑張れるんですか?」のアンサーが「ネガティブだからです」だったのがすごく印象的だったのね。 というのもわたしがすごいネガティブ人間で、パートナーから「ゆぴちゃんのネガティブが伝染しないように気をつけてる」と言われるぐらいの…ひどいアレなんですね。 「はぁもうまじ無理」 「生きる希望がない」 「寝てるのがいちばん楽しい」 とか言っているような人なので、そりゃ伝染したくないよなと思いつつ、自分

マルチタスクがこなせないなら、1日ひとりとデートせよ

最近いろんな仕事を受けすぎて「これの納期はいつ?」「あれの納期は?」とぐちゃぐちゃすることが多くて、なぜマルチタスクできないのを知っていてマルチに仕事を受けるんや?という話なんだけれども、そこのところは置いておいて。 特に取材が重なるとめちゃくちゃテンパる。話を聞いて、アウトプットもままならないうちに上からどんどん重なっていくイメージだ。 たとえばAとBとCの仕事があったとしたら、今までは無理やり同時並行で進めようとがんばっていた。 午前中はAにあてて、午後はBにあてて

集中力長続きマンは早死するよ

あーもう無理。腰が爆発しちゃう。弾けとんじゃう。 思うんだけど、「異様に集中力が続く人」って早死するんじゃないか。 1日部屋にこもってカタカタやっていたら、飛行機にも乗っていないのにエコノミー症候群みたいになりそうだ。 とにかく腰が痛いし、脚に血がどんどん集まっていくのがわかる。成長痛みたい。 そして極めつけは、何も食べない。 なんというか空腹より「立ち上がって作業を中断する面倒くささ」のほうが勝ってしまって、動かないことを選んでしまう。 そして何も食べないからこ